KHK(高圧ガス保安協会)とは何か・液化石油ガス設備士試験を主管する機関

KHK(高圧ガス保安協会)は液化石油ガス設備士の国家試験を実施する機関です。試験の申し込み・受験案内書の配布・過去問PDFの公開・合格発表まで、液化石油ガス設備士試験に関わる手続きのほぼすべてがKHKを窓口として行われます。試験に関する問い合わせ先もKHKです。

この記事では、KHKとはどのような機関か・液化石油ガス設備士試験とKHKの関係・申し込みや問い合わせの際にKHKをどう使うかについて説明します。

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KHKとはどのような機関か

KHK(高圧ガス保安協会)は、高圧ガスの保安技術の向上・普及を目的とした機関で、一般高圧ガス保安規則の下に業務を行っています。国家試験の実施・検定・認定・調査研究など幅広い業務を担当しています。

項目 内容
正式名称 高圧ガス保安協会(KHK)
英語名 KHK: High Pressure Gas Safety Institute of Japan
主な業務 国家試験の実施・検定・検査・調査研究・保安教育
公式サイト www.khk.or.jp(KHK全体)・shiken.khk.or.jp(試験専用)

液化石油ガス設備士は「液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律(液石法)」に基づく国家資格ですが、試験の実施は経済産業省の委託を受けたKHKが担当しています。

KHKが実施する試験の種類

KHKは複数の国家試験・検定を実施しています。液化石油ガス設備士試験はその一つです。

試験名 根拠法令 主な対象者
液化石油ガス設備士 液石法 LPガス設備工事業者・販売事業者
高圧ガス製造保安責任者 高圧ガス保安法 高圧ガス製造施設の保安管理者
高圧ガス販売主任者 高圧ガス保安法 高圧ガス販売事業の主任者
冷凍機械責任者 高圧ガス保安法 冷凍設備を管理する保安責任者

これらの試験はいずれもKHKの試験専用サイト(shiken.khk.or.jp)から申し込み・情報収集が行えます。

液化石油ガス設備士試験とKHKの関係

液化石油ガス設備士試験の受験を検討する段階から合格・免状申請まで、KHKとのやり取りが発生します。各ステップでKHKが果たす役割は次のとおりです。

ステップ KHKの役割
情報収集 受験案内書(PDF・冊子)の配布・試験日程の公表
受験申し込み 電子申請システムの運営・書面申請の受付
受験票の発行 令和8年度からWEB発行(電子申請の場合)
試験の実施 全国の試験会場での試験運営
正答の公表 試験後、公式サイトで正答を公表
合格発表 合格者の受験番号を公式サイトで公表・郵便で通知
問い合わせ対応 試験全般に関する問い合わせ窓口

免状(液化石油ガス設備士免状)の交付は都道府県知事が行うため、免状申請はKHKではなく都道府県庁の担当窓口に行います。KHKは試験の実施機関・都道府県は免状の交付機関、という役割分担になっています。

KHKの受験案内書とは何か

KHKが発行する「液化石油ガス設備士 国家試験受験案内書」は、液化石油ガス設備士試験を受験するための公式情報を集めた冊子(PDF)です。試験準備に必要な情報のほぼすべてが掲載されています。

受験案内書に記載されている主な情報は次のとおりです。

  • 受験資格(受験に条件はあるか)
  • 試験日程・試験会場
  • 申し込み期間・申し込み方法
  • 試験手数料・支払い方法
  • 筆記試験・技能試験の科目と合格基準
  • 筆記免除の条件
  • 受験票の発行方法
  • 合格発表の日程と方法
  • 合格後の免状申請の手続き

受験案内書は毎年度更新されます。令和8年度版の受験案内書はKHKの試験専用サイト(shiken.khk.or.jp)からダウンロードできます。試験情報を確認する際は必ず最新年度の受験案内書を参照してください。

KHKが公開している過去問PDFの活用方法

KHKは過去の試験問題(過去問)と正答をPDF形式で公式サイトに公開しています。これを無料で利用できる点は、液化石油ガス設備士試験の受験対策において大きなメリットです。

KHKの過去問PDFを活用した学習の流れは次のとおりです。

  1. shiken.khk.or.jpにアクセスして液化石油ガス設備士のページを開く
  2. 過去問(問題+正答)のPDFをダウンロードする
  3. 問題を解いてから正答で採点する
  4. 間違えた問題の該当箇所をテキストで確認する
  5. 繰り返し解いてパターンを把握する

直近2〜3年分の過去問を中心に学習すると、出題傾向・頻出テーマ・問題の形式を効率的に把握できます。

KHKへの問い合わせ方法

試験に関して不明な点がある場合はKHKに直接問い合わせることができます。問い合わせ方法は電話・メールフォームが一般的です。詳細な問い合わせ先(電話番号・メールフォームのURL)はKHKの公式サイト(shiken.khk.or.jp)の「お問い合わせ」ページで確認してください。

問い合わせが多い時期(申し込み締め切り前・試験直前)は回答に時間がかかる場合があります。試験申し込みに関することは余裕を持って問い合わせることをおすすめします。

液化石油ガス設備士とKHKについてよくある質問

Q. KHKに合格後に申請すれば免状をもらえますか?

液化石油ガス設備士の免状(液化石油ガス設備士免状)はKHKではなく、都道府県知事が交付します。合格後の免状申請は居住地(または勤務地)の都道府県庁担当窓口への申請手続きになります。申請に必要な書類等はKHKの受験案内書または都道府県の担当窓口で確認してください。

Q. KHKのテキストは試験対策に必須ですか?

KHKが発行する「液化石油ガス設備士テキスト」は、試験範囲に合わせた公式教材です。試験の出題範囲を網羅しているため、KHKのテキストを中心に学習するのが最も確実な試験対策といえます。購入はKHKの公式サイトまたは関連書店で行えます。

Q. KHKは複数の資格の試験を実施していますが、液化石油ガス設備士と他の試験を同時に受けることはできますか?

KHKの他の試験(高圧ガス製造保安責任者等)とは試験日程・申し込み時期が異なります。複数試験の同時受験を検討する場合は、それぞれの試験の受験案内書を確認してスケジュールが重複しないかを確認してください。

Q. 令和8年度の正答はいつKHKのサイトに掲載されますか?

令和8年度(2026年11月8日実施)の正答公表日程は、KHKの試験専用サイト(shiken.khk.or.jp)で確認してください。過去の実績では試験後数週間以内に公表されています。

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作成日:2026年11月 / 出典:KHK「液化石油ガス設備士 国家試験受験案内書(令和8年度)」(https://shiken.khk.or.jp/shiken.html)

この記事を書いた人

業種別のツールを、一人で作っています。開業前の収支シミュレーター、法定研修キット、資格の問題集。どれも、厚生労働省の告示や調査の原文を自分で確かめてから数字を組み込んでいます。使う人が「この数字、合ってるか」と不安になるようなツールは作りたくないので。

上場企業で20年間、営業ひとすじ。電話営業・インサイドセールスから、約70名のチームのマネジメントへ。現場で「根拠のない数字」が判断を狂わせる場面を見続けてきたせいか、ツールを作るときも出典を確かめずにはいられません。

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