ITパスポートの試験当日の流れ。会場に着いてから終わるまで

ITパスポート試験当日の流れ|持ち物・受付からスコア確認まで 資格

ITパスポート試験の当日は、本人確認書類と予約番号(受験票)を持参するだけで受験できます。試験はCBT方式(コンピュータで解答)で、会場に着いてから受付・本人確認・着席・試験開始という流れが一般的です。120分で100問に解答し、終了後すぐにスコアレポートを画面で確認できます。合格・不合格の公式発表は受験した月の翌月です。

当日に持っていくものは2点

IPA(情報処理推進機構)の申込手順で案内されている持ち物は、次の2点です。

  • 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード・パスポートなど顔写真つきのもの)
  • 予約番号(申込完了メールに記載・会場によっては画面提示か印刷持参)

受験票は郵送されません。申込完了メールに記載された予約番号が入場の証明になります。スマートフォンの画面提示で対応できる会場もありますが、念のためメールを印刷して持参する方が確実です。

筆記用具や計算機は不要です。メモ用のホワイトボードやメモ用紙は会場が用意する場合が多いとされていますが、会場により異なります。私物の用紙やメモは使用できないのが一般的です。

試験会場に着いてからの流れ

以下は、一般的なCBT試験の進行です。会場により手順が異なる場合があります。IPA公式では各会場の詳細な運営手順は案内されていないため、受験前に予約した会場の案内ページを確認してください。

ステップ 内容
① 受付 予約番号と本人確認書類を提示する。受験時間の10〜15分前には到着しておくと余裕があります
② 本人確認・説明 スタッフから操作方法の説明を受ける場合があります
③ 荷物の預け入れ スマートフォン・カバン類はロッカーや指定場所に預けるのが一般的です
④ 着席・試験開始 案内された端末に座り、操作に従って試験を開始します
⑤ 試験(120分) 100問に解答。途中で問題を後回しにしたり、見直したりできます
⑥ 終了・スコア確認 試験終了直後に画面でスコアレポートを確認できます
⑦ 退出 荷物を受け取って退出します

IPA公式では「試験会場によっては、全国一律の日程より前に実施を終える場合もある」と案内されています。予約した会場の受付時間・終了時間はあらかじめ確認しておいてください。

CBT方式の試験画面でできること

ITパスポート試験はCBT方式(Computer-Based Testing)です。紙と鉛筆ではなく、コンピュータの画面を操作して解答します。一般的なCBT試験では次の操作ができます。

  • 問題を後回しにしてあとで戻ることができる
  • 解答済みの問題を見直すことができる
  • 残り時間が画面に表示される

紙の試験と違い、問題冊子への書き込みや下書きはできません。計算が必要な問題(財務・2進数変換など)は、会場で用意されたメモに書きながら解くことになります。

試験は120分・100問。時間の使い方の目安

試験時間は120分で、問題数は100問です。そのうち採点対象は92問で、残りの8問は採点されません(どれが採点外かは受験者には分かりません)。

分野ごとの問題数は次の通りです(IPA公式・令和8年度実績より)。

分野 問題数 問の範囲
ストラテジ系 34問 問1〜34
マネジメント系 20問 問35〜54
テクノロジ系 46問 問55〜100

120分÷100問で単純計算すると1問あたり72秒です。得意な分野は早めに進め、計算問題や迷った問題は後回しにして、最後に見直す時間を確保する使い方が一般的です。

試験に慣れていない方は、最初の数問で緊張して時間を取られすぎることがあります。分からない問題は飛ばして先に進み、全問を一度流してから戻る方が得点しやすい場合があります。

試験が終わった直後にスコアレポートを確認できる

CBT方式の大きな特徴は、試験が終わった直後に画面でスコアレポートを確認できる点です。合否の手ごたえをその場で確かめられます。

スコアレポートには次の情報が表示されます。

  • 総合評価点(1000点満点)
  • 分野別評価点(ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系の3系統・各1000点満点)

合格基準は「総合評価点600点以上」かつ「各分野別評価点300点以上」の両方を満たすことです(IPA公式・合格基準より)。総合点が高くても分野別の点数が1つでも300点に達していなければ不合格になります。

詳しいスコアの読み方については、ITパスポートのスコアレポートの見方の記事もあわせてご覧ください。

合格発表は受験した月の翌月。合格証書はその後

終了直後のスコアレポートで合格点に達していても、公式の合格発表は翌月です。IPA公式サイトで発表日が告知されます。

受験月 合格発表日(IPA公式・過去実績)
8月 9月28日
9月 10月21日(予定)
10月 11月20日(予定)

(出典:IPA公式サイト「合格発表」ページ・2026年実績)

合格証書は合格発表のあとに郵送されます。8月受験分は10月15日発送予定とIPA公式に記載がありました。会社や学校への報告に合格証書が必要な場合は、発送スケジュールを確認しておいてください。

試験結果に不満があっても返金はない

IPA公式の規定として「受領した受験手数料は、理由のいかんにかかわらず返還できません」と明記されています。試験当日に体調不良で実力が出せなかった場合も同様です。

申込後のキャンセルや日程変更の扱いについても、IPA公式の最新の案内を申込前に確認しておいてください。

不合格だった場合は翌日から再申込みできる

不合格だった場合、次の受験を申し込める時期について「一定期間は申し込めない」という制限はありません。IPA公式FAQでは「次の申込みは受験日の翌日以降」「同時に複数の申込みは不可」と案内されています。

12月末の試験一時休止(2026年12月28日以降・2027年1月以降の再開予定)が近い時期は、受付期間が短くなる場合があります。最新のスケジュールはIPA公式サイトで確認してください。

よくある疑問

試験会場に早く着きすぎても問題ない

CBT方式の試験は、予約した時間枠の開始時間に合わせて受付が始まる形式が一般的です。早く着いた場合は待合スペースで待つことになります。遅刻すると受験できなくなる場合があるため、余裕をもって到着することをおすすめします。

眼鏡・補聴器は持ち込める

眼鏡や補聴器などの身体補助具については、IPA公式で特段の制限は確認されていません。私物のメモ・参考書・スマートフォンは使用できません。

当日の服装に制限はない

試験会場での服装の規定は特にありません。長時間着席するため、動きやすく体温調節しやすい服装が快適です。

試験中にトイレに行ける

CBT方式の試験では、手を挙げてスタッフに申し出ればトイレに立てる場合があります。ただしその間も試験時間は進みます。会場により対応が異なるため、当日受付時に確認しておくと安心です。

試験終了後の合格発表の手順と受験月別スケジュールは合格発表の確認方法で整理しています。

100問中8問は採点に影響しない調査問題です。調査問題の仕組みと本番での扱いは調査問題とは何かで解説しています。

試験当日に必要な持ち物(本人確認書類・予約番号)の詳細と、会場で貸し出されるもの・持込不可のものは試験当日の持ち物でまとめています。

まとめ

ITパスポート試験の当日の流れをまとめます。

  • 持参するものは本人確認書類と予約番号の2点
  • 会場での流れは受付・本人確認・荷物預け・着席・試験の順が一般的
  • 試験は120分・100問(採点92問)のCBT方式で、問題を行き来しながら解答できる
  • 終了直後に画面でスコアレポートを確認できる。合格発表は翌月
  • 合格証書は合格発表後に郵送される
  • 不合格でも翌日から再申込みできる(同時に複数申込みは不可)

試験勉強と並行して、自分の弱い分野を把握しておくと当日の時間配分に役立ちます。当サイトのAI問題集(ITパスポートAI問題集)では分野を絞って練習できます。

試験の概要や合格率の推移は、ITパスポート試験 完全ガイドにまとめてあります。あわせてご覧ください。

会場到着から退室までの流れ

ITパスポートはテストセンター(CBT会場)で受験します。初めての受験でも迷わないよう、当日の流れを時系列で整理します。

1. 会場に到着する(試験開始の15〜20分前を目安に)

会場によって受付の開始時間が異なります。早すぎると待合スペースが混雑していることもあるため、開始15〜20分前の到着が目安です。

2. 受付で本人確認と予約確認

受付スタッフに「本人確認書類」と「受験予約番号」を提示します。予約番号はIPAの受験申込サイトで確認できます。受験票(紙)は不要です。

必要なもの 内容
本人確認書類 マイナンバーカード・運転免許証・パスポートなど顔写真付きのもの
予約番号 スマートフォンのメールや受験申込サイトで確認できる番号

3. 荷物をロッカーに預ける

受験室への持ち込みはほぼ全ての私物が不可です。スマートフォン・参考書・筆記用具は全てロッカーに預けます。メモ用紙と鉛筆(またはシャープペンシル)は会場が貸し出してくれます。

4. 受験ブースに案内される

スタッフに案内されて受験ブースに着席します。画面の前に座ったら、まず試験開始前の説明画面を確認します。

5. 試験を開始する(120分・100問)

画面の指示に従って試験を開始します。全100問・制限時間120分(1問あたり平均72秒)です。見直し機能があり、フラグを付けた問題に戻ることができます。

6. 試験終了後にスコアを確認する

120分経過すると自動的に終了します(時間が余った場合は途中退出も可能)。試験終了直後に画面にスコアが表示されます。このスコアは参考値であり、公式の合格発表は翌月です。

