訪問入浴介護の人員基準、看護師・介護員の配置要件と資格の条件。

介護

すぐにご利用されたい方は、こちらからどうぞ。
▶ 訪問入浴介護の法定研修キット(チームケア・研修義務テーマ収録)

訪問入浴介護は、看護師1名・介護員2名の計3名チームで1件のサービスを提供します。この人員配置は「指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準」(平成11年厚生省令第37号)で定められています。1名でも欠けた状態でのサービス提供は法令違反になるため、人員配置の要件を全職員が理解しておくことが重要です〔⚠️人員基準の詳細は最新の省令・通知で確認してください〕。

訪問入浴介護の人員配置基準

職種 1件あたりの人数 資格要件
看護職員 1名(必須) 看護師または准看護師の資格が必要〔⚠️利用者の身体状況が安定している場合、介護員3名での提供が認められる場合がある。詳細は解釈通知を確認〕
介護員 2名(必須) 介護職員初任者研修修了程度以上が望ましいとされているが、無資格者の配置自体を禁止する明文規定はない。事業所の基準を確認すること

看護師(准看護師)の役割

役割 具体的な内容
入浴前のバイタル確認・判断 血圧・体温・脈拍・SpO2を測定し入浴の可否を判断する。入浴可否の最終判断は看護職員が行う
皮膚・身体状態の観察 褥瘡・浮腫・皮膚トラブル・傷の有無を確認する。異常があれば担当ケアマネジャーと主治医に報告する
急変時の一次対応 利用者の急変(呼吸困難・意識消失等)に際して医療的な判断と初期対応を行う
医療行為の実施(必要な場合) 医師の指示のもとで必要な医療処置を行う(介護員には実施できない行為を担当)

介護員2名の役割分担

役割 担当する業務
介護員①(リード) 利用者の頭部・上半身の介助・洗体・声かけ担当。体位変換時の指示出しを行う
介護員②(サポート) 下半身の介助・移乗サポート・浴槽の操作・湯の準備・片付けを担当

管理者・サービス提供責任者の要件

訪問入浴介護事業所の管理者は常勤であることが必要です。サービス提供責任者は、介護福祉士・実務者研修修了者(旧ヘルパー1級・介護職員基礎研修修了者を含む)のいずれかの資格を持つ者が担当します。管理者がサービス提供責任者を兼務することは認められています。チームケアと連携の詳細は「訪問入浴介護のチームケアと連携」もご覧ください。

研修の義務全体については「訪問入浴介護の法定研修、何が義務で年何回か。」をご覧ください。研修キットのご利用は訪問入浴介護の法定研修キットからどうぞ。

すぐにご利用されたい方は、こちらからどうぞ。
▶ 訪問入浴介護の法定研修キット(チームケア・研修義務テーマ収録)

出典:指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準(平成11年厚生省令第37号)・厚生省令に係る解釈通知。人員基準の詳細・例外規定は最新の省令・解釈通知で確認してください。当サイトは資格者ではなく、内容の正確性を保証しません。

この記事を書いた人

業種別のツールを、一人で作っています。開業前の収支シミュレーター、法定研修キット、資格の問題集。どれも、厚生労働省の告示や調査の原文を自分で確かめてから数字を組み込んでいます。使う人が「この数字、合ってるか」と不安になるようなツールは作りたくないので。

上場企業で20年間、営業ひとすじ。電話営業・インサイドセールスから、約70名のチームのマネジメントへ。現場で「根拠のない数字」が判断を狂わせる場面を見続けてきたせいか、ツールを作るときも出典を確かめずにはいられません。

ご質問はメールで。電話・面談はしていません。

fufumumu_designをフォローする
介護
fufumumu_designをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました