液化石油ガス設備士の技能試験は、KHKが公表する「技能判定項目」に基づいて採点されます。各作業に判定項目が設定されており、減点式で採点されます。合格基準は各科目60%程度とされています。令和8年度の判定項目は12月1日(技能試験2日後)に公表される予定です。
この記事では、技能試験の採点の仕組み・判定項目の見方・よくある減点パターンを整理します。出典はKHK(高圧ガス保安協会)の国家試験受験案内書(令和8年度)および技能判定項目(前年度公表分)です。
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技能判定項目は試験2日後にKHK公式で公表される
令和8年度の技能試験(11月29日)の判定項目は、12月1日にKHK公式サイト(https://shiken.khk.or.jp/shiken.html)で公表されます。試験後にこの判定項目を見ることで、自分の作業内容が合格基準を満たしていたかの目安を確認できます。
| 内容 | 日程 |
|---|---|
| 技能試験 | 11月29日(日) |
| 技能試験の判定項目公表 | 12月1日 |
| 技能合格者番号の発表 | 令和9年1月5日 |
出典:KHK「液化石油ガス設備士 国家試験受験案内書(令和8年度)」
採点は減点式で行われる
技能試験の採点方式は、あらかじめ設定された判定項目を基準とした減点式です。初期点数(満点)から、各項目の不備・ミスに応じて点数が引かれていきます。合格基準は各科目60%程度とされています。
電動(60分)・手動(75分)それぞれに判定項目が設けられています。
判定項目の主な観点
技能判定項目は、KHKが毎年試験後に公表します。前年度の判定項目から、採点の主な観点は次のとおりです。
| 観点 | 内容(例) |
|---|---|
| 作業手順 | 定められた順番で作業が行われているか |
| 配管・接続の仕上がり | 継手が正確な位置に取り付けられているか、ゆるみ・漏れがないか |
| 漏えい検査 | 気密試験の手順が正しく行われているか、確認箇所を省略していないか |
| 安全作業 | 工具の安全な使い方・保護具の着用 |
| 時間内完了 | 電動60分・手動75分以内に作業を完了しているか |
前年度の判定項目は、KHK公式サイトの「国家試験」ページから入手できます。準備段階でこれを確認し、どの作業に何点の判定項目があるかを把握しておくと練習の優先順位がつきやすくなります。
減点が多い作業パターン
技能試験で減点されやすい作業は次のパターンです。練習の段階からこれらを意識しておくことが重要です。
- 漏えい検査の手順を省略する:ガスを扱う試験であるため、安全確認は採点の重点項目です。検査箇所を飛ばすと大きな減点になります。
- 継手の締め付けが不十分:ゆるみや向きのズレは仕上がりの評価に直結します。工具を使って適切なトルクで締めることが求められます。
- 時間切れで作業が未完了:制限時間内に作業を終えることが前提です。時間を計って練習し、余裕を持って完了できる手順を身につけます。
- 作業手順の順番の間違い:決まった手順を守ることが評価されます。自己流の手順は減点の原因になります。
合格基準は各科目60%程度
技能試験の合格基準は「各科目60%程度」とKHKの受験案内書に記載されています。電動・手動それぞれで60%以上の得点が求められます。片方だけが高得点でも、もう片方が60%を下回ると不合格になります。
60%という基準は、「多少のミスは許容されるが、基本的な手順が身についていることが必要」という水準です。全項目を完璧にこなす必要はありませんが、基本の流れと安全確認の手順は確実に行える状態で臨むことが求められます。
技能試験に落ちた場合の再受験
技能試験で不合格になっても、翌年度は技能試験だけを受け直すことができます(筆記試験免除)。ただし、この免除は翌年度1回限りです。
詳しくは筆記免除の条件と手続きをご覧ください。技能試験に落ちた場合の対処については、技能試験で落ちたときの再受験手順も参考にしてください。
事前準備として判定項目を確認しておく
試験前に前年度の技能判定項目を確認しておくと、採点の重点がわかります。KHK公式サイトの「国家試験」ページから入手できます。
判定項目を見た上で練習することで、「何のために今の作業をしているのか」が明確になり、試験本番でもミスを減らしやすくなります。
電動・手動の内容と練習方法については、技能試験・電動と手動でどう違うのかで詳しく説明しています。試験全体については試験ガイド(液化石油ガス設備士 試験ガイド2026)をご参照ください。
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技能試験の判定についてよくある質問
Q. 電動と手動で片方だけ不合格になりますか?
電動・手動それぞれに合格基準(60%程度)が設定されており、どちらか一方が基準を下回ると不合格になります。両方の種目で60%以上を取ることが求められます。
Q. 途中で作業をやり直すことはできますか?
技能試験中の作業のやり直しの扱いは、KHKの判定項目の内容によります。試験本番でやり直しが発生しないよう、正確な手順を事前に身につけておくことが重要です。具体的な対応は受験案内書または試験当日の案内に従ってください。
Q. 試験後に採点結果を確認できますか?
個別の採点内訳のフィードバックはKHKでは提供されていません(2026年11月時点)。技能試験の判定項目は12月1日にKHK公式サイトで公表されるため、自分の作業内容と照らし合わせて確認することができます。
Q. 合格基準の「60%程度」は毎年変わりますか?
KHKの受験案内書には合格基準を「各科目60%程度」と記載しています。「程度」という表現からわかるように、年度や難易度によって調整がある可能性があります。正確な基準は毎年発行される受験案内書で確認してください。
Q. 技能試験の判定項目は前年度分も公表されていますか?
はい、前年度の判定項目はKHK公式サイト(https://shiken.khk.or.jp/shiken.html)で公表されています。試験前の準備として前年度分を確認しておくと、採点の重点がわかり練習に役立てることができます。
作成日:2026年11月 / 出典:KHK「液化石油ガス設備士 国家試験受験案内書(令和8年度)」(https://shiken.khk.or.jp/shiken.html)

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