消防設備士 乙7 乙7の受験者数の傾向

消防設備士乙7(乙種第7類)の受験者は、ビルメン・設備管理・電気系の職種に就いている20〜50代の方が多い傾向にあります。合格後の求人傾向や年収の目安を把握しておくと、取得の目的と動機が明確になります。この記事では、乙7の受験者層と取得後の求人・年収の傾向を整理します。

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乙7の受験者数の傾向

消防試験研究センターの公表データによると、乙7の受験者数は消防設備士の各類の中でも比較的少ない部類です。乙6(消火器:受験者が最多)や甲4・乙4(自動火災報知設備:受験者が多い)に比べると、乙7は受験者数が少ない試験です。

受験者が少ない理由は「設置対象となる建物が限られること」「設備の構造がシンプルで業務の幅が狭く映ること」「他の類と比べてキャリアの主軸にしにくいこと」などが考えられます。

受験者の年齢層と職業

乙7の受験者は次のような職業・年齢層が多い傾向にあります。

職業・属性 取得の動機
ビルメン(施設・設備管理)20〜50代 資格手当の取得・点検業務の拡大・転職・資格コレクション
消防設備会社の従業員 業務上の必要・会社からの取得推奨
電気工事士取得済みの社会人 消防設備への業務範囲拡大
学生・第二新卒 就職・転職活動でのアピール

乙7はビルメン5点セット(または6点セット)の一つとして、設備管理の求人でプラス評価される資格です。単独での取得よりも乙6・第二種電気工事士などとのセット取得が多い傾向にあります。

取得後の求人傾向

乙7を保有していることで有利になる求人カテゴリーは次のとおりです。

求人カテゴリー 乙7の評価
ビルメンテナンス・施設管理 「あれば評価」程度。乙6・電工2種との組み合わせで評価が上がる
消防設備点検会社 乙7単独でも採用対象になる場合がある
電気設備管理会社 電工2種と組み合わせて電気系設備全般を見られる人材として評価
住宅・マンション管理会社 「あれば歓迎」程度。乙6との組み合わせが重視される

年収・給与の目安

ビルメン・設備管理の職種での乙7保有者の年収は職種・経験・勤務地によって大きく異なります。目安として次のような傾向があります。

  • 資格手当:月3,000〜10,000円程度(企業によって異なる)
  • ビルメン未経験・乙7のみ保有:年収280〜350万円前後
  • ビルメン経験3〜5年・複数資格(乙6・乙7・電工2種等)保有:年収350〜450万円前後

※年収は参考値です。求人サイト等で最新値を確認してください。

乙7単独での年収への影響は大きくありませんが、乙6・電工2種・危険物乙4などと組み合わせると資格手当の合計額が増え、採用担当者への印象も向上します。

まとめ

乙7の受験者はビルメン・設備管理・消防設備会社に勤務する20〜50代が中心です。単独での求人評価は高くありませんが、乙6・第二種電気工事士との組み合わせで「消防設備の電気系を見られる人材」として評価が上がります。資格手当は月3,000〜10,000円程度、年収への影響は複数資格のセット保有で実感しやすくなります。転職・就職活動では乙6と同時に取得しておくとアピール力が高まります。

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この記事を書いた人

業種別のツールを、一人で作っています。開業前の収支シミュレーター、法定研修キット、資格の問題集。どれも、厚生労働省の告示や調査の原文を自分で確かめてから数字を組み込んでいます。使う人が「この数字、合ってるか」と不安になるようなツールは作りたくないので。

上場企業で20年間、営業ひとすじ。電話営業・インサイドセールスから、約70名のチームのマネジメントへ。現場で「根拠のない数字」が判断を狂わせる場面を見続けてきたせいか、ツールを作るときも出典を確かめずにはいられません。

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