第一種衛生管理者の合格基準。科目別最低正解数と不合格パターン

第一種衛生管理者の試験全体については、こちらの記事もご参照ください。
▶ 第一種衛生管理者 試験ガイド(概要・合格率・勉強法)

第一種衛生管理者の合格基準は「各科目の満点の40%以上かつ5科目合計で60%以上(44問中27問以上)」の2段階です。1科目でも40%を下回ると、合計が27問以上でも不合格になります。このページでは科目別の最低正解数・よくある不合格パターン・合格ラインの目安を整理します。

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合格基準の詳細。2つの条件を同時に満たす

合格には次の2条件を同時に満たす必要があります(公益財団法人 安全衛生技術試験協会「衛生管理者試験受験案内書」)。

  1. 科目別の足切り:各科目の得点がその科目の満点の40%以上
  2. 全体の合格ライン:5科目合計の得点が全44問の60%以上(27問以上正解)

科目別の問題数・最低正解数

科目 問題数(満点) 40%ライン(最低正解数) 60%ライン(目安)
有害業務に係る関係法令 10問 4問以上 6問
有害業務に係る関係労働衛生 10問 4問以上 6問
関係法令(有害業務以外) 7問 3問以上 5問
労働衛生(有害業務以外) 7問 3問以上 5問
労働生理 10問 4問以上 6問
合計 44問 科目別基準を全科目クリア 27問以上(61.4%)

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会「衛生管理者試験受験案内書」

全体の合格ラインは44×60%=26.4なので、27問以上(切り上げ)が必要です。全体で27問以上というのは、5科目で「各科目ちょうど40%」を取った場合(4+4+3+3+4=18問)より9問多く正解する必要があるということでもあります。苦手科目で最低ラインをぎりぎり確保しつつ、得意科目で上積みするバランスが重要です。

不合格になるよくあるパターン

不合格のパターン 具体例
1科目の足切りに引っかかる 有害業務法令で3問しか正解できなかった(30%)→他の科目がよくても不合格
全体が27問に届かない 全科目で40〜50%台を取ったが合計が26問(59%)→不合格
得意科目に頼りすぎる 労働生理は10問全問正解でも、有害業務法令3問正解では足切りにかかる

合格を確実にするための目標点数

「ギリギリの合格」ではなく「確実な合格」を目指す場合の目標は次のとおりです。

科目 問題数 最低ライン(40%) 安全圏の目標(60%)
有害業務法令 10問 4問 6問以上
有害業務労働衛生 10問 4問 6問以上
一般法令 7問 3問 5問以上
一般労働衛生 7問 3問 5問以上
労働生理 10問 4問 6問以上
合計 44問 18問 28問以上

全科目で「60%以上を確保」できれば、合計28問以上となり全体の合格ライン(27問)も安全に超えます。模擬試験・過去問での練習時に、科目別の正解率を毎回確認することが合否判定の精度を上げます。

第二種衛生管理者との合格基準の違い

第二種衛生管理者の合格基準も「各科目40%以上かつ全体60%以上」という同じ仕組みです。違いは科目数と問題数で、第二種は3科目・30問です(全体で18問以上正解が必要)。

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出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会「衛生管理者試験受験案内書」(www.exam.or.jp)

この記事を書いた人

業種別のツールを、一人で作っています。開業前の収支シミュレーター、法定研修キット、資格の問題集。どれも、厚生労働省の告示や調査の原文を自分で確かめてから数字を組み込んでいます。使う人が「この数字、合ってるか」と不安になるようなツールは作りたくないので。

上場企業で20年間、営業ひとすじ。電話営業・インサイドセールスから、約70名のチームのマネジメントへ。現場で「根拠のない数字」が判断を狂わせる場面を見続けてきたせいか、ツールを作るときも出典を確かめずにはいられません。

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