訪問入浴介護のストーマ・胃ろう対応、装着者への入浴介助の手順と注意点。

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ストーマ(人工肛門・人工膀胱)や胃ろう(PEG)を装着している利用者は訪問入浴介護でも入浴できます。ただし、装具の管理・入浴前後の処置に注意が必要です。ストーマ・胃ろうの管理は医療行為を含むため、入浴前後の装具確認・交換は看護職員が担当します。介護員は「装具を引っかけない・強くこすらない」などの基本的な取り扱いを守ることが重要です〔⚠️ストーマ・胃ろうの管理は利用者・主治医の指示に従う〕。

ストーマ装着者への入浴対応

場面 対応のポイント
入浴前の装具確認 看護職員が面板・パウチの密着状態を確認する。装具が外れかけている場合は入浴前に交換する
入浴中の取り扱い ストーマ部位を直接ゴシゴシ洗わない。石けんを泡立てて優しく洗う。パウチは入浴中も装着したままでよい場合と外す場合がある(主治医・ストーマ外来の指示による)
入浴後の処置 看護職員がストーマ周囲の皮膚(びらん・発赤)を確認し、必要に応じて装具を交換する。入浴後は装具の密着がよくなる〔⚠️皮膚トラブルがある場合は担当医・訪問看護師に報告する〕
移乗・洗体時 介護員はパウチの位置を意識し、移乗時に引っかけない。特にストレッチャーへの移動時に注意する

胃ろう(PEG)装着者への入浴対応

場面 対応のポイント
入浴前の確認 栄養注入終了から入浴まで1時間以上あけることが一般的な目安。チューブの固定・キャップの閉鎖を看護職員が確認する〔⚠️注入直後の入浴は嘔吐・逆流のリスクがある〕
胃ろう周囲の皮膚 胃ろう周囲(ストーマサイト)の肉芽・発赤・分泌物を看護職員が確認する。石けんで優しく洗い、清潔を保つ
チューブの取り扱い チューブを引っ張らない・折り曲げない。移乗時にストレッチャーの端に挟まないよう注意する
入浴後の確認 看護職員がチューブの位置・固定・周囲皮膚の状態を再確認する

医療的ケアを伴う利用者への対応は、チームケアと連携の観点が重要です。「訪問入浴介護のチームケアと連携」もご覧ください。褥瘡・皮膚トラブルの観察については「訪問入浴介護の褥瘡・皮膚トラブル対応」もあわせてご覧ください。研修キットのご利用は訪問入浴介護の法定研修キットからどうぞ。

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出典:日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会「ストーマケアガイドライン」・各種介護・看護関連の公開情報に基づく一般的な知見。ストーマ・胃ろうの管理は必ず主治医・担当訪問看護師の指示に従ってください。当サイトは資格者ではなく、内容の正確性を保証しません。

この記事を書いた人

業種別のツールを、一人で作っています。開業前の収支シミュレーター、法定研修キット、資格の問題集。どれも、厚生労働省の告示や調査の原文を自分で確かめてから数字を組み込んでいます。使う人が「この数字、合ってるか」と不安になるようなツールは作りたくないので。

上場企業で20年間、営業ひとすじ。電話営業・インサイドセールスから、約70名のチームのマネジメントへ。現場で「根拠のない数字」が判断を狂わせる場面を見続けてきたせいか、ツールを作るときも出典を確かめずにはいられません。

ご質問はメールで。電話・面談はしていません。

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