第二種衛生管理者 試験日程・受験申請の手順|全国7センターとスケジュール

第二種衛生管理者試験は、全国7か所の安全衛生技術センターで毎月1〜3回程度実施されています。受験申請は試験日の約2か月前から受け付けが始まり、希望のセンターに合わせて申請します。試験手数料は8,800円です。申請から合格・免許証交付まで、おおよそ3〜4か月かかります。

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試験は全国7か所のセンターで毎月実施

第二種衛生管理者試験は、公益財団法人安全衛生技術試験協会が全国7か所に設置する安全衛生技術センターで実施されます。各センターの所在地と管轄エリアは以下のとおりです。

センター名 所在地 主な管轄エリア
北海道安全衛生技術センター 北海道恵庭市 北海道
東北安全衛生技術センター 宮城県岩沼市 東北6県
関東安全衛生技術センター 千葉県市原市 関東・信越
中部安全衛生技術センター 愛知県東海市 東海・北陸
近畿安全衛生技術センター 兵庫県加古川市 近畿2府4県
中国四国安全衛生技術センター 広島県福山市 中国・四国
九州安全衛生技術センター 福岡県久留米市 九州・沖縄

居住地や勤務地に最も近いセンターで受験できますが、センターをまたいで申請することも可能です。例えば、東京都在住でも近畿センターで受験できます。ただし遠方のセンターは交通・宿泊費が別途かかるため、実務上は最寄りのセンターを選ぶ方がほとんどです。

試験は各センターによって月ごとの実施回数と日程が異なります。最も試験頻度が高いのは関東センター(千葉・市原市)で、ほぼ毎週のように実施されています。試験日の最新スケジュールは試験協会の公式サイトで確認できます。

出典:安全衛生技術試験協会 試験案内

受験申請は試験日の約2か月前から受け付け

受験申請の受け付け開始時期と締め切りは、試験日の約2か月前〜1か月前が一般的です。ただしセンターによって具体的な期間が異なるため、希望の試験日が決まったら早めに試験協会サイトで申請期間を確認することを勧めます。

申請が遅すぎると希望の試験日に間に合わないことがあります。逆に、試験3〜4か月前から準備を始めれば、受験資格の確認・事業者証明書の依頼・申請・学習という流れをゆとりを持って進められます。

受験申請に必要な書類

受験申請に必要な書類は以下のとおりです。

  • 受験申請書(試験協会窓口で受け取るか、郵送で取り寄せ)
  • 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)のコピー
  • 事業者証明書(勤務先の事業者に記入・押印してもらうもの)
  • 最終学歴の証明(学校の卒業証明書・卒業証書のコピーなど)
  • 受験手数料(8,800円)の払い込み証明

事業者証明書は、受験資格として必要な「衛生の実務経験」を証明する書類です。現在の勤務先に在籍している場合は現在の雇用主が、過去の職場での経験を使う場合は当時の雇用主が記入・証明します。複数の事業場の経験を合算する場合は、それぞれの証明書が必要です。

証明書の様式は試験協会の公式サイトからダウンロードできます。勤務先の担当者(人事・総務など)に事前に相談し、記入してもらうまでの時間を見込んでおく必要があります。

受験申請の方法(書面・窓口)

受験申請の方法は主に2つです。

書面で郵送申請:申請書に必要事項を記入し、必要書類を添えて受験申請先(希望するセンターまたは試験協会本部)に郵送します。払い込みは郵便局・銀行での払込票を使います。

センター窓口で直接申請:最寄りのセンターの窓口に直接持参して申請できます。事前に開館時間と受付期間を確認することが必要です。

なお、試験協会のオンライン申請の導入状況は試験協会公式サイトで確認してください(2026年11月時点の情報のため、手続き方法が変わっている可能性があります)。

試験当日の流れ

試験当日の一般的な流れは以下のとおりです。

  1. 会場(センター)への到着(試験開始の30分前までに受付を済ませることが一般的)
  2. 受験票・本人確認書類の提示
  3. 試験室への入場(指定された席に着席)
  4. 試験開始(第二種は3時間。科目免除者は2時間15分)
  5. 終了後は解答用紙を提出して退室

持ち物として必要なものは、受験票・本人確認書類・筆記用具(HBの鉛筆またはシャープペンシル、消しゴム)・時計(スマートフォンは使用不可)です。試験室への電子機器の持ち込みは禁止されています。

試験はマークシート形式(5択または4択)です。試験中に問題を見直す時間を残しておくことが重要です。30問を3時間で解くため、1問あたり6分の計算ですが、実際には早く解き終える問題と時間がかかる問題があります。最低でも10〜15分を見直し時間として確保することを勧めます。

合格発表から免許証交付まで

試験当日から合格発表まで、一般的に2〜4週間程度かかります。合格者には郵送で合格通知書が届きます。

合格後、衛生管理者免許証の交付を受けるためには、免許申請が必要です。

  1. 免許申請書を準備する(各都道府県労働局または試験協会から取得)
  2. 必要書類をそろえる(合格通知書・写真・申請書・手数料1,500円の収入印紙など)
  3. 申請先(居住地または就業地を管轄する都道府県労働局)に提出する
  4. 免許証が郵送で届く(申請から1〜3か月程度が目安)

