二級ボイラー技士試験【直前1週間】確認すべき数値と当日朝の最終チェック

資格

問題をすぐに解いてみたい方は、こちらのアプリをご利用ください。
▶ 二級ボイラー技士 過去問アプリ(無料)

試験前の最後の1週間は、新しい知識を詰め込む時間ではなく、覚えた内容を確実に固める期間です。特に二ボの試験では、数値・用語・手順が頻出するため、直前期に何を優先して確認するかが合否に直結します。

直前1週間のスケジュール例

日程 やること
7日前 法令科目の数値を一覧で確認。選任基準・検査期間・届出期限を復習
6日前 構造科目:安全弁・水面計・圧力計の取り付け規定、各部位の名称と役割
5日前 取扱い科目:点火前点検・低水位時の処置・吹き出し操作の手順
4日前 燃料・燃焼科目:燃料の種類と特性・バーナーの分類・不完全燃焼の原因
3日前 過去問1回分を通しで解く(時間を計って模擬試験形式で)
2日前 間違えた問題に絞って復習。「なぜ間違えたか」の原因を確認する
前日 数値一覧を最終確認。持ち物・会場・交通を確認。深夜の詰め込みはしない
当日 試験開始前に数値メモを見直す。各科目の足切りを意識して解く

試験直前に必ず確認したい数値リスト

法令科目

  • 二ボが主任者になれる伝熱面積:25㎡未満(貫流のみは500㎡未満)
  • 一ボが主任者になれる伝熱面積:500㎡未満
  • 定期自主検査の実施間隔:1年以内ごとに1回
  • 定期自主検査の記録保存期間:3年間
  • 性能検査の有効期間:1年(特例で最大2年)
  • 廃止報告の期限:廃止後10日以内
  • 安全弁の2個目の調整圧力:最高使用圧力の1.03倍以下

構造科目

  • 水面計ガラスの取り付け位置:下端がボイラーの安全低水面と同位置
  • 安全弁の個数:蒸気ボイラーには2個以上(例外あり)
  • 過熱器に設ける安全弁:過熱器の出口側に設置
  • エコノマイザ:排ガスの熱で給水を予熱する装置。出口(排ガスの下流)に設置

取扱い科目

  • 低水位時の処置:まず燃焼を停止。給水ポンプは起動しない
  • 吹き出し試験の実施圧力:最高使用圧力の75%以上
  • 点火前の確認:水面計の水位・各弁の開閉状態・燃料系統

燃料・燃焼科目

  • 重油の引火点:60℃以上(第1石油類より高い)
  • ボイラー効率の基本:発生熱量÷燃料の発熱量×100
  • 不完全燃焼の主な原因:空気量不足・燃料と空気の混合不良・炉の温度低下

合格条件を忘れずに:各科目4問以上が必須

二ボの合格条件は、「各科目4問以上(40%)かつ合計24問以上(60%)」の2段階です。1科目でも3問以下になると、合計点が足りていても不合格です。

苦手科目がある場合は、その科目を捨てず最低4問取ることを目標に、頻出項目だけでも押さえておいてください。構造・燃焼科目は概念理解が必要ですが、法令科目は暗記で確実に点が取れます。

試験本番での時間配分

試験時間は3時間・40問です。単純計算で1問あたり4.5分使えます。

  • 最初の2時間で全問を1周する(分からない問題はとばして進む)
  • 残り1時間で見直し・保留問題に取り組む
  • マークシートは最後にまとめてチェック

時間が余った場合は、最初から見直す。迷った問題は最初の直感を信じることが多くの場合有効です。考えすぎて正解から離れるケースがあります。

よくある凡ミスを防ぐ

  • 「適切なものはどれか」と「適切でないものはどれか」の読み違い。問題文の最後は必ず確認
  • 単位の誤読(㎡とm、%と倍率)
  • マークシートのズレ(問番号とマークの位置がズレていないか5問ごとに確認)
  • 科目の足切りを意識して、苦手科目を完全に捨てない

出典:安全衛生技術試験協会 公表試験問題・ボイラー及び圧力容器安全規則(e-Gov法令検索)
作成:fufumumu_design|更新:2026年11月

問題をすぐに解いてみたい方は、こちらのアプリをご利用ください。
▶ 二級ボイラー技士 過去問アプリ(無料)

この記事を書いた人

業種別のツールを、一人で作っています。開業前の収支シミュレーター、法定研修キット、資格の問題集。どれも、厚生労働省の告示や調査の原文を自分で確かめてから数字を組み込んでいます。使う人が「この数字、合ってるか」と不安になるようなツールは作りたくないので。

上場企業で20年間、営業ひとすじ。電話営業・インサイドセールスから、約70名のチームのマネジメントへ。現場で「根拠のない数字」が判断を狂わせる場面を見続けてきたせいか、ツールを作るときも出典を確かめずにはいられません。

ご質問はメールで。電話・面談はしていません。

fufumumu_designをフォローする
資格
fufumumu_designをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました