2026-10

介護

主任ケアマネが管理者に必要な理由。省令が定める人員基準の根拠。

居宅介護支援事業所の管理者は、原則として主任介護支援専門員でなければなりません(平成11年厚生省令第38号第3条)。介護支援専門員の配置基準(利用者44名ごとに1名以上の常勤換算)と合わせて、人員基準の内容と、これが開業コストと運営にどう影響するかを整理します。
介護

介護報酬が入金されるのは、サービス提供から2か月後になる。

居宅介護支援の介護報酬は、サービスを提供した月の翌々月に国保連から入金されます。4月開業なら最初の収入は6月20日頃です。この2か月間も人件費・家賃は発生するため、開業前に最低3か月分の運転資金を確保することが必要です。入金遅れの仕組みと、資金繰りへの影響を整理します。
介護

ケアマネ事務所の収入は、逓減制でどう変わるか。

居宅介護支援費の逓減制では、45件未満の区分(費Ⅰ)から45件以上・60件以上(費Ⅱ・Ⅲ)になると単価が約50%・約30%に下がります(令和8年6月適用・告示第125号)。逓減制の計算方法と、担当件数が増えたときの収入の変化を、具体的な数字で整理します。
飲食店の開業

飲食店の開業で公庫の融資を受けるには、数字の根拠と整合性が要る。創業計画書で何を示せばいいか。

公庫の創業融資の審査で見られるのは「売上の根拠が現実的か」と「費用の数字が整合しているか」の2点です。公庫の記入例(洋風居酒屋)では軌道後の月商322万円を客単価2,500円×1日51人×25日で示しています。売上は客単価×席数×回転数で分解して説明できる状態にし、原価率・人件費率は公庫の業種別統計と照らし合わせることで整合性を確認できます。
飲食店の開業

ラーメン・カフェ・居酒屋、業態を選ぶ前に見る3つの数字。公庫のデータで原価率・回転数・人件費を比べる。

飲食業の収益構造は業態ごとに異なります。公庫「小企業の経営指標調査(2025年度)」では、そば・うどん店のFL合計は55.7%で最も低く、ファーストフード系は62.1%。カフェは原価率26.4%と低いが人件費率30.1%と高く、FL合計は56.5%。業態を選ぶ前に確認すべき3つの数字(原価率・回転数・人件費率)と、業態ごとの損益分岐点達成に必要な回転数を試算します。
飲食店の開業

飲食店の開業から1年目、資金の動きは3つの段階に分かれる。公庫の調査と試算で確認する。

公庫の調査では開業後に資金繰りに苦労した事業者は56.9%。資金が減る理由は「売上が計画を下回る」だけでなく、「借入の元金返済が始まる」「事業主の生活費が出ていく」の3つが重なります。公庫の記入例で試算すると、立ち上がり期が続いた場合、1年目末の手元資金は開業前の290万円から168万円に減ります。資金がプラスに転じる売上水準と、開業前に確保すべき運転資金の目安を整理します。
飲食店の開業

飲食店の家賃は、売上の何%まで払えるか。FLRの「R」部分を逆算する手順。

飲食店の「家賃10%ルール」は経験則で公的な基準ではありません。公庫の記入例(洋風居酒屋)では家賃20万円で売上の6.2%。払える家賃は「月商×限界利益率 − 家賃以外の固定費 − 利益目標」で逆算できます。軌道後の月商322万円では家賃74万円まで払えますが、創業当初の248万円では26万円が上限。出店前に逆算する手順を整理します。
飲食店の開業

飲食店の損益分岐点は、固定費を限界利益率で割ると出る。公庫の記入例で計算の手順をたどる。

損益分岐点は「固定費 ÷ 限界利益率」で計算します。公庫の創業計画書の記入例(洋風居酒屋)では、固定費155万円 ÷ 限界利益率64.9%=約239万円が損益分岐点。月商が239万円を超えれば黒字で、下回れば赤字です。業態別の原価率による損益分岐点の違いと、固定費を下げる3つの方法を整理します。
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診療所の研修記録、何年間保管すればいいか。

診療所の研修記録そのものの保存期間を直接定めた法令規定はありません。参考として、診療録は医師法第24条で完結の日から5年間、保険医療機関の帳簿は療養担当規則第9条で3年間の保存が義務づけられています。保健所の立入検査・厚生局の適時調査に備えて、実務上は直近3〜5年分の研修記録を保存することが無難です。
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クリニックの個人情報保護研修、厚労省ガイダンスで何が求められるか。

クリニックの個人情報保護研修は、個人情報保護法(令和4年4月全面施行)と厚労省「医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイダンス」(令和4年3月版)が根拠です。病歴・診療情報は要配慮個人情報として特に厳格な取扱いが必要で、漏洩報告義務も法改正で強化されました。すべての診療所に適用されます。