日本クレーン協会とは?役割・性能検査機関としての位置づけ・試験との関係

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日本クレーン協会(JCA:Japan Crane Association)は、クレーン等の安全確保と技術向上を目的とした一般社団法人です。クレーン・デリック運転士の試験では「性能検査機関」として名前が出てくることがあり、その役割を理解しておくと学習に役立ちます。

出典:一般社団法人日本クレーン協会・クレーン等安全規則

日本クレーン協会とは

日本クレーン協会は、クレーン・デリック・移動式クレーンなどの揚重機械に関する以下の業務を行っています。

  • クレーンの性能検査(登録性能検査機関として厚生労働省から登録)
  • クレーン安全教育の実施(玉掛け技能講習・特別教育等の指定講習機関)
  • クレーンの技術指針・安全ガイドラインの策定
  • クレーン事故の調査・報告(年次統計)
  • クレーン関係の資格者・事業者向け情報発信

試験との関係:性能検査機関としての役割

クレーン等安全規則では、クレーンの検査証(有効期間2年)を更新するための「性能検査」は、厚生労働大臣が指定する登録性能検査機関が実施することとされています。

日本クレーン協会は、この登録性能検査機関の一つです。試験の「関係法令」科目では「性能検査の実施者は登録性能検査機関」という知識が問われます。日本クレーン協会という固有名詞が試験に出ることはほぼありませんが、「性能検査機関」の概念として理解しておく価値があります。

日本クレーン協会の主な事業一覧

事業の種類 内容
性能検査 クレーン・移動式クレーン・デリック・エレベーターの性能検査
技能講習・特別教育 玉掛け技能講習・クレーン運転特別教育・安全教育
調査・研究 クレーン災害統計・安全技術の研究
情報発信 機関誌「クレーン」・安全パンフレット・ウェブサイト

性能検査の仕組みまとめ

クレーン(つり上げ荷重3t以上)・移動式クレーン(つり上げ荷重3t以上)・デリック(つり上げ荷重2t以上)は、製造時の落成検査または使用検査に合格すると検査証が交付され、その後2年ごとに性能検査を受ける義務があります。

検査の種類 時期 実施者
落成検査 設置完了時 所轄労働基準監督署長
性能検査 2年ごと(検査証の更新) 登録性能検査機関(日本クレーン協会等)
定期自主検査 年1回・月1回 事業者(自主)

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本記事はクレーン等安全規則・日本クレーン協会の公表情報に基づきます。詳細は日本クレーン協会(https://www.cranenet.or.jp/)でご確認ください。

この記事を書いた人

業種別のツールを、一人で作っています。開業前の収支シミュレーター、法定研修キット、資格の問題集。どれも、厚生労働省の告示や調査の原文を自分で確かめてから数字を組み込んでいます。使う人が「この数字、合ってるか」と不安になるようなツールは作りたくないので。

上場企業で20年間、営業ひとすじ。電話営業・インサイドセールスから、約70名のチームのマネジメントへ。現場で「根拠のない数字」が判断を狂わせる場面を見続けてきたせいか、ツールを作るときも出典を確かめずにはいられません。

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