クレーン・デリック運転士 法令の過去問解説|定期自主検査・検査の実施者・廃棄基準

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クレーン・デリック運転士の試験「関係法令」は、クレーン等安全規則の条文知識を問う科目です。出題パターンは毎年繰り返されるため、過去問で頻出テーマの数値・条文を覚えることで高得点が狙えます。この記事では頻出テーマを解説します。

出典:クレーン等安全規則(昭和47年労働省令第34号)・安全衛生技術試験協会 公表問題

頻出テーマ1:定期自主検査

定期自主検査の頻度と内容は毎回出題されます。

検査の種類 頻度 記録保存 根拠条文
年次定期自主検査 1年以内ごとに1回 3年間 クレーン則第34条
月次定期自主検査 1か月以内ごとに1回 3年間 クレーン則第35条
始業前点検 使用する日ごと 記録義務なし クレーン則第36条

頻出テーマ2:各種検査の実施者

検査の種類 実施者
落成検査 所轄労働基準監督署長
使用検査 都道府県労働局長
性能検査 登録性能検査機関(日本クレーン協会等)
定期自主検査・始業前点検 事業者(自主)

出典:クレーン等安全規則第6条・第8条・第34条・第44条

頻出テーマ3:ワイヤロープの廃棄基準

  • 素線切断:1よりの間に全素線の10%以上が切断
  • 直径減少:公称径の7%を超える減少
  • その他:キンク・著しい形崩れ・腐食(クレーン則第212条)

頻出テーマ4:各種届出・申請

届出の種類 届出先 タイミング 根拠条文
設置届 所轄労働基準監督署長 設置工事開始の30日前まで クレーン則第5条
変更届 所轄労働基準監督署長 変更工事開始の30日前まで クレーン等安全規則
使用休止報告 所轄労働基準監督署長 1か月以上使用しない場合 クレーン則第47条
廃止・検査証返還 所轄労働基準監督署長 廃止後遅滞なく クレーン則第55条

頻出テーマ5:安全装置

  • 巻過防止装置:義務(クレーン則第15条)
  • 過負荷防止装置:つり上げ荷重3t以上は義務(クレーン等安全規則)
  • 逸走防止装置:屋外走行クレーンに義務(クレーン等安全規則)

法令科目のまとめ

法令科目は数値(2年・30日・10%・7%)と届出先(署長・局長・登録機関)のセットで覚えることが得点への近道です。フラッシュカード形式(表:テーマ名→裏:数値)で暗記すると効率的です。

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本記事はクレーン等安全規則(昭和47年労働省令第34号)・安全衛生技術試験協会の公表問題に基づきます。受験前に公式サイト(https://www.exam.or.jp/)でご確認ください。

この記事を書いた人

業種別のツールを、一人で作っています。開業前の収支シミュレーター、法定研修キット、資格の問題集。どれも、厚生労働省の告示や調査の原文を自分で確かめてから数字を組み込んでいます。使う人が「この数字、合ってるか」と不安になるようなツールは作りたくないので。

上場企業で20年間、営業ひとすじ。電話営業・インサイドセールスから、約70名のチームのマネジメントへ。現場で「根拠のない数字」が判断を狂わせる場面を見続けてきたせいか、ツールを作るときも出典を確かめずにはいられません。

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