消防設備士 乙6 7日前:模試を1回解く

試験1週間前は「新しい知識を増やす」よりも「今まで学んだことを確実にする」時間です。重点的にやるべきことは①数値・条文の最終確認②間違えた問題の反復③実技(鑑別)の写真確認④試験当日の持ち物と会場確認の4つです。

問題をすぐに解いてみたい方はこちらをご利用ください。
▶ 消防設備士 乙種第6類 問題集

7日前:模試を1回解く

試験7日前に筆記30問+実技5問の模試を1回通して解きます。時間は計測し、筆記60分・実技45分を目安にします(実際の試験時間:筆記1時間・実技45分)。

模試の目的は「現時点での実力確認」と「弱点の最終確認」です。間違えた問題をリストアップし、残り6日間で重点的に復習するテーマを絞ります。

6〜5日前:数値・条文番号の最終確認

試験直前の暗記確認リストです。これだけは必ず答えられるようにしてください。

確認項目 正解(覚える内容)
普通消火器の歩行距離 20m以下(施行規則第6条)
大型消火器の歩行距離 30m以下
消火器の設置高さ 床から1.5m以下(本体上端)
蓄圧式の正常圧力範囲 0.7〜0.98MPa(指示圧力計の緑ゾーン)
地階等への設置基準 床面積50㎡以上(施行令第10条)
設置個数の減少割合 3分の1まで(他の消火設備がある場合)
外観・機能点検の頻度 6か月に1回以上
総合点検の頻度 1年に1回以上
点検票の保管期間 3年間
免状書換えの期限 事由発生から10日以内
法定講習(初回) 免状取得後最初の4月1日から2年以内
法定講習(2回目以降) 前回受講後の最初の4月1日から5年以内

4〜3日前:弱点テーマの反復

模試で間違えたテーマを中心に、問題集の該当箇所を再度解きます。1日に10〜15問を解いて、正解・不正解を確認します。間違えた問題は翌日また解くルーティンで定着を図ります。

特に注意が必要な引っかかりやすい問題:

  • 「歩行距離」と「水平距離」の違い(正しいのは「歩行距離」)
  • 「A火災にBC粉末は使える」→ 誤り(A火災には使えない)
  • 「加圧式に指示圧力計は必要か」→ 不要(圧力計があるのは蓄圧式)
  • 着工届と設置届の順序・提出者の混同

2日前:実技(鑑別)の写真確認

実技(鑑別)は写真・図の識別問題です。試験2日前には問題集の実技ページを通して確認します。

必ず確認しておく部品:

  • 安全栓(セーフティピン):使用前に抜く。写真で形状確認
  • 使用済み表示装置(封板):使用後に飛び出す
  • 指示圧力計:針の位置で正常・不良を判定
  • ノズル・ホース:形状の違いを確認
  • 加圧式(ガスカートリッジ):本体内部の外観

前日:会場確認と持ち物準備

試験前日は新しい学習は不要です。会場の場所と移動ルートを確認し、持ち物を準備します。

持ち物チェックリスト:

  • 受験票(印刷または電子)
  • 身分証明書(運転免許証・マイナンバーカード等)
  • 筆記用具(HBまたはBの鉛筆・シャープペンシル・消しゴム)
  • 保有免状(科目免除を受ける場合は必ず持参)
  • 時計(スマートフォン不可の場合があるためアナログ時計推奨)

まとめ

試験1週間前は「新規学習」より「確認・反復・弱点補強」に時間を使います。7日前に模試で弱点を把握し、6〜5日前に数値・条文の最終確認、4〜3日前に弱点問題の反復、2日前に実技(鑑別)の写真確認、前日は会場確認と持ち物準備で締めくくります。試験当日は免除を受ける場合は保有免状の持参を忘れないようにしましょう。

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この記事を書いた人

業種別のツールを、一人で作っています。開業前の収支シミュレーター、法定研修キット、資格の問題集。どれも、厚生労働省の告示や調査の原文を自分で確かめてから数字を組み込んでいます。使う人が「この数字、合ってるか」と不安になるようなツールは作りたくないので。

上場企業で20年間、営業ひとすじ。電話営業・インサイドセールスから、約70名のチームのマネジメントへ。現場で「根拠のない数字」が判断を狂わせる場面を見続けてきたせいか、ツールを作るときも出典を確かめずにはいられません。

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