すぐにご利用されたい方は、こちらからどうぞ。
▶ 訪問介護の法定研修キット(慢性疾患テーマ収録)
訪問介護の利用者の多くは、糖尿病・高血圧・心疾患・慢性呼吸器疾患といった慢性疾患を抱えています。訪問介護員は医療職ではありませんが、利用者の病気の特性を知っておくことで、異変の早期発見・介助時の事故防止・適切な報告につながります。
糖尿病がある利用者への介助の注意点
| 場面 | 注意点 |
|---|---|
| 食事介助 | 食事の量・タイミングは医師・管理栄養士の指示に従う。食べられない日が続く場合はケアマネ・看護師に報告する |
| 低血糖の症状 | ふらつき・冷や汗・顔面蒼白・手の震えは低血糖の可能性がある。症状があれば事業所に連絡し、指示に従う〔⚠️ブドウ糖・ジュースを飲ませるかどうかは医師の指示を確認〕 |
| 皮膚・足の観察 | 糖尿病があると皮膚の傷が治りにくい。足の傷・爪の状態・皮膚の変色を清拭・入浴時に確認し、異常があれば報告する |
高血圧・心疾患がある利用者への介助の注意点
| 場面 | 注意点 |
|---|---|
| 入浴介助 | 温度差(ヒートショック)・湯温・入浴時間の管理が特に重要。体調確認と血圧測定(機器がある場合)を事前に行う〔⚠️入浴の基準値はケアプランまたは看護師の指示を確認〕 |
| 排泄介助 | 排便時のいきみは血圧を急上昇させる。便秘が続く場合はケアマネ・看護師に報告する |
| 動悸・胸痛・息切れ | 訴えがある場合はすぐに安静にし、事業所に報告する。症状が強い場合は119番 |
慢性呼吸器疾患(COPD等)がある利用者への注意点
- 動くと息が切れやすい。介助のペースを本人に合わせる(急かさない)
- 室内の換気・空気清浄に注意する。タバコの煙・強い臭気は症状を悪化させる
- 咳・痰の変化(色・量・頻度)は記録し、ケアマネ・看護師に報告する
「いつもと違う」を報告する
医療的な判断は医師・看護師が行います。訪問介護員に求められるのは「いつもと違う」変化を見逃さず、記録して報告することです。「病気のことは私には分からない」と思って報告をためらうより、気になることはすべて事業所に伝える習慣が、重大事故の予防につながります。
研修全体の体系については「訪問介護の法定研修、何を何回やればいいか。」をご覧ください。研修キットのご利用は訪問介護の法定研修キットからどうぞ。
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出典:「指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準」(平成11年厚生省令第37号)。疾患に関する記述は各学会・厚生労働省の公開情報をもとにした一般的な知見に基づいています。詳細は必ず医師・専門職にご確認ください。当サイトは医療従事者ではなく、内容の正確性を保証しません。

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