第一種衛生管理者 勉強時間の目安と学習計画。3か月・1か月プランの組み方

第一種衛生管理者の試験全体については、こちらの記事もご参照ください。
▶ 第一種衛生管理者 試験ガイド(概要・合格率・勉強法)

第一種衛生管理者の合格に必要な勉強時間は、おおむね100〜200時間とされています。ただしこれは既に安全衛生の業務経験がある方の目安です。未経験の方や有害業務の法令が初めての方は200〜300時間を見ておくほうが安全です。

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勉強時間の目安

背景・経験 目安勉強時間
安全衛生の業務経験あり(衛生委員会運営・衛生点検経験など) 100〜150時間
第二種衛生管理者の合格経験あり 60〜100時間(上乗せ分として)
安全衛生の経験はないが理系・法学系の知識がある 150〜200時間
安全衛生の経験が全くない文系の方 200〜300時間

学習期間別の計画

3か月プラン(週10〜15時間・合計120〜180時間)

最も標準的なスケジュールです。じっくり理解しながら進めたい方に向いています。

時期 学習内容 週あたりの時間
1〜4週目 テキストで全科目を1周(特に有害業務法令・労働衛生を重点的に) 10〜12時間
5〜9週目 公表試験問題(3〜5回分)を解く・解説で理解を深める 12〜15時間
10〜12週目 苦手科目の集中復習・公表問題の再解答・数値一覧の最終確認 12〜15時間

1か月集中プラン(週20〜25時間・合計80〜100時間)

試験日が迫っている方、または業務経験がある方のスケジュールです。テキストの精読より問題演習を重視します。

時期 学習内容 週あたりの時間
1〜2週目 テキストをざっと読む(全体像をつかむ)・有害業務の数値を整理 20〜25時間
3週目 公表試験問題(3〜4回分)を解く。解けなかった問題をテキストに戻って確認 20〜25時間
4週目(試験前週) 苦手問題の集中演習・数値一覧の最終確認・試験当日の準備 20〜25時間

科目別の時間配分の目安

有害業務(法令・労働衛生)は第一種特有の科目で出題数も多いため、全体の6割以上の時間を配分することが勧められます。

科目 問題数 推奨時間配分
有害業務に係る関係法令 10問 全体の30%
有害業務に係る関係労働衛生 10問 全体の30%
関係法令(有害業務以外) 7問 全体の15%
労働衛生(有害業務以外) 7問 全体の15%
労働生理 10問 全体の10%

スキマ時間の活用

まとまった時間が取れない方でも、通勤・休憩時間の活用で1日30分〜1時間の演習時間を確保できます。

  • 通勤時間:スマホアプリでの問題演習(過去問アプリを活用)
  • 昼休み:前日解いた問題の解説を読み直す
  • 就寝前10〜15分:数値一覧カードの確認(有害業務の測定頻度・保存期間など)

計画倒れを防ぐポイント

  • 週単位で目標を設定する(「今週中に有機則・特化則の問題を20問解く」など具体的に)
  • 受験日を先に決めてから逆算して計画を立てる
  • テキストを「完璧に理解してから問題を解く」という順序にしない。問題を解きながら理解を深める
  • 1回で合格することを目標にする(再受験の手間・費用・モチベーション低下を考慮)

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出典:
・公益財団法人 安全衛生技術試験協会「衛生管理者試験受験案内書」(www.exam.or.jp)

この記事を書いた人

業種別のツールを、一人で作っています。開業前の収支シミュレーター、法定研修キット、資格の問題集。どれも、厚生労働省の告示や調査の原文を自分で確かめてから数字を組み込んでいます。使う人が「この数字、合ってるか」と不安になるようなツールは作りたくないので。

上場企業で20年間、営業ひとすじ。電話営業・インサイドセールスから、約70名のチームのマネジメントへ。現場で「根拠のない数字」が判断を狂わせる場面を見続けてきたせいか、ツールを作るときも出典を確かめずにはいられません。

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