消火器本体のラベルには、適応火災・消火薬剤の種類・使用温度範囲・製造年・製造番号・型式適合検定番号が記載されています。実技(鑑別)試験でもラベルの読み方が問われるため、各表示の意味を正確に理解しておくことが重要です。
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▶ 消防設備士 乙種第6類 問題集
消火器ラベルの主な記載項目
| 記載項目 | 内容・確認ポイント |
|---|---|
| 適応火災の絵表示(◯△□) | 白丸=A火災(普通)、黄△=B火災(油)、青□=C火災(電気) |
| 消火薬剤の種類 | 「ABC粉末」「強化液」「泡」「CO2」等 |
| 消火能力単位(A・B) | A〇単位、B〇単位(能力値を示す数字) |
| 使用温度範囲 | 例:-30℃〜+40℃(粉末消火器の一般例) |
| 製造年 | 内部点検・廃棄判断の基準になる年数の起点 |
| 型式番号・型式適合検定番号 | 合格証(八角形シール)の番号と対応 |
| 整備・充填禁止の表示 | 一部の製品には「廃棄処理をすること」の表示あり |
適応火災の表示の読み方
消火器のラベル上部には火災の種類を示す絵表示があります。普通火災(A)は白い丸の中に炎のマーク、油火災(B)は黄色い三角の中に炎のマーク、電気火災(C)は青い四角の中に炎のマークで表示されます。
表示がある=その火災に適応、表示がない=適応しないことを意味します。CO2消火器は電気火災(C)に適応しますが、普通火災(A)には適応しません。
製造年の確認と内部点検のタイミング
消火器の内部点検開始のタイミングは製造年から計算します。蓄圧式は製造後5年、加圧式・化学泡は製造後3年が内部点検の開始年です(規格省令)。製造年はラベルに「製造年月:○年○月」と記載されています。
製造年から経過年数を確認し、内部点検の実施時期を判断します。製造後10年(蓄圧式)で耐圧試験が必要になり、費用対効果から廃棄・交換を選ぶケースが多くなります。
点検記録票の貼付
点検後は、消防設備士または消防設備点検資格者が点検を実施した証として「点検済ステッカー」(点検年月と点検者の氏名等を記載)を貼付します。このステッカーはラベルの一部として貼付位置が規定されています(消防法施行規則第31条の6に基づく点検票)。
まとめ
消火器ラベルの読み方は実技(鑑別)試験でも問われる重要な知識です。適応火災(◯△□の色と形)・消火薬剤の種類・製造年・能力単位・使用温度範囲の5項目を正確に読み取れるようにしましょう。特に適応火災の表示(白丸=A・黄△=B・青□=C)の意味と、製造年から内部点検時期を計算する方法は頻出です。
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