泡消火設備は「水源→加圧送水装置(消火ポンプ)→一斉開放弁→混合装置(プロポーショナー)→フォームヘッド」の順に構成されています。各部品の役割と接続の流れを理解することが、乙2の構造機能整備9問を解くための基礎です。
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▶ 消防設備士 乙種第2類 問題集
泡消火設備の主要な構成部品と役割
| 部品 | 役割 |
|---|---|
| 水源(水槽) | 消火に必要な水を貯蔵する。必要水量は設備の規模・ヘッドの個数で決まる |
| 加圧送水装置(消火ポンプ) | 水源の水を加圧して配管に送る。自動起動の場合はポンプが信号で起動する |
| 薬剤タンク | 泡消火薬剤を貯蔵する。プロポーショナーの方式によって開放タンクか密閉タンクかが異なる |
| 混合装置(プロポーショナー) | 水と泡消火薬剤を規定の混合比率(3%または6%)で混合して泡水溶液を作る |
| 一斉開放弁 | 火災信号を受けて全ヘッドへの泡水溶液の供給を一斉に開放する弁 |
| 配管 | 各部品を接続し、泡水溶液をヘッドに届ける |
| フォームヘッド(または FWSヘッド・高発泡用泡放出口) | 泡水溶液を空気と混合して泡にして放射する |
| 感知器・制御盤 | 火災を検知して自動起動の信号を出す |
水の流れ:水源からヘッドまで
水は水源(水槽)から加圧送水装置(消火ポンプ)で加圧され、配管を通って一斉開放弁に達します。一斉開放弁が開くと、水は混合装置(プロポーショナー)を通過します。このときプロポーショナーが薬剤タンクから泡消火薬剤を一定比率で混合し、泡水溶液が作られます。泡水溶液は配管を通りフォームヘッドに達し、空気と混合されて泡として放射されます。
混合装置(プロポーショナー)の位置
プロポーショナーの設置位置は方式によって異なります。ライン比例混合方式(ラインプロポーショナー)は一斉開放弁の後(配管下流側)に設置し、水が流れるときの差圧を利用して薬剤を吸い込みます。プレッシャープロポーショナー方式は密閉加圧タンクを使用し、ポンプ吐出側の圧力でタンク内の薬剤を押し出して混合します。試験では「どの方式がどこに設置されるか」という問題が出るため、方式名と設置位置を対で覚えることが有効です。
試験での出題パターン
構造機能整備(9問)では「図に示す設備で、水と薬剤を混合する部品はどれか(プロポーショナー)」「火災信号を受けて最初に動作する弁はどれか(一斉開放弁)」という形式で出題されます。設備の全体構成図を見て、各部品の名称と役割を答えられることが必要です。
まとめ
泡消火設備は「水源→ポンプ→一斉開放弁→プロポーショナー(薬剤混合)→フォームヘッド」の順に構成されています。各部品の役割を覚えることで、動作シーケンスと鑑別問題の両方に対応できます。試験では設備の全体構成図から部品を特定する問題が出るため、部品の名称と役割を対で覚えることが有効です。
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