消防設備士 乙6の合格発表の時期は、受験した方式によって異なります。CBT方式(コンピュータ試験)は試験直後にスコアレポートが表示され、書面方式(ペーパー試験)は試験日から約1か月後に消防試験研究センターのWebサイトで発表されます。
どちらの方式でも、免状の交付申請は正式な合格通知が届いてから行います。スコアレポートや合格通知の内容・合格後の手続きの流れを、この記事で整理します。
CBT方式(コンピュータ試験)の合格発表
CBT方式は随時受験できる形式で、試験終了直後に会場でスコアレポートが受け取れます。スコアレポートには試験全体の得点率と各科目の結果が表示されます。
ただし、CBT方式のスコアレポートは「参考情報」です。試験センターによる正式な採点処理は試験日の翌日以降に完了し、合格通知書(合格証書)は後日郵送されます。郵送には試験日から10日〜2週間程度かかります。
| タイミング | 内容 |
|---|---|
| 試験直後(会場) | スコアレポートを受け取る(参考情報・合否の確認) |
| 翌日以降 | 消防試験研究センターのWebサイトで合格番号を確認できる |
| 10日〜2週間後 | 合格通知書(ハガキまたは封書)が郵送される |
出典:消防試験研究センター「CBT試験について」(2026年10月確認)
CBTのスコアレポートの見方
スコアレポートには次の情報が含まれます。
- 試験全体の得点率
- 各科目の得点率(合否判定の参考として)
- 試験日・受験番号
合格基準は筆記の各科目40%以上・全体60%以上・実技60%以上です(消防法施行規則第33条の11の2)。スコアレポートの数値がすべてこの基準を上回っていれば、合格の可能性が高いです。ただし正式な合格確認は合格通知書で行います。
書面方式(ペーパー試験)の合格発表
書面方式の合格発表は、試験日から約1か月後です。消防試験研究センターの公式Webサイトと各都道府県の支部サイトに合格者の受験番号が掲載されます。
| タイミング | 内容 |
|---|---|
| 試験日から約1か月後 | 消防試験研究センターのWebサイトで合格番号を確認 |
| 同時期 | 各都道府県の支部サイトにも掲載 |
| 合格発表と前後して | 合格通知書(ハガキ)が郵送される |
出典:消防試験研究センター「試験結果通知」(2026年10月確認)
書面方式の場合、採点・結果処理に時間がかかるため、試験後すぐには結果が分かりません。受験後は合格発表日をカレンダーに記録しておき、発表日にWebサイトを確認する手順が確実です。
合格発表日の確認方法
各試験の合格発表予定日は、試験の受験票または受験申請時の案内に記載されています。消防試験研究センターの公式サイト(https://www.shoubo-shiken.or.jp/)でも確認できます。都道府県ごとに試験日・合格発表日が異なります。
合格通知書の内容と免状申請への使い方
合格通知書(合格証書)には次の情報が記載されています。
- 氏名・生年月日
- 合格した類と種(例:乙種第6類)
- 合格年月日
- 免状申請に必要な情報
免状の交付申請は合格通知書と必要書類を揃えて行います(施行令第36条の3・施行規則第33条の4)。申請先は受験した都道府県のセンター支部です。申請から免状交付まで1〜2週間程度かかります。
免状交付申請に必要な書類
免状交付申請(施行令第36条の3・消防法施行規則第33条の4に基づく)には次の書類が必要です。
| 書類 | 備考 |
|---|---|
| 免状交付申請書 | センターの窓口またはWebサイトから取得 |
| 合格通知書(ハガキ)の写し | または合格番号を確認できるもの |
| 写真1枚(縦3cm×横2.4cm) | 6か月以内に撮影・無帽・正面向き |
| 申請手数料 | 各都道府県の手数料条例等に基づく(消防試験研究センターの各支部で確認) |
出典:消防試験研究センター「免状の交付申請手続き」(2026年10月確認)
申請方法は窓口・郵送・オンラインの3通りがあります(都道府県支部によって対応方法が異なる場合があります)。正確な申請方法と必要書類は、受験した支部の案内を確認してください。
合格後の流れのまとめ
| ステップ | 内容 | 時期の目安 |
|---|---|---|
| ①合格発表の確認 | CBT:試験直後のスコアレポートとWebサイト 書面:試験から約1か月後のWebサイト |
CBT:試験日当日〜翌日 書面:試験から約1か月 |
| ②合格通知書の受領 | 郵送で届く | 発表から1〜2週間 |
| ③免状交付申請 | 必要書類を揃えてセンター支部に申請 | 通知書受領後すぐ |
| ④免状の受領 | 申請から1〜2週間で交付 | 申請から1〜2週間 |
| ⑤定期講習の期限を確認 | 初回は最初の4月1日から2年以内(消防法施行規則第33条の17) | 免状取得直後に確認 |
CBTのスコアレポートは正式な合格証ではない
CBT方式では試験直後にスコアレポートが渡されますが、これは「参考情報」です。スコアレポートの数値が合格ラインを超えていても、正式な合格通知書が届くまで免状の交付申請はできません。
スコアレポートでできること・できないことを整理します。
| できること | できないこと |
|---|---|
| 各科目の得点率を確認し、弱点を把握する | 免状の交付申請(正式合格通知書が必要) |
| 合格見込みを自分で判断する | 合格の公的証明として使う |
スコアレポートの数値と正式な合否が食い違うことは通常ありません。ただし、正式合格の確認は消防試験研究センターの公式Webサイトまたは合格通知書で行ってください。
書面方式では不合格者への得点通知はどうなるか
書面方式では、合格者のみに合格通知書が郵送されます。不合格者への通知書はありません。CBTのようにその場でスコアレポートが出るわけではないため、「どの科目で何点取れたか」の確認方法が異なります。
書面方式で不合格になった場合の得点確認は、消防試験研究センターの各支部への問い合わせで対応が異なります。詳細な得点開示が制度として保証されているわけではないため、科目別の弱点を把握するには次の2つの方法があります。
- 試験終了後すぐに自己採点(試験問題を持ち帰れる場合)
- 次回はCBT方式を選択し、スコアレポートで科目別を確認する
再受験の学習改善に活かすという観点では、CBT方式は科目別の得点率をその場で確認できるため、弱点の把握が書面方式より容易です。
不合格だった場合の再受験
不合格でも再受験の回数に制限はありません。合格するまで何度でも受験できます。CBT方式であれば翌月以降に申し込んで受験できます。書面方式の場合は次回の試験日程を確認してください。
不合格の場合、試験結果通知に各科目の得点率が記載されます(方式によって表示内容は異なります)。弱かった科目を特定して次回に備えることができます。
まとめ
消防設備士 乙6の合格発表は、CBT方式の場合は試験直後にスコアレポートで確認でき、翌日以降にWebサイトで公式発表されます。書面方式の場合は試験日から約1か月後にWebサイトと郵送で通知されます。
合格後の免状交付申請は、合格通知書・写真・手数料を揃えてセンター支部に行います。申請から免状受領まで1〜2週間かかります。免状取得後は定期講習の初回期限(最初の4月1日から2年以内)を確認しておきましょう。
出典:施行令第36条の3(免状交付申請義務)・消防法施行規則第33条の4(免状交付申請書)・第33条の11の2(合格基準)・第33条の17(定期講習の受講期限)、消防試験研究センター公式サイト(https://www.shoubo-shiken.or.jp/)(2026年10月確認)


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