IPAが公開している令和7年度と令和8年度の公開問題200問と、2027年度の新試験のサンプル問題4問は、回数の制限なく無料で解けます。新試験で加わるマインド・スタンスやデータマネジメントの分野は過去問がないため、IPAのシラバス案に沿ってAIが作り、運営者が1問ずつ照合した確認済みの問題145問を、無料で解けます。解き終えたら、AIがその場で新しい問題を作ります(無料は1日3問)。ブラウザで動くので、インストールも登録もいりません。
無料で過去問を解く →IPAは、試験のシステムの入れ替えのため、ITパスポート試験を2026年12月28日以降に一時休止します。2026年9月28日以降に申し込む場合、選べる試験日は12月27日までです。新しい試験制度のITパスポート試験は、2027年度春頃に始まる予定です。
| 時期 | できごと | 出典 |
|---|---|---|
| 2026年3月31日 | 経済産業省とIPAが、試験区分などの見直し案を公表。ITパスポート試験は、出題分野を「ビジネス」「テクノロジ」「セキュリティ・倫理」に再整理し、2027年度春頃から新試験制度に移る予定 | IPAプレス発表 |
| 2026年8月31日 | 新試験のシラバス案 Ver.0.1 と、サンプル問題(4問)を公表 | IPA iパス「試験内容・出題範囲」 |
| 2026年9月28日以降の申込み | 選べる試験日は、2026年12月27日までの試験開催日 | IPA「2026年5月以降の試験実施について」 |
| 2026年12月28日以降 | システムの入れ替えのため、試験を一時休止。試験会場によっては、12月27日より前に終わる場合があります | 同上 |
| 2027年1月以降 | 試験の実施について、IPAは「2026年秋頃にウェブページでお知らせ」するとしています(2026年10月3日の時点では、まだ掲載されていません) | 同上 |
| 2027年度春頃 | 新しい試験制度のITパスポート試験が始まる予定。これまでと同様に、通年で試験を実施する予定です | IPAプレス発表 |
新試験の問題数、合格基準、受験手数料は、2026年10月3日の時点ではまだ公表されていません。シラバス案は「公表時点の検討状況に基づくもので、変更する可能性がある」とされています。新しい情報が出たら、このページを直します。
今わかっていることを並べると、次のとおりです。新試験の欄の「未公表」は、2026年10月3日の時点でIPAが公表していないものです。
| 比べること | 今の試験(2026年12月27日まで) | 新試験(2027年度春頃から・予定) |
|---|---|---|
| 出題分野 | ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系 | ビジネス・テクノロジ・セキュリティ・倫理(マインド・スタンスとデータマネジメントが新しく加わる) |
| 試験時間・問題数 | 120分・100問(四肢択一) | 未公表 |
| 合格基準 | 総合評価点600点以上、かつ分野別評価点がそれぞれ300点以上(1,000点満点) | 未公表 |
| 受験手数料 | 7,500円(税込) | 未公表 |
| 実施の回数 | 通年(CBT方式) | これまでと同様に通年で実施する予定 |
| 公開されている問題 | IPAが毎年度の公開問題(100問)を公開 | サンプル問題4問だけ |
| 合格の扱い | IPAは、過去の試験制度での合格が新しい試験区分の合格に移るわけではないが、試験合格の有効期限はなく、過去の合格が無効になることもない、としています | |
出典:IPA iパス「試験内容・出題範囲」、IPA「スケジュール、手数料など」、IPAプレス発表(2026年3月31日)、IPA「試験に関するよくある質問」(2026年9月2日更新)。
年内に今の試験を受けるか、新試験を受けるかで、使う問題が変わります(どちらにするかの決め方はこちらの記事)。シラバス案には、SWOT分析・VRIO分析・BYOD・RFPなど、今の試験でもおなじみの用語が多く残っているため、どちらの場合も過去問は土台の練習になります。
年内に受験日が決まっている方、申し込みを考えている方
来年以降に受ける方、学校や会社で受験を予定している方
今の「ストラテジ系」「マネジメント系」「テクノロジ系」は、新試験で「ビジネス」「テクノロジ」「セキュリティ・倫理」に再整理されます。IPAは、DXで求められるマインド・スタンスと、データマネジメントの基礎を新しく加え、AI時代に対応したセキュリティ・倫理の出題を強化するとしています。下の表は、シラバス案 Ver.0.1 の大分類と中分類をそのまま並べたものです。
| 分野 | 大分類 | 中分類(シラバス案 Ver.0.1) |
|---|---|---|
| ビジネス | 1 ビジネス変革 | 1 ビジネス変革の方法論/2 経営戦略・デジタル戦略/3 ビジネスモデル・ビジネスプロセス/4 サービスマネジメント/5 プロジェクトマネジメント/6 デザインのアプローチ/7 マインド・スタンス 新しく加わる |
| 2 データ・AIの利活用 | 8 データマネジメント 新しく加わる/9 データ分析・データ利活用/10 AI利活用 | |
| 3 組織活動 | 11 経営・組織論/12 ガバナンス・監査 | |
| テクノロジ | 4 デジタル技術 | 13 デジタルサービス・デジタルツール/14 システムの種類・構成/15 クラウド/16 ネットワーク/17 データベース/18 AI技術/19 情報デザイン・情報メディア |
| セキュリティ・倫理 | 6 セキュリティ | 23 情報セキュリティの脅威/24 情報セキュリティマネジメント/25 情報セキュリティ対策 |
| 7 倫理・コンプライアンス | 27 情報倫理・AI倫理/28 ビジネス関連法規/29 プライバシー関連法規/30 セキュリティ関連法規 |
出典:IPA「ITパスポート試験 シラバス(案)Ver.0.1」(2026年8月31日掲載)。分野と大分類の対応は、IPA「情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 出題範囲等の改定案 Ver.1.0」の出題範囲の表によります。「新しく加わる」は、IPAのプレス発表(2026年3月31日)で「新規追加」とされた内容です。番号はシラバス案の表記のままで、大分類5や中分類20〜22・26は、ITパスポートのシラバス案には載っていません。分野ごとの問題数は公表されていません。中身のくわしい解説はシラバス案を読んだ記事にまとめています。
当サイトは2026年10月3日に、今のシラバス(Ver.6.5・2026年1月)と新試験のシラバス案(Ver.0.1)の全文を機械で照らし合わせました。下の表は、新試験のシラバス案の用語例にあって、今のシラバスには同じ言葉が1回も出てこない用語の例です。過去問には出ていない言葉なので、新試験を受ける方は、意味を一度確かめておくと安心です。
| テーマ(当サイトの分け方) | 新試験のシラバス案にだけある用語の例 |
|---|---|
| AI | RAG(検索拡張生成)、AIエージェント、ガードレール、トークン、コンテキスト内学習(In-Context Learning)、フィジカルAI、フロンティアAI、AI事業者ガイドライン、AI基本法(人工知能関連技術の研究開発及び活用の推進に関する法律) |
| データ | データマネジメント、データガバナンス、データライフサイクル、DIKWモデル、データレイク、データマート、ELT/ETL、データドリブン経営 |
| マインド・スタンス、働き方 | アジャイルマインド、KPT、アジャイルソフトウェア開発宣言、ウェルビーイング、アルムナイ採用、リファラル採用 |
| セキュリティ・倫理 | ゼロトラスト、パスキー、耐量子計算機暗号(PQC)、偽情報(ディスインフォメーション)、誤情報(ミスインフォメーション)、デジタルシティズンシップ |
| ビジネス | VUCA、PEST分析、STP分析、デジタルガバナンス・コード |
一方で、生成AI、ハルシネーション、プロンプトインジェクション、ディープフェイク、マルチモーダル、XAI、ヒューマンインザループは、今のシラバスにもすでに入っています。これらは今の試験の勉強がそのまま役に立ちます。照らし合わせは言葉が同じかどうかで見ているため、今のシラバスで別の言い方で説明されている内容が含まれる場合があります。1語ずつの意味と、取り違えやすい組は新試験の案にだけある用語33の解説にまとめています。出典:IPA「ITパスポート試験 シラバス Ver.6.5」「ITパスポート試験 シラバス(案)Ver.0.1」。
IPAの統計情報(令和8年8月時点)の推移表から、年度ごとの人数と合格率を並べました。令和8年度は4月から8月までの5か月分です。
| 年度 | 応募者 | 受験者 | 合格者 | 合格率 |
|---|---|---|---|---|
| 令和3年度 | 244,254人 | 211,145人 | 111,241人 | 52.7% |
| 令和4年度 | 253,159人 | 231,526人 | 119,495人 | 51.6% |
| 令和5年度 | 297,864人 | 265,040人 | 133,292人 | 50.3% |
| 令和6年度 | 309,068人 | 273,905人 | 134,617人 | 49.1% |
| 令和7年度 | 307,266人 | 271,352人 | 132,012人 | 48.6% |
| 令和8年度(4〜8月) | 104,908人 | 92,634人 | 45,700人 | 49.3% |
合格率は、合格者÷受験者です。出典:IPA iパス「統計情報」推移表(令和8年8月時点)。申し込みから受験までの流れや勉強の進め方など、試験の全体像はITパスポート試験ガイドにまとめています。
今の試験でも、AIの問題は出ています。令和8年度の公開問題で、問題文がAIや機械学習を扱っているのは次の6問です。どれも問題集で解けます。
| 問題 | 問われていること |
|---|---|
| 問1 | 生成AIで作った楽曲の扱いと、著作権者の許諾 |
| 問16 | 教師あり学習で、正解となる情報を付ける作業(アノテーション) |
| 問17 | AIを利活用するときに留意すること |
| 問27 | “強いAI”と“弱いAI”の違い |
| 問82 | ニューラルネットワークのバックプロパゲーション |
| 問98 | プロンプトエンジニアリングの説明(例題に載せています) |
当サイトが問題文と選択肢を読んで数えたものです(数え方によって数は変わります)。出典:令和8年度 ITパスポート試験 問1・問16・問17・問27・問82・問98(独立行政法人情報処理推進機構・公開問題)。分野ごとの傾向は令和8年度の公開問題を全部読んだ記事にまとめています。
過去問がある分野はIPAの公開問題で、過去問がない新しい分野はAIが作る問題で練習します。どの問題も、答えのあとに解説と、選択肢ごとの説明が出ます。
確認済みの145問は、運営者が1問ずつ照合したものです。照合では、正解の文の誤り(例:成長マトリクスとPPMの取り違え)や、正解が2つ取れる問題、古い常識(例:パスワードの定期変更)などを直し、前提が誤っていた1問は外しました。問題集を解き終えたあとにAIがその場で作る問題は、確認役のAIに正解を見せずに判定させていますが、運営者の照合は通っていないため、誤りが残る場合があります。おかしいと思った問題は「間違いを報告」ボタンで教えてください。


スマホの幅で表示した画面です(2026年10月3日)。
選択肢を押すと、正解かどうかと解説が出ます。問題文と選択肢はIPAが公表したもので、解説は当サイトが書いたものです。
答え:イ。データのサイロ化は、部門ごとにデータが別々に持たれていて、組織をまたいで見たり、つなげたりできない状態です。アはデータの意味や来歴を説明する情報(メタデータ)がない状態、ウは同じ項目の表記がそろっていないデータの品質の問題、エは保管期限の管理の問題で、どれもサイロ化とは別の問題です。
出典:ITパスポート試験 サンプル問題 問2(独立行政法人情報処理推進機構・2026年8月31日公表)
答え:ウ。メタデータは、データそのものではなく、データの意味や作り方を説明する情報です。顧客番号をどんな規則で、どんな単位で付けているかの説明は、顧客データを説明する情報なのでメタデータです。アはデータの値、イとエはデータを集計した値です。
出典:ITパスポート試験 サンプル問題 問3(独立行政法人情報処理推進機構・2026年8月31日公表)
答え:ウ。プロンプトエンジニアリングは、AIから意図した回答を得るために、質問や指示の書き方、渡す情報、出力の形の指定などを工夫することです。アはデータから規則を学ぶ機械学習の考え方、イは入力を促す記号(プロンプト)の表示、エはニューラルネットワークの説明です。今の試験でも、生成AIに関する問題は出ています。
出典:令和8年度 ITパスポート試験 問98(独立行政法人情報処理推進機構・公開問題)
このページでは、PDFの行の折り返しを詰めて載せています。問題集のアプリでは、令和7年度・令和8年度の200問を同じ形で解けます。
IPAの公開問題200問と新試験のサンプル問題4問は、1日の無料の回数とは関係なく、いつでも何度でも解けます。買い切りで使えるようになるのは、AIが作る問題の回数の制限なしと、模試です。月額ではないので、試験が終わったあとに解約する手間はありません。
| できること | 無料 | 買い切り980円(税込・一度きり) |
|---|---|---|
| 令和8年度・令和7年度の過去問(200問) | すべて・何度でも | すべて・何度でも |
