移動式クレーン運転士免許の取得費用・ルート比較|クレーン・デリック運転士との違い



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移動式クレーン運転士免許とクレーン・デリック運転士免許は、どちらもクレーン作業に必要な国家資格ですが、扱えるクレーンの種類が異なります。この記事では2つの免許の違い・費用・取得ルートを比較し、どちらを先に取得すべきかを解説します。

出典:クレーン等安全規則・移動式クレーン安全規則・安全衛生技術試験協会 受験案内

移動式クレーン運転士とクレーン・デリック運転士の違い

項目 移動式クレーン運転士 クレーン・デリック運転士(限定なし)
扱えるクレーン 移動式クレーン(ラフター・オールテレーン等) 天井クレーン・橋形クレーン・ジブクレーン・デリック
主な就業場所 建設現場・道路工事・港湾 工場・倉庫・製造ライン・港湾
学科試験 40問・約2時間30分 40問・約2時間30分
実技試験 教習機関での技能講習(約1週間) 教習機関での技能講習(約1週間)
費用目安 教習機関によって異なる 教習機関によって異なる

出典:安全衛生技術試験協会 受験案内

取得ルートの比較

クレーン・デリック運転士(限定なし)の取得ルート

  1. 学科試験に合格する(安全衛生技術センターで受験)
  2. 学科合格後1年以内に指定教習機関で実技教習を修了する
  3. 免許申請(都道府県労働局)

移動式クレーン運転士の取得ルート

  1. 学科試験に合格する(安全衛生技術センターで受験)
  2. 学科合格後1年以内に指定教習機関で実技教習を修了する
  3. 免許申請(都道府県労働局)

取得ルートは両免許でほぼ同じです。学科試験の難易度・費用も類似しています。

費用について

費用項目 目安・備考
受験手数料 安全衛生技術試験協会の公式サイトで確認
テキスト・問題集 書籍・アプリにより異なる
実技教習(指定教習機関) 教習機関・地域によって異なる
免許申請手数料 都道府県労働局に確認

費用の詳細は各教習機関・安全衛生技術試験協会の公式サイトでご確認ください。

どちらを先に取得すべきか

建設業・屋外作業が多い場合

現場仕事・建設業に就きたい方、または現在建設会社で働いている方は、移動式クレーン運転士(ラフター・オールテレーン等)の需要が高いため、移動式クレーンを先に取得することが多いです。

工場・製造業・倉庫で働く場合

製造ラインや工場の天井クレーンを担当したい方、または工場勤務を目指す方は、クレーン・デリック運転士を先に取得します。

セット取得による科目免除

移動式クレーン運転士免許を保有している場合、クレーン・デリック運転士の学科試験で「原動機及び電気に関する知識」と「力学に関する知識」が免除されます。

つまり、移動式クレーンを先に取得してからクレーン・デリックを受験すると学習コストを下げられます。

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本記事は安全衛生技術試験協会の受験案内に基づきます。費用・日程は教習機関によって異なります。受験前に公式サイト(https://www.exam.or.jp/)でご確認ください。

この記事を書いた人

業種別のツールを、一人で作っています。開業前の収支シミュレーター、法定研修キット、資格の問題集。どれも、厚生労働省の告示や調査の原文を自分で確かめてから数字を組み込んでいます。使う人が「この数字、合ってるか」と不安になるようなツールは作りたくないので。

上場企業で20年間、営業ひとすじ。電話営業・インサイドセールスから、約70名のチームのマネジメントへ。現場で「根拠のない数字」が判断を狂わせる場面を見続けてきたせいか、ツールを作るときも出典を確かめずにはいられません。

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