第2類危険物の必覚数字・暗記表|乙2試験直前チェック

危険物取扱者乙2試験に合格するために必ず覚えるべき数字・データを一覧表にまとめました。試験直前の最終確認としてこの表を繰り返し確認することで、指定数量・篩目・保安距離・消火設備の種別など、頻出の数字問題を確実に得点できます。各数字の背景にある理由も合わせて理解すると忘れにくくなります。

7品名の必覚データ一覧

品名 指定数量 危険等級 禁水性 消火方法 主な特徴
硫化りん 100kg II あり(H₂S発生) 乾燥砂 黄色〜灰色・マッチ頭薬
赤りん 100kg II なし 水・泡可 暗赤色・マッチ側薬・発火点260℃
硫黄 100kg II なし 水・泡可 淡黄色・融点113℃・屋外貯蔵所可
鉄粉 500kg III あり(H₂発生) 乾燥砂 灰黒色・53μm
金属粉 500kg III あり(H₂発生) 乾燥砂 銀白色・150μm・テルミット反応
マグネシウム 500kg III あり(H₂発生) 乾燥砂 銀白色・燃焼で白光・2mm除外
引火性固体 1,000kg III なし 泡・CO₂・粉末 固形アルコール・引火点40℃未満

出典:消防法施行令別表第一(第二類)。

篩目(除外規定)の必覚数字

物質 篩目 除外の条件
鉄粉 53μm 53μmの網ふるいを通過するものが50%未満→除外
金属粉(アルミ等) 150μm 150μmの網ふるいを通過するものが50%未満→除外
マグネシウム 2mm 2mmの網ふるいを通過しないもの→除外

記憶のコツ:鉄粉53・金属粉150・マグネシウム2mm。「鉄は細かく(53)・アルミは中間(150)・マグネシウムは粗め(2mm)」と覚える。

保安距離の必覚数字

対象 保安距離
住宅(一般住居) 10m以上
学校・病院(多数の者が出入り) 30m以上
重要文化財 50m以上
高圧ガス・液化石油ガス施設 20m以上
7,000V超〜35,000V以下の架空電線 3m以上
35,000V超の架空電線 5m以上

記憶のコツ:住宅10・高圧ガス20・学校30・文化財50(10・20・30・50と一定の差がある)。

消火設備の種別の必覚数字

種別 代表的な設備
第1種 屋内消火栓設備・屋外消火栓設備
第2種 スプリンクラー設備
第3種 泡・CO₂・ハロゲン化物・粉末消火設備等
第4種 大型消火器
第5種 小型消火器・乾燥砂・膨張ひる石

乙2試験では「乾燥砂は第5種」「禁水性第2類には乾燥砂(第5種)が適合する」という問いがよく出ます。

燃焼生成物の必覚データ

物質 燃焼生成物 生成物の特徴
硫黄(S) SO₂(二酸化硫黄) 有毒・刺激臭・酸性・青紫色の炎
赤りん(P) P₂O₅(五酸化二りん) 白煙・吸湿性強
マグネシウム(Mg) MgO(酸化マグネシウム) 白色・強烈な白光・3,100℃
アルミニウム(Al) Al₂O₃(酸化アルミニウム) 白色・3,000K以上の高温

水との反応で発生するガスの必覚データ

物質 発生ガス ガスの性質
硫化りん H₂S(硫化水素) 有毒・可燃性・卵臭
鉄粉(高温) H₂(水素) 可燃性・爆発性
金属粉(アルミ等) H₂(水素) 可燃性・爆発性
マグネシウム H₂(水素) 可燃性・爆発性

容器表示の必覚データ

危険物の類 容器の注意表示
第1類(酸化性固体) 「可燃物接触注意」「火気厳禁」
第2類(可燃性固体)禁水性なし 「火気注意」
第2類(可燃性固体)禁水性あり 「火気注意」「禁水」
第3類(自然発火性・禁水性) 「禁水」「火気厳禁」(物質による)
第4類(引火性液体) 「火気厳禁」
第5類(自己反応性) 「火気厳禁」
第6類(酸化性液体) 「可燃物接触注意」

試験直前の最終確認チェックリスト

  • 7品名すべての指定数量を言えるか(100・500・1,000kg)
  • 禁水性を持つ品名4つを言えるか(硫化りん・鉄粉・金属粉・マグネシウム)
  • 篩目3つの数字を言えるか(鉄粉53・金属粉150・マグネシウム2mm)
  • 保安距離4つの数字を言えるか(住宅10・高圧ガス20・学校30・文化財50)
  • 乾燥砂は第5種消火設備であることを確認
  • 硫黄の燃焼生成物はSO₂(有毒)・炎は青紫色を確認
  • マグネシウムにCO₂消火剤が使えない理由を言えるか
  • 屋外貯蔵所で貯蔵できる第2類は「硫黄のみ」を確認

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この暗記表のデータをAI問題集で繰り返し問題として演習することで、確実に定着させましょう。

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この記事を書いた人

業種別のツールを、一人で作っています。開業前の収支シミュレーター、法定研修キット、資格の問題集。どれも、厚生労働省の告示や調査の原文を自分で確かめてから数字を組み込んでいます。使う人が「この数字、合ってるか」と不安になるようなツールは作りたくないので。

上場企業で20年間、営業ひとすじ。電話営業・インサイドセールスから、約70名のチームのマネジメントへ。現場で「根拠のない数字」が判断を狂わせる場面を見続けてきたせいか、ツールを作るときも出典を確かめずにはいられません。

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