消防設備士 乙6 CBT試験とは何か

乙6のCBT試験(コンピュータ試験)は書面試験と試験内容・合格基準は同じですが、試験会場・申込手続き・当日の操作方法が異なります。画面上でマウスやキーボードを使って回答するため、慣れていない受験者は事前に操作方法を確認しておくことが重要です。

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CBT試験とは何か

CBT(Computer Based Testing)試験は、コンピュータの画面に問題が表示され、マウスやキーボードで選択肢を選んで回答する試験方式です。消防試験研究センターは一部日程・一部都道府県でCBT方式を導入しています。

試験の問題内容・出題範囲・合格基準は書面試験と同じです(消防法施行規則第33条の11の2)。CBT方式の利点は、全国のCBT試験会場(テストセンター)を選べること・書面試験より試験日程の選択肢が多い場合があることです。

CBT試験と書面試験の比較

比較項目 書面試験 CBT試験
申込方法 書面(願書の郵送または持参)または電子申請 Webのみ(専用サイト経由)
試験会場 消防試験研究センター指定の試験会場 全国のCBT試験センター(指定会場から選択)
試験日程 都道府県ごとに年複数回(センター指定の日程) 申込後に空き日程から選択
実技(鑑別)の回答方法 記述式(紙に手書き) CBT形式(画面上での入力・選択)
合格基準 筆記各科目40%以上・全体60%以上・実技60%以上 書面試験と同じ(施行規則第33条の11の2)
結果の通知 合格発表日に掲示・郵送 試験終了後に画面で仮結果を確認(正式結果は後日)

CBT試験当日の流れと注意点

試験当日の流れを確認しておきます。

ステップ 内容・注意点
1. 受付(身分証明書の提示) 運転免許証・マイナンバーカード等の身分証明書が必要。書面試験の写真貼付とは異なります
2. 私物の保管 参考書・ノート・スマートフォン等は会場内に持ち込み禁止。ロッカーに預けます
3. チュートリアルの確認 試験開始前に操作説明画面(チュートリアル)があります。操作方法を確認します
4. 解答操作 選択肢をクリックして選びます。「フラグ(後で見直す)」ボタンで後から確認する問題にマークできます
5. 見直し 解答後に「フラグ」を付けた問題を中心に見直します
6. 試験終了・結果の確認 試験終了後に画面で仮結果が表示される場合があります

CBT試験の実技(鑑別)の対応方法

乙6の実技(鑑別)はCBT方式でも対応が必要です。

鑑別問題の回答形式:CBT試験の実技(鑑別)は写真や図が画面に表示され、選択式または記述式(キーボード入力)で回答します。

記述式問題での注意点:部品名・数値をキーボードで入力する場合、正式名称の「安全栓」「指示圧力計」「加圧用ガス容器」などが正確に入力できる状態にしておく必要があります。タイピングに不慣れな場合は、漢字変換の練習も事前に行うことをすすめます。

CBT試験に向けた準備のポイント

書面試験経験者がCBT試験に切り替える場合の追加準備事項を整理します。

  • CBT試験センターの場所と交通手段を事前に確認する(書面試験の会場と異なる場合が多い)
  • チュートリアル(操作説明)を本番前に一読して操作方法を把握しておく
  • 「フラグ機能(見直しマーク)」の使い方を理解しておく
  • 記述式(キーボード入力)問題に備えて部品名の漢字変換を練習しておく
  • 試験時間(筆記60分・実技35分程度)の感覚は書面試験と同じ

科目免除の申請方法(CBT試験)

科目免除を受ける場合(他の消防設備士免状・電工等の資格保有者)は、CBT試験の申込時に免除申請を行います。申込サイト上で免除申請を選択し、資格の証明書類をアップロードまたは指定の方法で提出します。免除申請は申込時のみで、試験当日には変更できません。

まとめ

乙6のCBT試験は試験内容・合格基準(筆記各科目40%以上・全体60%以上・実技60%以上)は書面試験と同じです(施行規則第33条の11の2)。全国のテストセンターで日時を選んで受験できる点が書面試験との主な違いです。実技(鑑別)は画面上でのキーボード入力を含む場合があるため、部品名の正式名称をキーボードで入力できる準備が必要です。試験当日は身分証明書・私物の持込禁止・フラグ機能の活用が重要なポイントです。

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この記事を書いた人

業種別のツールを、一人で作っています。開業前の収支シミュレーター、法定研修キット、資格の問題集。どれも、厚生労働省の告示や調査の原文を自分で確かめてから数字を組み込んでいます。使う人が「この数字、合ってるか」と不安になるようなツールは作りたくないので。

上場企業で20年間、営業ひとすじ。電話営業・インサイドセールスから、約70名のチームのマネジメントへ。現場で「根拠のない数字」が判断を狂わせる場面を見続けてきたせいか、ツールを作るときも出典を確かめずにはいられません。

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