すぐにご利用されたい方は、こちらからどうぞ。
▶ 訪問介護の法定研修キット(多職種連携テーマ収録)
訪問介護員は「生活支援のプロ」ですが、医療・リハビリ・ケアマネジメントの専門家ではありません。「気になることがあったが、どこに報告すればいいか分からなかった」「大したことではないと思い、言わなかった」という判断が、発見の遅れにつながることがあります。多職種連携の研修では、「誰に・何を・どのように報告するか」を明確にすることが重要です。
訪問介護に関わる主な専門職と役割
| 専門職 | 役割 | 訪問介護員との接点 |
|---|---|---|
| ケアマネジャー(介護支援専門員) | ケアプランの作成・サービス調整・関係者間の連絡調整 | 変化があればまずケアマネに報告する。サービス内容の変更はケアマネを通じて行う |
| 訪問看護師 | 医療的な観察・処置・療養上の世話 | 体調の変化・皮膚の状態・服薬に関して気になることがあれば訪問看護師に伝える |
| かかりつけ医(主治医) | 診断・治療・指示書の発行 | 訪問介護員が直接医師に連絡することは通常少ない。緊急時は119番または訪問看護・ケアマネを通じる |
| 理学療法士・作業療法士 | リハビリテーション・動作の評価 | 移動方法・介助のやり方について指導を受けることがある |
報告すべき変化の例
次のような変化は、訪問介護員が気づいた時点でケアマネジャーまたは事業所に報告します。
| カテゴリー | 具体的な変化の例 |
|---|---|
| 身体の変化 | 体重の急激な減少・浮腫(むくみ)・皮膚の傷・発赤・発熱・呼吸の変化 |
| 生活の変化 | 食欲の低下・睡眠の乱れ・活動量の著しい低下・外出を嫌がるようになった |
| 精神・認知の変化 | 以前より混乱が増えた・不安が強くなった・表情が変わった・怒りやすくなった |
| 環境の変化 | 家族の状況が変わった・自宅の環境が安全でなくなった・隣人トラブルがある |
報告の「SBARフレーム」
口頭での報告は「何から言えばいいか分からない」と感じる職員も多いです。SBARフレーム(Situation・Background・Assessment・Recommendation)は医療現場でも使われる報告の型で、訪問介護の報告にも応用できます。
- S(状況):今何が起きているか(「○○さんが食欲不振で3日間ほとんど食べていません」)
- B(背景):これまでの状況(「先週から体調を崩していた様子でした」)
- A(評価):自分はどう思うか(「栄養状態が心配です」)
- R(要望):どうしてほしいか(「訪問看護師に診てもらえますか」)
研修全体の体系については「訪問介護の法定研修、何を何回やればいいか。」をご覧ください。研修キットのご利用は訪問介護の法定研修キットからどうぞ。
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出典:「指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準」(平成11年厚生省令第37号)・「指定居宅サービス等及び指定介護予防サービス等に関する基準について」(老企第25号)。詳細は必ず原文および都道府県の担当窓口でご確認ください。当サイトは資格者ではなく、内容の正確性を保証しません。

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