ITパスポートの申し込みから当日までの流れ。支払い方法と注意点

ITパスポートの申し込みから当日まで|支払い方法と注意点 資格

ITパスポートの申し込みは、IPAのiパスサイトでアカウントを作り、試験日・会場・支払い方法を選んで完了します。申し込みから試験当日まで最短5日(コンビニ払いの場合)かかるため、直前に動き始めると日程を逃すことがあります。受験手数料は7,500円(税込)で、申し込み後のキャンセル・返金はできません。この記事では、申し込み手順・支払い方法の違い・当日までの準備を順番にまとめます。

申し込みから試験当日までの全体の流れ

最初に全体の流れを確認します。

ステップ 内容 注意点
①アカウント登録 IPAのiパスサイト(itpassport.ipa.go.jp)でアカウントを作る メールアドレスが必要。同じアドレスで複数アカウントは作れない
②試験日・会場を選ぶ 全国のテストセンターから希望日・会場を選択 コンビニ払いを選ぶ場合、申込日から5日後以降の試験日しか選べない
③支払い方法を選ぶ クレジットカード・コンビニ払い・バウチャーのいずれか 支払い方法により払込期限が異なる
④支払いを完了する 選んだ方法で7,500円(税込)を支払う 支払い期限内に完了しないと申し込みが無効になる
⑤受験票(予約番号)を確認する 登録メールアドレスに予約番号が届く 当日この番号が必要。紙に印刷するかスマホに保存する
⑥試験当日 テストセンターで受験。120分・100問。終了後すぐにスコアがわかる 持ち物は本人確認書類と予約番号の2点
⑦合格発表 受験月の翌月に正式な合格発表。合格証書はその後発送 スコアは当日確認できるが、正式発表は翌月

同時に複数の申し込みはできません。1件の試験が終わった後(または受験日の翌日以降)に次の申し込みが可能です。

申し込みの手順は4ステップで完了する

IPAの「iパスサイト」から申し込みます。手順は次の通りです。

ステップ1:アカウントを作る。iパスサイト(itpassport.ipa.go.jp)にアクセスし、「受験申込」から新規アカウントを作成します。氏名・生年月日・メールアドレスなどを入力します。すでにアカウントを持っている場合はそのままログインできます。

ステップ2:試験日と会場を選ぶ。ログイン後、受験申込の画面に進みます。都道府県・試験日・会場を選びます。全国のテストセンターでCBT方式(コンピュータを使って受験する形式)で随時実施されているため、多くの日程から選べます。ただし、コンビニ払いを選ぶ場合は申込日から5日後以降の試験日しか選べない点に注意が必要です。受験したい日が近い場合は、カード払いまたはバウチャーを選ぶと余裕が生まれます。

ステップ3:支払い方法を選ぶ。クレジットカード・コンビニ払い・バウチャーから選びます。選択後に変更はできないため、事前に確認してから選びます。

ステップ4:支払いを完了する。選んだ方法で7,500円(税込)を支払います。支払いが完了すると、登録メールアドレスに受験票(予約番号)が届きます。この番号が当日の本人確認に使います。

支払い方法によって締め切りが違う

支払い方法は3種類あります。それぞれ払込期限と手数料が異なります。

支払い方法 払込期限 手数料 注意点
クレジットカード 試験前日の正午まで なし 試験直前でも申し込める。最もスケジュールが組みやすい
コンビニ払い 申込日を含めて3日目の23:59 187円(払込手数料) 申込日から5日後以降の試験日しか選べない。払込期限を過ぎると申し込みが無効になる
バウチャー 試験前日の正午まで なし(バウチャー購入時に支払い済み) 新規購入は2026年7月31日から一時停止中。手持ちがある場合は利用可

コンビニ払いは払込期限が短いため、申込後すぐにコンビニで支払いを済ませる必要があります。申し込んだまま数日放置すると期限切れになり、申し込みが無効になります。

バウチャーは企業が社員の受験費用を事前にまとめて購入する形式です。個人でも使えますが、新規購入が2026年7月31日から一時停止になっています。

最も確実なのはクレジットカード払いです。支払いが即時完了し、試験前日の正午まで申し込めます。急いで受験したい場合はカード払いを選ぶと日程の選択肢が広がります。

申し込み後のキャンセルと変更はできない

申し込みが完了した後は、受験手数料の返金ができません。IPAの規定では「受領した受験手数料は、理由のいかんにかかわらず返還できません」とされています。試験日や会場の変更も、基本的には申し込み完了後に受け付けていません。

急病や事故で当日受けられなかった場合も返金はありません。当日欠席すると「欠席」扱いになりますが、再度申し込んで受験することは可能です。不合格後の再申し込みは受験日の翌日以降から行えます。同じスケジュールで複数申し込むことはできないため、一度の申し込みが終わってから次を申し込む形になります。

