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▶ 訪問介護の法定研修キット(排泄介助テーマ収録)
排泄介助は、利用者にとって最もプライバシーに関わる場面のひとつです。「恥ずかしい」「情けない」という気持ちを持ちながら介助を受けている利用者は多く、職員の関わり方が利用者の自尊心に直接影響します。技術面と同時に、プライバシーへの配慮・言葉遣い・自立支援の視点を研修で学ぶことが重要です。
排泄介助の種類と特徴
| 種類 | 特徴・注意点 |
|---|---|
| トイレへの誘導・介助 | 自立度が高い方に適用。トイレまでの移動・便座への移乗・衣類の着脱を必要な分だけ介助する。本人ができる動作は自分で行ってもらう |
| ポータブルトイレの介助 | 夜間や移動が難しい方に使用。ポータブルトイレの設置場所・安定性・使用後の処理を確認する。使用中はカーテンやドアで視線を遮る |
| おむつ交換 | 寝たきりや排泄コントロールが難しい方に適用。皮膚の状態(発赤・かぶれ)を毎回確認する。交換後は陰部の清拭を行い清潔を保つ |
| 尿器・差し込み便器の使用 | ベッド上での排泄が必要な方に適用。漏れ・圧迫に注意する |
おむつ交換の手順と確認事項
| 手順 | ポイント |
|---|---|
| 準備 | 使い捨て手袋・おむつ・陰部洗浄用品を手元に揃える。利用者に声を掛けてから始める |
| 体位変換 | 側臥位(横向き)にする際は利用者の骨突出部(骨盤・肩等)への圧迫に注意する |
| 皮膚の観察 | 陰部・臀部の発赤・びらん・においの変化を確認する。異常があれば事業所・ケアマネに報告する〔⚠️褥瘡の疑いがある場合は看護師に報告〕 |
| 清潔保持 | 陰部は前から後ろ方向に拭く(感染予防)。清拭後は十分に乾燥させてからおむつを当てる |
| おむつの装着 | 左右対称に当て、ギャザーを立てる。締め付けすぎず、隙間ができすぎず |
排泄介助でのプライバシーの配慮
- 介助中は扉・カーテンを閉めて第三者の視線を遮る
- 「汚い」「臭い」などの言葉は絶対に使わない
- 排泄の状態(色・量・においの変化)は記録するが、職場以外の場所で話さない
- 利用者が「自分でやりたい」と意思表示した場合は、安全が確保できる範囲で見守りに徹する
研修全体の体系については「訪問介護の法定研修、何を何回やればいいか。」をご覧ください。研修キットのご利用は訪問介護の法定研修キットからどうぞ。
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出典:「指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準」(平成11年厚生省令第37号)。詳細は必ず原文および都道府県の担当窓口でご確認ください。当サイトは資格者ではなく、内容の正確性を保証しません。

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