介護の採用単価はいくら?人材紹介・求人広告・採用LPを、正直に比べてみました

介護の採用単価はいくら?人材紹介・求人広告・採用LPを、正直に比べてみました 介護



「介護の職員を1人採用するのに、うちはいくらかかっているんだろう?」

意外と、はっきり答えられない施設が多いところです。でも、採用の方法によって、1人あたりの費用は数万円から100万円以上まで、驚くほど変わります。

この記事では、介護の主な採用方法(人材紹介・求人広告・採用LP)を、かかるお金の面から正直に比べてみます。自分の施設に合ったやり方を選ぶ、参考にしてください。

そもそも「採用単価」とは

採用単価とは、1人を採用するのにかかった費用のことです。かけた採用費の合計を、採用できた人数で割って出します。

介護業界の平均は、1人あたりおよそ10万円という調査があります(10万円未満が6割を超えるとも。出典:介護ワーカーなどの解説)。ただし、正社員だと30〜50万円、方法によっては100万円を超えることもあり、**幅がとても大きい**のが特徴です。では、方法ごとに見ていきましょう。

方法① 人材紹介(いちばん高い)

人材紹介会社に紹介してもらう方法です。採用が決まると、紹介手数料を払います。相場は、その人の想定年収の30〜40%ほど。介護・看護は人手不足が深刻なため、35〜38%と高めに設定されることが多いです(出典:みんなの採用部などの解説)。

金額にすると、1人あたり およそ60〜120万円。全国老人福祉施設協議会の調査では、常勤の介護福祉士(有資格)の紹介手数料は平均で約89万円、最高で220万円という結果も出ています(出典:全国老人福祉施設協議会「令和5年度 人材紹介手数料実態調査」)。

すぐに人を紹介してもらえるのが利点ですが、採用のたびに、まとまった費用がかかり続けるのが大きな負担です。

方法② 求人広告(掲載型・応募課金型)

求人サイトに掲載する方法です。料金の形はいくつかあります。

掲載型(載せるのにお金がかかる)だと、1人あたりの採用単価はおよそ10〜100万円と幅があります(媒体や期間、応募の集まり方で変わります)。応募課金型(応募が来るごとに課金)は、1応募あたり1〜2万円ほどが目安です(出典:みんなの採用部などの解説)。

人材紹介より安く済むこともありますが、載せ続けるほど費用がかかり、応募が集まるかどうかは、求人票の中身しだいです。

方法③ 採用LP(採用専用ページ)

3つ目が、施設の魅力や働く人の様子を1ページでじっくり伝える採用専用のページ(採用LP)です。

ここが、上の2つと決定的に違う点があります。人材紹介や求人広告は「採用するたび・載せるたび」にお金がかかりますが、採用LPは一度作れば、その後は追加費用をかけずに、自分の採用ページとして使い続けられるという点です。求人サイトやIndeedから、この採用ページに来てもらう、という使い方もできます。

正直にお伝えすると、採用LPを作れば必ず応募が来る、というものではありません。効果は施設の内容や見せ方によります。だからこそ、求人広告などと組み合わせて、「応募したくなる理由」をしっかり伝える役割として使うのが現実的です。

3つを、ざっくり比べると

方法 1人あたりの費用の目安 特徴
人材紹介 約60〜120万円(年収の30〜40%) すぐ紹介されるが、採用のたびに高額
求人広告 掲載型 約10〜100万円/応募課金 1応募1〜2万円 載せ続けるほど費用。中身しだい
採用LP 一度の制作費(その後は追加費用なしで使い続けられる) ストック型。求人媒体と組み合わせて効く

※費用は、時期・地域・施設によって変わります。正確な金額は、各サービスにご確認ください。

【採用担当者さんへ】どう選べばいい?

「今すぐ1人ほしい」なら人材紹介や求人広告が向いていますが、採用のたびに数十万〜100万円が出ていくのは、長い目で見ると大きな負担です。

もし「毎回のコストを、少しずつでも減らしていきたい」「自分の施設の魅力を、ちゃんと伝えて応募を増やしたい」とお考えなら、介護LP(採用専用ページ)を持っておくことは、有力な選択肢になります。求人媒体と組み合わせることで、応募者との最初の接点を、費用をかけずに改善できます。

私たちは、介護LP(介護施設向けの採用LP)制作をお手伝いしています。「こんな感じになります」というサンプルもありますので、よければご覧ください。

▶ 介護LPのご案内を見る

まとめ

介護の採用単価は、方法によって大きく変わります。人材紹介は1人60〜120万円ほどと高め、求人広告は載せ続けるほど費用がかさむ、採用LPは一度作れば追加費用なしで使い続けられるストック型。まずは「自分の施設が、1人あたりいくらかけているか」を知ることが、コスト改善の第一歩です。

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※本文中の金額は、記載した出典の公表時点の目安です。人材紹介手数料・求人広告費・採用単価は、時期・地域・施設・サービスによって変わります。正確な金額は、各サービスの公式情報でご確認ください。

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この記事を書いた人

業種別のツールを、一人で作っています。開業前の収支シミュレーター、法定研修キット、資格の問題集。どれも、厚生労働省の告示や調査の原文を自分で確かめてから数字を組み込んでいます。使う人が「この数字、合ってるか」と不安になるようなツールは作りたくないので。

上場企業で20年間、営業ひとすじ。電話営業・インサイドセールスから、約70名のチームのマネジメントへ。現場で「根拠のない数字」が判断を狂わせる場面を見続けてきたせいか、ツールを作るときも出典を確かめずにはいられません。

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