「乙6を受けようと決めたけど、申し込みの方法がよくわからない」という声をたまに聞きます。
資格試験の申し込みは、受験票が来て初めて「手続きが完了した」と実感できます。逆に言うと、申し込みを見落としたり、期間を過ぎてしまうと、その回の試験は受けられなくなります。
この記事では、消防設備士 乙6の試験の申し込み方法、CBT方式と書面方式の違い、日程の確認の仕方をまとめます。
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▶ 消防設備士 乙種第6類 問題集
申し込み窓口は消防試験研究センター
消防設備士試験を主催しているのは、一般財団法人 消防試験研究センターです(消防法第17条の11第3項に基づく指定試験機関)。試験の申し込みも、このセンターのウェブサイトから行います。
ウェブサイトのアドレスは www.shoubo-shiken.or.jp です。受験案内・申し込みフォーム・試験日程・合格発表がすべてここに掲載されています。
ウェブサイトにアクセスしたら、「消防設備士試験」の受験案内のページを確認します。都道府県ごとに試験の実施状況や日程が違うため、自分が受ける都道府県のページを見ます。
申し込みの方法は2種類ある
消防設備士試験の申し込み方法は、電子申請(インターネット申請)と書面申請の2つです。どちらで申し込んでも、試験の内容や合格基準は同じです。
電子申請(インターネット)
センターのウェブサイトにある申し込みフォームから、インターネットで申請する方法です。
手順はおおむね次のとおりです。
- センターのウェブサイトから「受験申請」のページに進む
- アカウントを作成する(初回のみ)
- 受験する都道府県・試験の種類・受験日程を選択する
- 受験手数料をクレジットカードまたはコンビニ決済で支払う
- 申し込み完了のメールが届く
電子申請は、申し込み期間中であればいつでも手続きができます。書面申請と異なり、センターの窓口や郵便局に出向く必要がないため、仕事の合間でも手続きしやすい方法です。
書面申請(受験願書)
受験願書を紙で提出する方法です。願書はセンターの各支部・都道府県の消防本部・一部の書店などで配布しています。
書面申請の場合は、願書に必要事項を記入し、受験写真(縦4.5cm×横3.5cm)を貼付して、規定の期間内に提出します。提出先と提出方法(窓口または郵送)はセンターの受験案内で確認します。
受験手数料の支払い方法は地域によって異なりますが、払込票をコンビニや銀行で支払う形が一般的です。
どちらを選ぶか
特別な理由がなければ、電子申請のほうが手続きが完結しやすいです。受験票もマイページからダウンロードできる仕組みになっています。
書面申請は、インターネット環境がない・クレジットカードを持っていないなどの場合に選択肢になります。
CBT方式とは何か
近年、消防設備士試験でも CBT(Computer Based Testing)方式が順次導入されています。CBTとは、全国各地のテストセンター(パソコンを使って試験を行う専用施設)で受験する方式です。
従来の試験は、都道府県ごとに決まった試験会場で、指定された日に受験するという形でした。CBT方式では、受験者自身が受験日・会場・時間帯を選べるため、スケジュールの調整がしやすくなっています。
CBT方式の特徴
- 全国のテストセンターで、申込期間内に選んだ日時に受験できる
- 試験はパソコンの画面で問題を読み、マウスで選択肢をクリックする形式
- 試験終了後すぐに得点が表示される(合否の確認はセンターの合格発表で)
- 持参する必要があるのは本人確認書類(免許証・マイナンバーカードなど)と受験票
CBTと一般試験の違い
試験の内容・合格基準・合格後の手続きはどちらも同じです。違うのは、「いつ・どこで受けるか」と「回答の方法(パソコン操作か鉛筆か)」です。
どちらの方式で受験できるかは、都道府県・試験の種類・時期によって異なります。センターのウェブサイトで「CBT試験」の案内ページを確認すると、現在どの試験でCBTが使えるかを確認できます。
試験日程の調べ方
消防設備士の試験は、都道府県ごとに年間の実施回数・実施日・申し込み期間が異なります。国家試験の中では比較的実施頻度が高い試験ですが、地方では年に1〜2回しか実施されない都道府県もあります。
センターのウェブサイトで確認する
センターのウェブサイトにアクセスし、「試験実施日程」のページを開きます。都道府県を選択すると、直近の試験日と申し込み期間が確認できます。
試験日から逆算して、申し込み期間がいつまでかを確認します。申し込みの締め切りは試験日の1〜2か月前が多いですが、具体的な日程はセンターの案内で確認してください。
日程を逃さないための習慣
「受けようと思っていたが申し込みを忘れていた」というケースは珍しくありません。試験を受けると決めたら、センターのウェブサイトで自分の都道府県の最新の日程を確認し、申し込み期間の開始日をカレンダーに入れておくのが確実です。
CBT方式の場合は、申し込み期間内であれば受験日を後から変更できる仕組みになっていることもあります。ただし変更の可否・手数料の有無はセンターの案内で確認してください。
申し込みから受験当日までの流れ
手続き全体の流れを整理します。
1. 受験案内を確認する
センターのウェブサイトから、受験する都道府県の受験案内をダウンロードします。試験の実施日・申し込み期間・受験手数料・持参物・合格発表の日程が記載されています。
2. 申し込みを行う
申し込み期間が始まったら、電子申請または書面申請で手続きをします。受験手数料の支払いも申し込みと合わせて行います。受験手数料の金額は受験案内またはセンターのウェブサイトで確認してください。
3. 受験票を受け取る
電子申請の場合はマイページから受験票をダウンロードします。書面申請の場合は郵送で届きます。受験票には試験会場・時間・受験番号が記載されています。
4. 試験当日
受験票と本人確認書類を持参します。試験会場の開場時間・持ち込み可能な物(電卓不可が多い)は受験案内で確認します。
筆記試験は4択形式で、実技試験(鑑別)は記述式です。試験時間は免除の有無によって変わります。
5. 合格発表
試験終了後、センターが定めた日に合格発表があります。センターのウェブサイトで受験番号を確認するか、郵便で合否通知が届きます。
合格後の免状申請については、センターの案内に手順が記載されています。合格から一定期間内に申請する必要があるため、合格発表後は速やかに手続きを確認してください。
申し込みでよく起こるつまずき
申し込みに関してよくある失敗をまとめます。
申し込み期間を過ぎてしまった:申し込み期間は試験日の1〜2か月前が多く、思ったより早く締め切られます。「試験日の直前でも申し込める」という感覚でいると間に合わないことがあります。センターのウェブサイトで申し込み期間の開始日を確認してから、早めに手続きするのが確実です。
写真のサイズが合わなかった(書面申請):書面申請の場合、受験写真のサイズ(縦4.5cm×横3.5cm)と撮影条件(6か月以内・正面・無背景など)に規定があります。コンビニのプリンタで出力したものや、規定外のサイズで貼付すると差し戻しになることがあります。受験案内の写真の条件を先に確認してから用意します。
免除の申告を忘れた:他の消防設備士免状や電気工事士の免状を持っている場合、科目の一部が免除になります(免除の内容については別記事「消防設備士 乙6の科目の一部免除」を参照)。免除の申告は申し込み時に行うもので、試験当日に「やっぱり申告したい」とは言えません。免状を持っている人は、申し込み前に免除の可否と手続きを確認します。
受験しやすいタイミングを選ぶ
消防設備士の試験は、年に複数回実施されている都道府県が多いです。「今すぐ申し込む必要はないから次の回でいい」と先送りを繰り返していると、勉強のリズムが崩れることがあります。
申し込みを済ませてしまうと、「次の試験までに仕上げる」という明確な目標ができます。勉強の進み具合が不安でも、まず申し込みをして締め切りを決める、という順序で動き始める人は少なくありません。
最新の試験日程と申し込み期間は、消防試験研究センターのウェブサイト(www.shoubo-shiken.or.jp)でご確認ください。
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