申し込む前に試験日を慎重に選ぶことが重要です。仕事や学校の予定と照らし合わせてから確定させます。

当日の持ち物は本人確認書類と予約番号の2点

試験当日に持参するのは、次の2点です。

  • 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード・パスポートなど顔写真付きのもの)
  • 予約番号(申し込み完了メールに記載されている番号。印刷またはスマホで確認できる形で持参)

筆記用具や参考書は持ち込めません。テストセンターではメモ用紙が配布されます。当日の受付から着席、120分の試験、スコア確認、退出までの詳しい流れは試験当日の流れでまとめています。

合格発表は受験月の翌月になる

試験が終わると、その場で画面にスコアが表示されます。合格基準(総合評価点600点以上かつ各分野300点以上)を満たしていれば、その時点で合格の見込みはわかります。

ただし、正式な合格発表は受験月の翌月です。2026年の発表日は次の通りです。

  • 8月受験:9月28日発表予定
  • 9月受験:10月21日発表予定
  • 10月受験:11月20日発表予定

合格証書は合格発表後に郵送されます。8月受験分の合格証書は10月15日発送予定でした。履歴書に記載する際は、合格証書に記載されている年月(合格発表月)を使います。受験した月ではなく、合格が発表された翌月が正式な合格年月です。

2026年12月以降の受験スケジュールには注意が必要

現在(2026年10月時点)、ITパスポートは2026年12月27日まで試験日があります。12月28日以降は一時休止となり、2027年以降の実施については「2026年秋頃に案内」とIPAが発表しています(2026年10月時点で詳細は未発表)。

今の試験を受けたい場合は、12月27日までに試験日を確保する必要があります。年末に向けて試験会場が埋まりやすくなることも考えられます。早めに申し込んで日程を確保するほうが確実です。

2027年以降に受験を考えている場合は、新試験の正式な案内が出るまで申し込みができません。今の試験と新試験の違いについては年内に受けるか2027年の新試験を待つかでまとめています。

申し込みで失敗しないための確認ポイント

申し込みを確定する前に、次の点を確認します。

  • 試験日は仕事・学校の予定と重ならないか(変更・返金できないため)
  • コンビニ払いを選ぶ場合、払込期限(申込日含む3日目の23:59)までに支払えるか
  • コンビニ払いの場合、希望日が申込日から5日後以降になっているか
  • 会場はアクセスしやすい場所か(慣れない場所は当日の時間に余裕を持つ)
  • 本人確認書類を当日持参できるか

申し込みそのものは数分で完了しますが、日程選択とキャンセル不可のルールを事前に把握しておくと、余計なトラブルを避けられます。

申し込み後に試験日を変更したい場合やキャンセルの手続きは日程変更・キャンセル・再申込みの手続きでまとめています。

まとめ

ITパスポートの申し込みは、iパスサイトでアカウントを作り、試験日・会場・支払い方法を選んで7,500円(税込)を支払うことで完了します。支払い方法によって払込期限と選べる試験日の幅が異なるため、スケジュールに合わせて選ぶことが重要です。申し込み後のキャンセル・返金はできないため、試験日の確定は慎重に行います。

合格発表は受験月の翌月で、スコアは試験当日に確認できます。2026年12月27日が現行試験の最終日になる予定のため、受験を考えている人は早めに申し込むことをおすすめします。

試験当日の会場での流れは試験当日の流れでまとめています。

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申し込みでよくあるミスと対処法

ITパスポート試験の申し込みでよく起きるミスと、その対処法をまとめます。

希望日程が取れないケース

人気のある試験会場・日程は早期に満席になります。受験を決めたらなるべく早めに申し込むことが重要です。試験会場は全国47都道府県に設置されており、近隣の会場が満席でも別の会場で受験できる場合があります。

コンビニ払いの期限切れ

コンビニ払いを選んだ場合、申し込み日を含めて3日目の23:59が払込期限です。この期限を過ぎると申し込みが自動的にキャンセルされます。クレジットカードやバウチャーと違い、期限が短いため注意が必要です。

本人確認書類の不備

試験当日に有効な本人確認書類が必要です。運転免許証・パスポート・マイナンバーカードなどが使えますが、有効期限が切れているものは使用できません。申し込み前に手持ちの書類を確認してください。

バウチャーを使う場合の注意点

企業が従業員のために購入するバウチャー(受験票)を使う場合、以下の点に注意が必要です。

  • バウチャーには有効期限があります。期限内に受験申し込みと受験を完了させる必要があります
  • 試験前日の正午までに支払いを完了させる必要があります(カードも同様)
  • バウチャーは個人名義で登録するため、会社から受け取った後は速やかに申し込みに使用しましょう

