フォームヘッドの設置基準は消防法施行規則第18条の2に定められています。放射面積は9m²/個、放射区域は1区域50〜100m²(駐車場・道路は80〜160m²)です。閉鎖式のFWSヘッドは放射面積8m²/個で飛行機格納庫専用です。乙2の規格・構造機能整備で出題される数値を条文根拠つきでまとめます。
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▶ 消防設備士 乙種第2類 問題集
フォームヘッドとFWSヘッドの設置基準の比較
泡消火設備に使われるヘッドはフォームヘッド(FH)とFWSヘッド(Foam Water Sprinklerヘッド)の2種類で、設置基準が異なります(消防法施行規則第18条の2)。
| 項目 | フォームヘッド(FH) | FWSヘッド |
|---|---|---|
| 開閉方式 | 開放式(常時開口) | 閉鎖式(感熱素子あり) |
| 放射面積 | 9m²/個 | 8m²/個 |
| 使用場所 | 駐車場・道路・自動車修理工場等 | 飛行機格納庫専用 |
| 放射区域 | 1区域50〜100m²(駐車場・道路は80〜160m²) | 規定なし(格納庫全体をカバー) |
| 起動方式 | 一斉開放弁で全ヘッドが同時放射 | 熱で個別に開放(スプリンクラーと同じ) |
フォームヘッドの配置基準
フォームヘッドは放射区域内に均等に配置します。1つのヘッドが担当する面積(放射面積)が9m²以内になるよう設置数を決めます。
放射区域は1区域あたり50〜100m²の範囲で設定します(施行規則第18条の2第1項第2号)。駐車場や道路に設置する場合は1区域80〜160m²まで広げられます。これは駐車場が広い面積を持つことが多いためです。
高発泡用泡放出口の設置基準
天井の高さが5mを超える施設(大型倉庫・格納庫など)では、フォームヘッドの代わりに高発泡用泡放出口を使います。
設置基準は次のとおりです。冠泡(放出した泡が積み上がる高さ)は防護対象物の最高位から0.5m以上高くなるよう設定します。設置数は防護面積500m²ごとに1個以上です(施行規則第18条の2)。
FWSヘッドは飛行機格納庫専用
FWSヘッドは閉鎖式で、感熱素子が熱を感知すると個別に開放します。一斉開放弁を使わずに個別ヘッドが作動する点がフォームヘッドと異なります。
飛行機格納庫は天井が高く、スプリンクラー設備では対応できません。FWSヘッドは飛行機格納庫に特化した設備で、他の施設には使用しません。この点は試験で「FWSヘッドが使用できる施設を選べ」という形式で出題されます。
試験での出題パターン
構造機能整備(9問)および規格(6問)での出題パターンをまとめます。
「フォームヘッドとFWSヘッドの放射面積を選べ(9m²と8m²の組み合わせ)」という数値識別問題が頻出です。「フォームヘッドの放射区域として正しいものを選べ(通常は50〜100m²、駐車場は80〜160m²)」という設置場所条件を問う問題も出ます。「FWSヘッドを使用できる施設を選べ(飛行機格納庫のみ)」という識別問題も定番です。
まとめ
フォームヘッド(FH)の放射面積は9m²/個・放射区域は1区域50〜100m²(駐車場等は80〜160m²)です。FWSヘッドは8m²/個・飛行機格納庫専用です。根拠は消防法施行規則第18条の2です。試験では両ヘッドの数値の識別・使用場所の違いが頻出です。放射面積9m²(FH)と8m²(FWS)、放射区域の通常と駐車場の2パターンを区別して覚えることが合格のポイントです。
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