7. 退室する

スタッフに終了を伝え、ロッカーの荷物を受け取って退室します。

会場で貸し出されるもの

会場が貸し出すもの 持ち込み可否
メモ用紙(ホワイトボードまたは紙) 会場提供のもののみ使用可
鉛筆・シャープペンシル 会場提供のもののみ使用可
電卓(会場によっては画面内の電卓機能) 持ち込み不可・会場機能のみ

試験中に意識すること

  • 時間配分:1問72秒が目安。時間がかかる計算問題はフラグを付けて後回しにする
  • フラグ機能を使う:迷った問題にはフラグを付けて最後に見直す
  • 「分からない」問題は飛ばす:全問解いてから戻ると冷静に考えやすくなる
  • 画面操作に慣れる:試験前に操作説明画面が表示されるので必ず確認する

初めての受験でありがちなトラブル

トラブル 対策
本人確認書類を忘れた 受験できない。予約確認メールと会場番号を確認して連絡する
会場を間違えた 都市部では複数会場があるため、予約メールで会場名と住所を事前確認する
予約番号が分からない IPA受験申込サイトにログインして確認。メールも確認する
時間ギリギリに到着 受付が終了していると受験できない場合がある。余裕を持って到着する

会場到着から退室までの流れ

ITパスポートはテストセンター(CBT会場)で受験します。初めての受験でも迷わないよう、当日の流れを時系列で整理します。

1. 会場に到着する(試験開始の15〜20分前を目安に)

会場によって受付の開始時間が異なります。早すぎると待合スペースが混雑していることもあるため、開始15〜20分前の到着が目安です。

2. 受付で本人確認と予約確認

受付スタッフに「本人確認書類」と「受験予約番号」を提示します。予約番号はIPAの受験申込サイトで確認できます。受験票(紙)は不要です。

必要なもの 内容
本人確認書類 マイナンバーカード・運転免許証・パスポートなど顔写真付きのもの
予約番号 スマートフォンのメールや受験申込サイトで確認できる番号

3. 荷物をロッカーに預ける

受験室への持ち込みはほぼ全ての私物が不可です。スマートフォン・参考書・筆記用具は全てロッカーに預けます。メモ用紙と鉛筆(またはシャープペンシル)は会場が貸し出してくれます。

4. 受験ブースに案内される

スタッフに案内されて受験ブースに着席します。画面の前に座ったら、まず試験開始前の説明画面を確認します。

5. 試験を開始する(120分・100問)

画面の指示に従って試験を開始します。全100問・制限時間120分(1問あたり平均72秒)です。見直し機能があり、フラグを付けた問題に戻ることができます。

6. 試験終了後にスコアを確認する

120分経過すると自動的に終了します(時間が余った場合は途中退出も可能)。試験終了直後に画面にスコアが表示されます。このスコアは参考値であり、公式の合格発表は翌月です。

7. 退室する

スタッフに終了を伝え、ロッカーの荷物を受け取って退室します。

会場で貸し出されるもの

会場が貸し出すもの 持ち込み可否
メモ用紙(ホワイトボードまたは紙) 会場提供のもののみ使用可
鉛筆・シャープペンシル 会場提供のもののみ使用可
電卓(会場によっては画面内の電卓機能) 持ち込み不可・会場機能のみ

試験中に意識すること

  • 時間配分:1問72秒が目安。時間がかかる計算問題はフラグを付けて後回しにする
  • フラグ機能を使う:迷った問題にはフラグを付けて最後に見直す
  • 「分からない」問題は飛ばす:全問解いてから戻ると冷静に考えやすくなる
  • 画面操作に慣れる:試験前に操作説明画面が表示されるので必ず確認する

初めての受験でありがちなトラブル

トラブル 対策
本人確認書類を忘れた 受験できない。予約確認メールと会場番号を確認して連絡する
会場を間違えた 都市部では複数会場があるため、予約メールで会場名と住所を事前確認する
予約番号が分からない IPA受験申込サイトにログインして確認。メールも確認する
時間ギリギリに到着 受付が終了していると受験できない場合がある。余裕を持って到着する
この記事を書いた人

業種別のツールを、一人で作っています。開業前の収支シミュレーター、法定研修キット、資格の問題集。どれも、厚生労働省の告示や調査の原文を自分で確かめてから数字を組み込んでいます。使う人が「この数字、合ってるか」と不安になるようなツールは作りたくないので。

上場企業で20年間、営業ひとすじ。電話営業・インサイドセールスから、約70名のチームのマネジメントへ。現場で「根拠のない数字」が判断を狂わせる場面を見続けてきたせいか、ツールを作るときも出典を確かめずにはいられません。

ご質問はメールで。電話・面談はしていません。

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