訪問介護の衛生管理研修、手洗い・PPE・廃棄物処理の実務ポイント。

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▶ 訪問介護の法定研修キット(衛生管理テーマ収録)

訪問介護の感染症対策研修では「標準予防策(スタンダードプリコーション)」の考え方と、手洗い・PPE(個人防護具)・廃棄物処理の実務を学びます。施設と異なり訪問介護では複数の利用者宅を移動するため、事業所と利用者宅の間での感染の持ち込み・持ち出しに注意が必要です。

標準予防策(スタンダードプリコーション)とは

「すべての血液・体液・分泌物・排泄物・傷のある皮膚・粘膜は感染性があるものとして扱う」という考え方です。感染症の診断がついていない利用者に対しても、常に同じ水準の感染対策を取ることで、感染の拡大を防ぎます。

手洗いの実施タイミングと方法

タイミング 方法
利用者宅に入る前 速乾性アルコール手指消毒剤を使用する
排泄介助・おむつ交換の後 流水と石けんで30秒以上洗う。アルコール消毒は流水洗浄の後に重ねて行う
食事介助の前 流水と石けんで洗浄後、アルコール消毒
利用者宅を出る前 アルコール手指消毒剤を使用する

PPE(手袋・マスク等)の使い方

場面 使用するPPE・注意点
排泄介助・おむつ交換 使い捨て手袋を着用する。手袋は利用者ごとに取り換える。手袋を外した後も手洗いを行う
血液・体液に触れる可能性がある場面 手袋+マスクを着用する。飛散の可能性がある場合はゴーグル・エプロンも使用する〔⚠️事業所のマニュアルを確認〕
感染症が疑われる利用者への対応 事前に事業所・ケアマネ・訪問看護師に相談し、指示に従って必要なPPEを用意する

廃棄物の処理

使用済みの手袋・おむつ・汚染されたタオル等は、自宅内の所定のゴミ袋に捨てます。職員が廃棄物を持ち帰る場合は事業所のルールに従います〔⚠️廃棄物の扱いは自治体・事業所のルールを確認〕。廃棄物を介してのウイルス・細菌の持ち込み・持ち出しに注意します。

研修全体の体系については「訪問介護の法定研修、何を何回やればいいか。」をご覧ください。研修キットのご利用は訪問介護の法定研修キットからどうぞ。

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出典:「指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準」(平成11年厚生省令第37号)・厚生労働省「高齢者介護施設における感染対策マニュアル」。詳細は必ず原文および都道府県の担当窓口でご確認ください。当サイトは資格者ではなく、内容の正確性を保証しません。

この記事を書いた人

業種別のツールを、一人で作っています。開業前の収支シミュレーター、法定研修キット、資格の問題集。どれも、厚生労働省の告示や調査の原文を自分で確かめてから数字を組み込んでいます。使う人が「この数字、合ってるか」と不安になるようなツールは作りたくないので。

上場企業で20年間、営業ひとすじ。電話営業・インサイドセールスから、約70名のチームのマネジメントへ。現場で「根拠のない数字」が判断を狂わせる場面を見続けてきたせいか、ツールを作るときも出典を確かめずにはいられません。

ご質問はメールで。電話・面談はしていません。

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