福祉事業の開業と運営

就労移行支援

就労移行支援で算定できる加算の一覧と金額の目安。

就労移行支援で算定できる主な加算は、福祉専門職員配置等加算(15・10・6単位)、就労支援関係研修修了加算(6単位)、移行準備支援体制加算(41単位)、送迎加算(21単位)、食事提供体制加算(30単位)、処遇改善加算(8.1〜11.9%)。開業直後に算定できない加算と、加算を積み上げた月間収入の概算を整理する。
就労移行支援

就労移行支援の基本報酬は、定着率で年間いくら変わるか。

就労移行支援の基本報酬は就労定着率の実績によって7区分に分かれる。定員20人以下では区分1(1,210単位)と区分7(479単位)の年間収入差は約3,474万円。新規みなし(区分3・879単位)から区分7への下落では約1,901万円の差が生じる。
??????A?

就労継続支援A型・B型の処遇改善加算、何が必要で、どう計算するか。

就労継続支援A型・B型の処遇改善加算(令和6年4月の一本化後)の区分・加算率・計算方法・取得要件・計画書の提出について整理します。A型はIイ10.8%〜Iロ11.2%、B型はIイ10.5%〜Iロ10.9%。未取得との年間収入差は数百万円規模です。
??????A?

就労継続支援A型・B型・就労移行支援、3つの違い。何が違って、何が同じか。

就労継続支援A型・B型・就労移行支援の3サービスを制度の仕組みと全国の収支データで比べます。A型だけが雇用契約ありで最低賃金以上の賃金支払い義務があり、全国平均の収支差率はA型 約2.3%・B型 約4.7%・就労移行 約6.0%です(厚生労働省「令和7年障害福祉サービス等経営概況調査結果」令和6年度決算)。基本報酬の決まり方(A型:評価点7区分・B型:工賃月額14区分・就労移行:定着率7区分)と開業資金の目安の違いも整理しました。
福祉事業の開業と運営

放デイのBCP(業務継続計画)、何が義務で何を書けばよいか。

放課後等デイサービス(放デイ)のBCP(業務継続計画)は、研修と訓練が年1回以上の義務(指定通所支援基準第38条の2)。BCPには自然災害と感染症の2種類が必要で、策定していない場合は1%の減算ペナルティが発生する。送迎中の被災・障害特性への対応・保護者連絡体制など、放デイ特有の課題と対策の進め方を整理する。
??????

計画相談支援の相談支援専門員、配置の要件と1人あたりの担当件数の目安。

計画相談支援(指定特定相談支援)の相談支援専門員は「利用者35人ごとに1人」が配置の標準です。専従が原則ですが管理者等との兼務も認められます。担当件数とモニタリング頻度によって月次収入が大きく変わる仕組みと、通常型・機能強化型Ⅰ〜Ⅳの報酬の違いを基準省令・告示の原文から整理しました。
福祉事業の開業と運営

福祉事業の損益分岐稼働率とは何か。計算の考え方と安全余裕度の見方。

損益分岐点の稼働率とは「費用をちょうど賄える稼働率」です。福祉事業は固定費の割合が高く、稼働率の変化が収支差率に直結します。計算の考え方・安全余裕度の確認方法・手元資金の目安を整理しました。
福祉事業の開業と運営

福祉事業の人件費率が全国平均を超えている。差の原因を分解する方法。

福祉事業所の人件費率が高い原因は「給与水準」か「収入の少なさ(稼働率・加算)」かで対策が変わります。職員1人あたりの人件費と収入を使った要因分解の方法を整理しました。
福祉事業の開業と運営

福祉事業所の収支差率の平均と中央値は、なぜ違うのか。

放課後等デイサービスの収支差率は令和6年度の調査で表の平均9.1%・中央値2.7%です。なぜ大きく違うのか、どちらを判断に使えばよいか、厚生労働省の調査の読み方を整理しました。
福祉事業の開業と運営

就労継続支援A型の虐待防止。研修は年1回以上(新規採用時には必ず)、委員会は年1回以上(指針・担当者・記録の整備)

就労継続支援A型の虐待防止は、指針の整備・虐待防止責任者の選任・研修(年1回以上・新規採用時には必ず)・委員会(少なくとも年1回)の4点がセット。A型は利用者が雇用契約を結んで働くため、賃金や業務命令に関係した虐待が起きやすい場面を委員会の議題に含めます。研修で扱う内容・委員会の中身・記録のポイントをまとめました。