泡消火薬剤は直射日光・凍結・高温を避けた場所に保管します。有効期限は製品・薬剤の種別によって異なりますが、5〜10年を目安に性能確認(膨脹比・還元時間テスト)を行うことが点検基準で求められています。試験では薬剤の点検における確認項目が出題されます。
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▶ 消防設備士 乙種第2類 問題集
泡消火薬剤の保管条件
泡消火薬剤は以下の条件で保管します。保管条件の違反は薬剤の品質低下につながるため、試験でも確認事項として問われます。
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| 温度 | 直射日光・高温を避ける(夏場の屋外放置は不可)。凍結温度以上を保つ(低温環境に注意) |
| 容器 | 開封後は密閉して保管する。異物の混入を防ぐ |
| 場所 | 薬剤専用の保管スペースに保管する。消火水と混合しない状態で管理する |
| 期限管理 | 製造年月日・有効期限をタンクまたは容器で確認できるようにする |
有効期限と性能確認の考え方
泡消火薬剤の有効期限は製品・薬剤の種別によって異なります。水成膜泡消火薬剤(AFFF)はたん白泡消火薬剤より安定性が高いとされていますが、いずれも一定期間ごとの性能確認が必要です。
性能確認では膨脹比(規格では水成膜:5倍以上・たん白と合成:6倍以上)と25%還元時間(3種類とも1分以上)を確認します(泡消火薬剤の技術上の規格を定める省令第12条)。この2つの数字は規格省令で定められており、試験の規格6問でも出題されます。
薬剤の点検・整備で確認する内容
消防用設備等の定期点検(消防法第17条の3の3)では、泡消火薬剤について以下を確認します。
外観点検:タンクの変形・腐食・薬剤の漏れがないことを目視確認します。薬剤量の変化(蒸発・漏えいによる減少)がないことも確認対象です。
機能点検:一定期間ごとにサンプリングした薬剤の膨脹比と25%還元時間を測定します。規格省令の基準値を下回っている場合は交換が必要です。
薬剤交換の基準
泡消火薬剤の交換は、性能確認の結果が規格省令の基準値を下回った場合に実施します。外観に異常(変色・異臭・分離など)がある場合も交換対象です。製造会社が指定する更新推奨期間を目安にすることも一般的です。
まとめ
泡消火薬剤は直射日光・凍結・高温を避けた条件で保管します。性能確認では膨脹比と25%還元時間を測定し、規格省令の基準値(水成膜:5倍以上・たん白と合成:6倍以上、25%還元時間:1分以上)を満たすことを確認します。試験では薬剤の点検における確認項目と規格の数字が出題されるため、膨脹比・還元時間の数字と合わせて保管条件を押さえておくことが有効です。
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