訪問介護と福祉用具の活用、ベッド・車椅子・歩行補助具の選定と連携。

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訪問介護員は、利用者の自宅にある福祉用具を日常的に使います。ベッドの高さ調整・車椅子のブレーキ操作・歩行器の使い方を理解していないと、介助中の事故につながります。また「この道具があれば介助が楽になるのに」と感じた場合は、勝手に変更するのではなく、ケアマネジャーや福祉用具専門相談員に連絡することが重要です。

主な福祉用具と訪問介護員が知るべき基本操作

福祉用具 介助時の確認事項
介護用ベッド(電動) ギャッジアップ・高さ調整のリモコン操作。使用後は利用者が安全な高さに戻す。サイドレールの固定を確認する
車椅子 移乗前にブレーキがかかっているか確認。フットレストの上げ下げ。シートに深く座れているか。タイヤの空気圧(目視で確認)
歩行器・歩行補助杖 脚のゴムが摩耗していないか確認。高さが利用者に合っているかを確認する〔⚠️高さの調整は専門職(PT・OT・福祉用具専門相談員)が行う〕
褥瘡予防マットレス エアマットレスの場合は圧の設定が適切か確認。異音・空気漏れがあれば福祉用具事業者に連絡する
手すり(置き型) 固定が安定しているか・位置が利用者に合っているかを確認する。ぐらつきがある場合は使用を止めて報告する

福祉用具の変更・追加が必要と感じたときの対応

「この利用者にはスライディングシートがあった方が安全」「歩行器では不安定になってきた」という気づきは、訪問介護員だからこそ得られる情報です。ただし、福祉用具の選定・変更はケアマネジャーを通じて行います。気づいたことをケアマネジャーに報告することが、利用者の安全を守る第一歩です。

福祉用具が壊れた・不具合がある場合

介護用ベッドのリモコンが効かない・車椅子のブレーキが効きにくい等の不具合は、すぐに事業所とケアマネジャーに報告します。不具合がある状態で使用を続けると事故の原因になります。修理・交換は福祉用具貸与事業者が対応します。

研修全体の体系については「訪問介護の法定研修、何を何回やればいいか。」をご覧ください。研修キットのご利用は訪問介護の法定研修キットからどうぞ。

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出典:「指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準」(平成11年厚生省令第37号)。詳細は必ず原文および都道府県の担当窓口でご確認ください。当サイトは資格者ではなく、内容の正確性を保証しません。

この記事を書いた人

業種別のツールを、一人で作っています。開業前の収支シミュレーター、法定研修キット、資格の問題集。どれも、厚生労働省の告示や調査の原文を自分で確かめてから数字を組み込んでいます。使う人が「この数字、合ってるか」と不安になるようなツールは作りたくないので。

上場企業で20年間、営業ひとすじ。電話営業・インサイドセールスから、約70名のチームのマネジメントへ。現場で「根拠のない数字」が判断を狂わせる場面を見続けてきたせいか、ツールを作るときも出典を確かめずにはいられません。

ご質問はメールで。電話・面談はしていません。

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