消防設備士 第1類の試験は筆記と実技が同日に行われます。実技(鑑別・製図)の配点比率が高く、実技で合格ラインに届かないと筆記が満点でも不合格になります。試験当日は時間配分と実技の答え方が合否を分けます。
作成:fufumumu_design(ふふ)/作成日:2026年10月28日/試験形式は変更される場合があります。受験前に消防試験研究センターの公式情報を確認してください。
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試験の構成と時間配分の目安(甲種第1類)
| 区分 | 問題数 | 試験時間 | 1問あたりの目安 |
|---|---|---|---|
| 筆記(法令・基礎知識・構造機能) | 50問 | 2時間(120分) | 約2.4分/問 |
| 実技(鑑別5問+製図2問) | 7問 | 1時間15分(75分) | 鑑別約5分、製図約15〜20分 |
出典:消防試験研究センター(2026年10月28日に確認)
筆記は解答を見直す時間込みで50問を120分で解く余裕があります。実技は特に製図に時間がかかるため、鑑別を素早く終わらせて製図に時間を割く戦略が有効です。
筆記試験の当日の進め方
- わかる問題から解く:1問に長く悩まず、すぐに答えが出ない問題には印をつけて次へ進む
- 法令→基礎知識→構造機能の順:法令は暗記系で安定しやすい。基礎知識は計算問題を後回しにしてよい
- マークシートは5問ごとに確認:解答番号と問題番号のズレを定期的に確認する
- 残り20分で見直し:印をつけた問題に戻り、消去法で絞り込む
実技(鑑別)の答え方
鑑別は写真・図版を見て機器名・役割・数値を記述する問題です。
| よく出る出題形式 | 答え方のポイント |
|---|---|
| 機器・部品の名称を書く | 略称ではなく正式名称で書く(例:「アラーム弁」ではなく「湿式流水検知装置(アラーム弁)」など、問われた粒度に合わせる) |
| 数値を答える | 単位(MPa・L/min・m)を必ず書く。単位なしは減点対象になる場合がある |
| 役割・目的を説明する | 「〜するための部品(設備)」と目的を明示する。「〜に使う」だけでは不十分な場合がある |
| 正しいものを選ぶ(選択式) | 全部の選択肢を読んでから選ぶ。1つ目に「あっている」と思っても最後まで読む |
実技(製図)の答え方(甲1のみ)
製図は系統図・平面図を完成させる問題です。
- 問題文を全部読んでから描き始める:条件(耐火構造か・防護面積・高さ等)を整理してから手を動かす
- ヘッドの個数計算を先に終わらせる:防護面積(耐火13.4m²・準耐火等11.0m²・舞台部9.0m²)で床面積を割って個数を確定させてから図に落とす
- 記号を正確に描く:消防設備士試験の製図記号(開閉弁・逆止弁・流水検知装置・末端試験弁等)を正確に描く。自己流の記号は採点対象外になる可能性がある
- 数値・寸法を必ず記入する:配管口径・圧力・距離など問われている数値を忘れずに書く
当日の持ち物チェックリスト
| 持ち物 | 備考 |
|---|---|
| 受験票 | 写真貼付・試験会場が記載されたもの |
| 本人確認書類 | 運転免許証・マイナンバーカード等(顔写真付き) |
| HBまたはBの鉛筆・シャープペン | マークシートはHB以上が確実。製図にも使用 |
| 消しゴム | 製図で消しやすいものを準備 |
| 定規(製図用) | 甲1の製図問題では直線を引くため定規があると確実 |
| 腕時計 | 会場に時計がない場合がある。スマートウォッチは不可の会場も |
合格ラインの確認
消防設備士 第1類の合格基準は次のとおりです。
- 筆記:各科目(法令・基礎知識・構造機能)が40%以上、かつ全体が60%以上
- 実技:60%以上
- どちらか一方でも基準を下回ると不合格になります
筆記で余裕があっても実技が60%未満で落ちるケースがあります。特に製図は部分点があるため、わからなくても白紙で提出しないことが重要です。
まとめ
試験当日は「わかる問題から解く→実技の鑑別を素早く終わらせて製図に時間を割く」が基本戦略です。製図は白紙禁止・数値には単位を必ず書く・記号は正確に、の3点を押さえると得点につながります。勉強法全般は第1類の勉強法にまとめています。
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