訪問介護の口腔ケア研修、義歯の扱いと誤嚥性肺炎を防ぐ口腔清拭。

介護

すぐにご利用されたい方は、こちらからどうぞ。
▶ 訪問介護の法定研修キット(口腔ケアテーマ収録)

口腔ケアは「歯みがき」だけではありません。口腔内の清潔を保つことで誤嚥性肺炎の予防・食欲の維持・コミュニケーション能力の保持につながります。訪問介護における口腔ケアは日常生活援助の一部として行われますが、義歯の取り扱いや口腔内清拭には正しい知識と手順が必要です。

口腔ケアが重要な理由

効果 内容
誤嚥性肺炎の予防 口腔内の細菌が唾液とともに肺に入ることで起きる誤嚥性肺炎は、高齢者の死亡原因の上位に入る。口腔内を清潔に保つことでリスクを下げられる
食欲の維持 口腔内が乾燥・汚れていると味覚が低下し食欲が落ちる。清潔な口腔環境が食事摂取量の維持につながる
会話・コミュニケーション 義歯が合っていない・口腔内に痛みがあると発話が難しくなる。QOLに直結する

歯みがき介助の基本手順

手順 ポイント
姿勢の確保 座位または30度以上のギャッジアップで行う。仰向けのまま口腔ケアを行うと誤嚥のリスクがある
歯みがき 歯・歯茎・頬の内側・舌を清拭する。力を入れすぎず、小さな動きで
うがい・口腔清拭 うがいができる方はうがい後に拭き取る。できない方はガーゼや口腔ケア用スポンジで拭き取る。水分の残留に注意(誤嚥防止)
観察 口腔内の出血・腫れ・ただれ・義歯の傷があれば事業所・ケアマネに報告する〔⚠️医療的処置が必要な場合は歯科・訪問看護への連絡が必要〕

義歯(入れ歯)の取り扱い

場面 ポイント
義歯の取り外し 部分義歯は固定部分を外してから取り出す。無理に引っ張らない。利用者が自分でできる場合は自分で行ってもらう
義歯の洗浄 流水下で義歯用ブラシを使って洗う。熱湯は変形するため使わない。義歯洗浄剤の使用方法はケアプランまたは本人の希望に従う
義歯の保管 就寝中に外す場合は義歯ケース(水を入れたもの)に保管する。乾燥させると変形の原因になる
義歯の紛失防止 ティッシュやタオルに包んで置くと誤って捨てられやすい。必ず決められた場所で管理する

研修全体の体系については「訪問介護の法定研修、何を何回やればいいか。」をご覧ください。研修キットのご利用は訪問介護の法定研修キットからどうぞ。

すぐにご利用されたい方は、こちらからどうぞ。
▶ 訪問介護の法定研修キット(口腔ケアテーマ収録)

出典:「指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準」(平成11年厚生省令第37号)。詳細は必ず原文および都道府県の担当窓口でご確認ください。当サイトは資格者ではなく、内容の正確性を保証しません。

この記事を書いた人

業種別のツールを、一人で作っています。開業前の収支シミュレーター、法定研修キット、資格の問題集。どれも、厚生労働省の告示や調査の原文を自分で確かめてから数字を組み込んでいます。使う人が「この数字、合ってるか」と不安になるようなツールは作りたくないので。

上場企業で20年間、営業ひとすじ。電話営業・インサイドセールスから、約70名のチームのマネジメントへ。現場で「根拠のない数字」が判断を狂わせる場面を見続けてきたせいか、ツールを作るときも出典を確かめずにはいられません。

ご質問はメールで。電話・面談はしていません。

fufumumu_designをフォローする
介護
fufumumu_designをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました