消防用機械器具の検定制度。型式承認と型式適合検定の違いと対象品目

消防用機械器具の検定制度。型式承認と型式適合検定の違いと対象品目 資格

消防用機械器具には型式承認と型式適合検定の2段階の検定制度(消防法第21条の2)があり、検定合格品でなければ消防設備に使用できません。第1類に関係するスプリンクラーヘッド・アラーム弁・消防用ホース等が検定対象品目に含まれます。試験では検定の2段階の名称・実施機関・対象品目が問われます。

作成:fufumumu_design(ふふ)/作成日:2026年10月28日/数字の出典は各表の下に記載しています。

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検定制度の2段階構造

段階 名称 実施機関 内容
第1段階 型式承認 総務大臣 新しい型式(設計・仕様)が技術基準に適合しているか判定する
第2段階 型式適合検定 日本消防検定協会(日消検) 量産された製品が承認を受けた型式通りに作られているか、個々の製品を抜き取り検査する

出典:消防法第21条の2・第21条の11(2026年10月28日に確認)

第1類に関係する主な検定対象品目

品目 第1類との関係
スプリンクラーヘッド 閉鎖型・開放型を問わず検定対象
流水検知装置(アラーム弁等) 湿式・乾式・予作動式のすべてが対象
一斉開放弁 開放型スプリンクラー・ドレンチャー設備で使用
消防用ホース 屋内消火栓・連結送水管等で使用
消防用結合金具(差込式カプリング等) ホースの接続部品

検定合格品の表示

型式適合検定に合格した製品には型式番号(型番)が表示されます。消防設備の設置・整備では、この型式番号がない製品を使用することはできません。検定合格品の表示がない製品を発見した場合は使用を中止し、適合品に交換する必要があります。

自主表示対象機械器具

検定品とは別に、自主表示対象機械器具(消防法第21条の16の3)があります。これは検定ではなく、製造・輸入業者自身が技術基準への適合を確認して表示する制度です。消火器用消火薬剤・エアゾール式簡易消火具などが対象です。第1類の設備には直接関係しませんが、法令科目の学習範囲に含まれます。

試験に出るポイント

問われる内容 答え
型式承認を行う機関 総務大臣
型式適合検定を行う機関 日本消防検定協会(日消検)
検定制度の根拠法令 消防法第21条の2
スプリンクラーヘッドは検定対象か 対象(型式承認・型式適合検定が必要)
自主表示対象品目の代表例 消火器用消火薬剤・エアゾール式簡易消火具等

まとめ

消防用機械器具の検定制度は「型式承認(総務大臣)」と「型式適合検定(日消検)」の2段階です(消防法第21条の2)。第1類に関係するスプリンクラーヘッド・アラーム弁・消防ホース等はすべて検定対象品目であり、型式番号のない製品は使用不可です。消防法に関する法令の全体像は消防設備士 1類に関係する法令の全体像にまとめています。

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この記事を書いた人

業種別のツールを、一人で作っています。開業前の収支シミュレーター、法定研修キット、資格の問題集。どれも、厚生労働省の告示や調査の原文を自分で確かめてから数字を組み込んでいます。使う人が「この数字、合ってるか」と不安になるようなツールは作りたくないので。

上場企業で20年間、営業ひとすじ。電話営業・インサイドセールスから、約70名のチームのマネジメントへ。現場で「根拠のない数字」が判断を狂わせる場面を見続けてきたせいか、ツールを作るときも出典を確かめずにはいられません。

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