2026-10

飲食店の開業

飲食店をいつ閉めるか。閉店の判断基準と、撤退が遅れるほど損失が広がる仕組み。

飲食店の閉店判断の目安は「損益分岐点を毎月下回り続け、運転資金が固定費の3か月分を切った時点」です。公庫の記入例の損益分岐点は月商240〜249万円で、月商が計画比70%(225万円)まで落ちると月次△15万円の赤字になります。赤字が月30万円続く場合、運転資金290万円は約9.7か月で枯渇します。閉店タイミングの遅れが追加損失をどう拡大するかを試算します。
飲食店の開業

飲食店の2年目に何が変わるか。元金返済開始・売上の踊り場・設備の故障リスクを数字で確認する。

飲食店の開業から1年後に起きる最大の変化は元金返済の本格化です。公庫融資700万円・年利2.5%・10年返済の場合、据置期間中の利息のみ(月約1.46万円)から元利均等返済(月約6.6万円)に切り替わります。同時に2年目は売上の踊り場になりやすく、設備の故障リスクも増します。2年目の月次損益・修繕費の積み立て・運転資金の水準を試算します。
飲食店の開業

飲食店の原価率を下げる方法。仕入・廃棄・メニューの3点で原価率を35%から30%に改善すると月次損益がどう変わるか。

公庫の記入例(洋風居酒屋・月商322万円)では原価率35%で月次損益が約47.4万円です。原価率を5pt下げて30%にすると月次原価が16.1万円減り、年間193万円の損益改善になります。仕入れの見直し・廃棄ロスの削減・メニュー構成の変更の3点で原価率を下げる方法と、1pt改善ごとの月次・年間の損益改善額を表で確認します。
飲食店の開業

飲食店の月商の上限は席数と回転数で決まる。30席・原価率35%・FL68%で実現できる月商を計算する。

飲食店の月商の上限は「席数×客単価×回転数×営業日数」で決まります。公庫の記入例(洋風居酒屋・25席)では月商322万円ですが、席数が20席なら257万円、35席なら451万円と変わります。席数別・回転数別の月商上限を表で整理し、損益分岐点(月商240〜249万円)と比較することで、どの規模なら黒字が成立するかを確認できます。
飲食店の開業

飲食店が黒字化するまでの期間。立ち上がり77%の前提で、単月・累積の損益を確認する。

「黒字化」には単月黒字(その月の損益がプラス)と累積黒字(初期費用を回収)の2種類があります。公庫の記入例(洋風居酒屋・立ち上がり77%)で試算すると、単月黒字は開業1か月目から達成できますが、初期費用1,260万円を累積利益で回収するのは早くても3年目以降になります。立ち上がり率が70%・60%と下がるケース別の黒字化タイミングも表で確認します。
飲食店の開業

飲食店の居抜き物件と新装、初期費用の差が損益分岐点をどう変えるか。

公庫の記入例(洋風居酒屋)の設備資金は新装で970万円。居抜きで内外装・厨房設備を流用すると内装200万+厨房150万の合計350万円近くを削減できる場合があります。初期費用が340万円減ると、借入額が340万円少なくなり月次の元金返済が約5.7万円(5年返済の場合)減ります。初期費用の差が月次の固定費・損益分岐点・黒字化タイミングにどう連動するかを試算します。
介護

訪問介護事業所が廃業・倒産する原因。経営を続けるために必要なこと。

訪問介護の倒産件数は2025年に91件。人材不足・利用者確保困難・資金繰り悪化が主な原因。開業前に知っておきたいリスクと対策を整理します。
介護

訪問介護で算定できる加算の一覧。取得のポイントと注意事項。

訪問介護で算定できる加算(夜間早朝・特定事業所加算・処遇改善加算等)を一覧で整理。加算の取得状況が収益に与える影響も試算できます。
介護

サービス提供責任者の役割と要件。訪問介護事業所に何人必要か。

サービス提供責任者の業務・資格要件・必要人数(利用者40人ごとに1人)・給与水準を整理します。開業時の人員計画に。
介護

訪問介護の身体介護と生活援助の違い。単価と使い分けの基本。

身体介護と生活援助の違い、令和6年度の基本報酬単位数、組み合わせのルール、生活援助の算定条件を整理します。開業時の収支計画の参考に。