免許証が届くまでの間でも、事業場での衛生管理者の選任届け出は合格通知書を添付することで手続きができます(都道府県労働局への選任報告の手続きについては所轄の労働基準監督署に確認してください)。

受験申請から免許取得までのスケジュール例

以下は一般的なスケジュール例です(4か月で一発合格を目指す場合)。

時期 やること
4か月前 受験資格の確認・事業者証明書の依頼を開始
3〜4か月前 学習開始(テキスト・過去問)・申請書類の準備
2か月前 受験申請(書類提出・手数料払い込み)
1か月前 受験票受け取り・直前対策(過去問繰り返し・AI問題で仕上げ)
試験当日 受験
試験後2〜4週間 合格通知書受け取り
合格後〜3か月 免許申請・免許証受け取り

試験は毎月受験できるため、1回で受からなくても翌月以降にリトライできます。ただし受験手数料は毎回8,800円かかるため、準備を整えてから受験する方がコスト面では有利です。

出典:安全衛生技術試験協会 試験案内

受験申請から合格通知までの流れ

第二種衛生管理者試験の申請から合格通知を受け取るまでの流れを整理します。

  1. 受験申請書を最寄りの安全衛生技術センターまたは郵送で取り寄せる(公式サイトからダウンロードも可)
  2. 申請書に必要事項を記入し、受験手数料(8,800円)を添えて申請する
  3. 受験票が郵送される(試験日の約1〜2週間前)
  4. 試験当日:受験票・写真付き身分証を持参して会場に向かう
  5. 試験終了後2〜3日以内に合否発表(センターの掲示板・公式サイト)
  6. 合格者には合格証書が郵送される(1〜2週間後)

注意点として、試験当日は試験開始30分後まで入室可能で、試験開始1時間後(免除者は30分後)から退室できます。問題用紙は持ち帰れます。

センター別の試験頻度の違い

安全衛生技術センターは全国7か所(北海道・東北・関東・中部・近畿・中国四国・九州)に設置されています。各センターで実施頻度に差があります。

  • 関東安全衛生技術センター(千葉県市原市):月3〜4回と全国最多
  • 近畿安全衛生技術センター(兵庫県加古川市):月2〜3回
  • 九州安全衛生技術センター(福岡県久留米市):月2〜3回
  • 北海道・東北・中部・中国四国:月1〜2回

受験チャンスを増やしたい場合は、最寄りのセンターだけでなく、実施頻度の高い関東・近畿・九州センターへの遠征受験も選択肢に入れましょう。試験は全センター共通の試験委員会が作成した問題を使用するため、難易度に差はありません。

試験日程の確認方法

最新の試験日程は安全衛生技術試験協会の公式サイト(https://www.exam.or.jp/)で確認できます。センターごとに試験日程・申請期間・定員が異なるため、必ず公式サイトで最新情報を確認してから申請してください。

年間を通じて試験が実施されているため、受験資格を満たせばいつでも受験できます。自分の学習進捗に合わせて試験日を選べるのが第二種衛生管理者試験の大きなメリットです。

試験申請から当日までの注意点

第二種衛生管理者試験の申請・受験にあたって、特に注意すべきポイントをまとめます。

  • 申請は試験日の約2か月前から受け付け開始:人気のセンター・日程は早めに定員になる場合があるため、受験を決めたら早めに申請する
  • 受験手数料は8,800円(2024年現在):受験後は返金不可のため、受験日が近づいたら必ず体調管理に注意する
  • 受験票の確認:顔写真貼付・必要事項の記入漏れがないか申請前に確認する
  • 試験会場までのアクセス:最寄り駅から遠いセンターも多いため、交通手段と所要時間を事前に確認しておく
  • 持ち物:受験票・写真付き身分証(運転免許証・マイナンバーカードなど)・HBまたはBの鉛筆・消しゴム

試験の合否発表は試験終了後2〜3日以内です。合格後の免許申請手続きを事前に確認しておくとスムーズに進められます。

試験日程は毎年更新されます。受験予定の年度の最新日程を安全衛生技術試験協会の公式サイトで確認してから申請してください。

第二種衛生管理者試験は年間を通じて受験機会が豊富にあるため、計画的に準備を進めれば確実に合格を狙えます。試験日程を早めに確認して、余裕を持った学習スケジュールを立てましょう。

合格を目指して頑張ってください。

受験スケジュールは早めに立て、計画的に準備を進めることが合格への近道です。

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出典:公益財団法人安全衛生技術試験協会「衛生管理者免許試験 試験案内」「合格率等一覧」(令和7年度)。2026年11月時点の情報です。

この記事を書いた人

業種別のツールを、一人で作っています。開業前の収支シミュレーター、法定研修キット、資格の問題集。どれも、厚生労働省の告示や調査の原文を自分で確かめてから数字を組み込んでいます。使う人が「この数字、合ってるか」と不安になるようなツールは作りたくないので。

上場企業で20年間、営業ひとすじ。電話営業・インサイドセールスから、約70名のチームのマネジメントへ。現場で「根拠のない数字」が判断を狂わせる場面を見続けてきたせいか、ツールを作るときも出典を確かめずにはいられません。

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