申し込み後に変更・キャンセルする場合

一度申し込んだ後でも、試験日程の変更は可能です。ただし、支払い方法によって変更できる期限が異なります。

支払い方法 変更・キャンセル可能な期限
クレジットカード 試験前日の正午まで
コンビニ払い 払込期限内(申込日含む3日目23:59)
バウチャー 試験前日の正午まで

なお、一度支払った受験手数料は、理由のいかんにかかわらず返還されません。変更の場合は差額の調整はなく、再度申し込む形になります。

受験申し込みに関するよくある質問

Q: 申し込みと同時に受験票は発行されますか?
A: ITパスポート試験には紙の受験票はありません。代わりに予約番号が発行されます。試験当日は予約番号と本人確認書類を持参してください。

Q: 同じ月に2回受験できますか?
A: 同時に複数の申し込みはできません。1回の受験が終わった翌日以降に次の受験を申し込めます。

Q: 不合格だった場合、すぐに再受験できますか?
A: 試験翌日から再申し込みが可能です。待機期間のような制限はありません。ただし、スコアレポートで弱点を分析してから再受験することをおすすめします。

申し込みにかかる時間と準備するもの

ITパスポートの申し込みは15〜30分程度で完了します。事前に準備しておくと手続きがスムーズです。

準備するもの 内容
メールアドレス アカウント登録・連絡に使用
本人確認書類(データ) 申し込み時にアップロードが必要な場合がある(IPA要確認)
支払い方法 クレジットカード・コンビニ払いから選択
希望の受験日・会場のメモ 事前に調べておくと選択がスムーズ

申し込み手順(詳細版)

手順1:IPA受験申込サイトにアクセスする

IPA公式の受験申込サイト(https://itpassport.ipa.go.jp/)にアクセスします。初めての受験の場合は「新規登録」からアカウントを作成します。すでにアカウントがある場合はログインします。

手順2:アカウントを作成する(初回のみ)

メールアドレス・パスワード・氏名・生年月日・住所などの必要情報を入力します。登録したメールアドレスに確認メールが届くため、受信できるアドレスを使用してください。

手順3:試験を申し込む

ログイン後、「試験の申込み」を選択します。「ITパスポート試験(IP)」を選んで進みます。

手順4:受験日・会場を選ぶ

都道府県・地域を選択すると、空きがある会場と日程の一覧が表示されます。受験したい日程・会場を選択します。都市部は会場数が多いですが、人気のある日程・時間帯は早く埋まることがあります。希望の日程がある場合は早めに申し込むことをおすすめします。

手順5:受験情報を確認・入力する

選択した日程・会場の確認画面が表示されます。受験者情報(氏名・住所)を確認・修正します。

手順6:受験手数料を支払う

クレジットカード払いまたはコンビニ払いを選択して支払います。

支払い方法 締め切り 注意点
クレジットカード 試験前日の正午まで変更可 即時決済・すぐに予約確定
コンビニ払い 申込日を含めて3日目の23:59 期限内に払い込まないと予約が自動キャンセル

手順7:予約確認メールを受け取る

支払い完了後に予約確認メールが届きます。試験当日に「受験番号」が必要なため、メールを保存しておいてください。

会場の探し方:選び方のポイント

都市部では選べる会場が多いため、次のポイントで絞り込むと選びやすいです。

  • アクセス:勤務先・自宅の近く、または交通の便が良い場所
  • 時間帯:午前中・午後・夕方から選べる会場もある
  • 座席数:大きな会場は選択肢が多い

申し込み後の変更・キャンセル

クレジットカード払いの場合、試験前日の正午までであれば日程・会場の変更が可能です。受験手数料は理由を問わず返金されません。

よくある疑問Q&A

Q:受験票は郵送されるか

郵送はありません。試験当日は本人確認書類(マイナンバーカード・運転免許証など)と受験予約番号があれば受験できます。

Q:申し込みにスマートフォンだけで対応できるか

対応できます。IPA受験申込サイトはスマートフォンからも利用可能です。

Q:複数の日程を同時に予約できるか

できません。1人1試験日のみ申し込み可能です。

この記事を書いた人

業種別のツールを、一人で作っています。開業前の収支シミュレーター、法定研修キット、資格の問題集。どれも、厚生労働省の告示や調査の原文を自分で確かめてから数字を組み込んでいます。使う人が「この数字、合ってるか」と不安になるようなツールは作りたくないので。

上場企業で20年間、営業ひとすじ。電話営業・インサイドセールスから、約70名のチームのマネジメントへ。現場で「根拠のない数字」が判断を狂わせる場面を見続けてきたせいか、ツールを作るときも出典を確かめずにはいられません。

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