| 新試験のサンプル問題(4問) | すべて・何度でも | すべて・何度でも |
| 新試験の確認済みの問題集(26の中分類・145問) | すべて・何度でも | すべて・何度でも |
| 問題集を解き終えたあとにAIが作る問題(運営者の照合なし) | 1日3問 | 回数の制限なし |
| 模試(10問・30問・100問。総合と分野別の正解率で判定) | − | ○ |
お支払いはStripeの決済ページで行います。決済が終わると問題集のページに戻り、そのブラウザで使えるようになります。月額や自動更新はありません。デジタル商品のため、お客様のご都合による購入後の返金はできません(当方の不具合の場合はご連絡ください)。購入前に無料の範囲でお試しください。詳しくは特定商取引法に基づく表記をご覧ください。
ITパスポートの問題集は、無料の過去問サイト、スマホのアプリ、本、通信講座と、たくさんあります。年内に今の試験を受けるか、2027年度の新試験を受けるかで、向いているものが変わります。右の列は、この問題集の場合です。
| 確かめたいこと | なぜ大事か | この問題集 |
|---|---|---|
| 過去問の量 | 今の試験は、IPAが過去の問題を公開していて、出題の形に慣れる練習ができるため | 令和7年度・令和8年度の2年度分(200問)だけ。何年度分もの過去問を集めた無料のサイトやアプリもあるので、年内に受ける方は、そちらとの併用もおすすめです |
| 新しい分野の問題があるか | 新試験で加わるマインド・スタンスやデータマネジメントには、過去問がないため | IPAのサンプル問題4問と、新試験の26の中分類から作り運営者が照合した確認済みの145問。解き終えたらAIが作る問題 |
| 分野ごとの足切りを確かめられるか | 今の試験は、総合点に加えて、3つの分野それぞれに基準があるため | 模試で総合と分野別の正解率を表示(正解率での目安) |
| 料金の形(月額か、買い切りか) | 月額は、試験が終わったら解約の手続きがいるため | 過去問・サンプル問題・確認済みの問題集は無料。AIの問題の制限なしと模試は買い切り980円 |
| 誤りを見つけたときの直し方 | AIや人が作った問題・解説には、誤りが残ることがあるため | 報告ボタンとメールで受け付け、確かめて直します |
ほかの問題集との比べ方は、ITパスポート対策アプリを比べた記事にもまとめています。
令和7年度・令和8年度の問題と正解は、IPAが公開している問題冊子と解答例から取りました。正解は解答例のPDFから機械で読み取りました。問題文は原本から書き起こし、抜き取りで原本と1字ずつ照らし合わせています。解説は当サイトが書いたものです。
確認済みの問題集は、シラバス案の26の中分類の用語例からAI(GPT-4o)が作り、正解を伏せたAIの確認を2回(GPT-4o-mini・GPT-4o)通したあと、運営者が1問ずつ読んで照合しました。作った146問のうち44問で、正解の文・誤りの選択肢・選択肢ごとの理由などを直し(選択肢の文そのものを直したのは23問)、前提が誤っていた1問を外して、145問を載せています(2026年10月3日)。直した法律の問題は、e-Gov法令検索の条文で確かめています。問題集を解き終えたあとにAIがその場で作る問題は、運営者の照合を通っていないので、誤りが残る場合があります。
IPA(独立行政法人情報処理推進機構)とは関係のない、民間の学習サービスです。AIが作る問題は、本番の試験問題そのものではなく、合格を保証するものではありません。IPAの公開問題は、IPAの示す条件に沿って、出典を表示して使っています。
試験の全体像、新試験のシラバス案、過去問がない新試験の勉強のしかた、令和8年度の公開問題の傾向、廃止の噂、生成AIパスポートとの違い、合格したあとの次の試験まで。数字と日付は、IPAの公表資料で確かめています。
使い方の質問、問題や記事の誤りのご指摘など、メールでお受けしています。問題の誤りは、問題集の「間違いを報告」ボタンからも送れます。
面談・電話なし。メールのみで対応しています。
このページと問題集は、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)とは関係のない、民間(個人)の学習サービスです。過去問とサンプル問題は、IPAが公開している問題をそのまま使い、出典を表示しています。解説とAIが作る問題は当サイトが作成したもので、IPAが作成・提供するものではありません。試験の日程・手数料・出題範囲は、受験する時点のIPAの公表内容でご確認ください。作成:fufumumu_design(最終更新:2026年10月3日)