福祉事業の開業と運営

短期入所

短期入所の障害児への報酬。(Ⅲ)と(Ⅳ)の区分と、障害児支援区分の計算。

短期入所の障害児向け基本報酬は(Ⅲ)宿泊型と(Ⅳ)日中活動の日の2区分で、障害児支援区分3が784単位、区分2が615単位、区分1が509単位です(告示523号別表第7の1)。障害児支援区分は障害者の障害支援区分とは別の制度で、3段階(1・2・3)です。区分3の障害児は障害者の区分5相当の単位数(784単位)になり、重度障害児・障害者対応支援加算(30単位)は障害児支援区分3が50%以上の場合に算定できます。
短期入所

グループホームで短期入所を行う形。職員の配置を合算できる第1号の仕組み。

グループホーム(GH)等の事業所が行う短期入所は、省令171第115条第3項第1号に基づき、本体サービスの職員と合算して人員基準を満たせる場合があります。24時間を単独で回す第2号と異なり、第1号(本体合算型)は損益分岐稼働率が約72%まで下がります。GH種類別(包括型・日中支援型・外部利用型)の違いと、指定申請前に確認すべき4点をまとめました。
短期入所

短期入所の処遇改善加算。(Ⅱ)がない理由と(Ⅰ)ロ19.3%の計算の仕組み。

短期入所の処遇改善加算は(Ⅰ)イ18.6%・(Ⅰ)ロ19.3%・(Ⅲ)16.5%・(Ⅳ)14.2%の4区分です。他の障害福祉サービスにある区分(Ⅱ)は、短期入所には設定されていません(告示・改定資料で確認)。(Ⅰ)ロ19.3%が最も高く、月の所定単位数の合計×19.3%×地域区分の単価で加算額を計算します。
短期入所

短期入所の居室の基準。1室4人以下・1人8平方メートルの根拠と、実費の取り方。

単独型の短期入所(福祉型)の居室は、省令171第117条により、1室4人以下・1人あたり8平方メートル以上と定められています。居室の定員(1室4人以下)と事業所の定員(定員が何人か)は別の概念です。食費・光熱水費などの実費は第120条に基づき利用者から受け取れます。実費は収入と費用の両方に計上します。
短期入所

短期入所の事業所の形。単独型・空床利用型・医療型の違いと、報酬の計算が変わる理由。

障害福祉サービスの短期入所には、単独型・空床利用型・医療型・福祉型強化・共生型などの形があります。単独型(省令171第115条第3項)は、単独型加算(1日320単位)を取れますが、空床利用型や医療型は対象外です。また単独型には、本体の職員と合算できる第1号と、24時間単独で配置が必要な第2号の違いがあります。省令の原文と報酬への影響を整理しました。
短期入所

短期入所で取れる加算の一覧。単独型加算・短期利用加算・重度対応加算の条件。

福祉型・単独型の短期入所で算定できる主な加算は、単独型加算(1日320単位)・短期利用加算(30単位・年通算30日)・食事提供体制加算(48単位・令和9年3月末まで)・重度障害児障害者対応支援加算(30単位・区分5・6等が50%以上)・送迎加算(186単位/片道)などです。処遇改善加算には区分(Ⅱ)がありません。告示の原文をもとに一覧にしました。
短期入所

短期入所の人員基準。利用者6人に1人の計算の根拠と、24時間の配置の考え方。

単独型の短期入所(福祉型)の生活支援員の員数は、省令171第115条第3項で定められており、その日の利用者が6人以下なら1人、7〜12人なら2人です。サービス管理責任者の配置基準はありません。夜間も含めて利用者がいる間は人員が必要で、1人を24時間・30日配置すると常勤換算約4.5人分に相当します。省令の原文と、24時間の人件費の試算を整理しました。
福祉事業の開業と運営

就労継続支援B型の意思決定支援研修、作業の選択と工賃目標を本人と決める。

B型の意思決定支援研修では、指定基準第57条第2項と厚労省ガイドライン(平成29年3月)の3ステップ(確認・説明・本人が選択)を確認するとともに、作業内容の選択・工賃目標の設定・利用継続の決定というB型固有の場面での実践を整理しています。
福祉事業の開業と運営

就労継続支援B型の行動障害支援研修、作業場面での行動の背景を読んで対応する。

B型の行動障害支援研修では、作業変更・繁忙期・他利用者との関係などB型固有の場面でABCアセスメントを用いて行動の背景を読む考え方を整理しています。令和6年度改定で強度行動障害を有する利用者への支援体制に関する加算が拡充されています。
福祉事業の開業と運営

就労継続支援B型の非常災害訓練、定期的な実施義務と作業中の避難誘導の進め方。

B型の非常災害訓練は定期的な実施が義務(指定基準第70条)。解釈通知(障発第1206001号)第四の3の(19)には具体的な回数の記載はなく、実務では年2回以上が一般的ですが指定権者の案内で確認してください。作業中の避難・障害特性による個別配慮・送迎中の対応というB型固有の場面の進め方を整理しています。