消防用ホースは屋内消火栓設備の放水操作に使う器具で、1号消火栓用(口径65mm)・2号消火栓用(口径40mm)・広範囲型1号用(口径65mm)の3種類が主要です。消防設備士第1類の試験では口径・長さ・接続方式と検定制度が出題されます。
作成:fufumumu_design(ふふ)/作成日:2026年10月28日/数字の出典は各表の下に記載しています。
問題をすぐに解いてみたい方は、こちらのアプリをご利用ください。
消防用ホースの種類と規格値
| ホースの種類 | 対応する消火栓 | 呼称口径 | 1本の長さ | 接続方式 |
|---|---|---|---|---|
| 1号ホース | 1号消火栓 | 65mm | 15m(連結して使用) | 差込式(65mm) |
| 2号ホース | 2号消火栓 | 40mm | 15m | 差込式(40mm) |
| 広範囲型1号ホース | 広範囲型1号消火栓 | 65mm | 15m(連結して使用) | 差込式(65mm) |
出典:消防法施行規則第12条(口径・放水量・放水圧力)、消防用ホースに関する技術上の規格を定める省令(長さの規格)(2026年10月28日に確認)
消火栓とホースの関係
1号消火栓は放水量130L/min以上・放水圧力0.17MPa以上の要求性能があり、65mmホースを延長して2人操作で使います。2号消火栓は放水量60L/min以上・放水圧力0.25MPa以上で、40mmホースを1人で操作できます。
| 消火栓の種類 | ホース口径 | 放水量 | 放水圧力 | 操作人数 |
|---|---|---|---|---|
| 1号消火栓 | 65mm | 130L/min以上 | 0.17MPa以上 | 2人以上 |
| 2号消火栓 | 40mm | 60L/min以上 | 0.25MPa以上 | 1人 |
| 広範囲型1号消火栓 | 65mm | 130L/min以上 | 0.17MPa以上 | 1人 |
出典:消防法施行規則第12条(2026年10月28日に確認)
消防用ホースの材質
現在主流の消防用ホースは合成繊維製(ポリエステル等)です。耐久性が高く軽量なため操作性に優れています。かつて使われていた綿製ホースは吸水すると重くなるため、現在の新設では使われません。
- 合成繊維製:軽量・耐久性高・現在の標準
- 綿製:吸水性あり・重くなる・古い施設に残存するケースがある
消防用ホースの検定
消防用ホースは消防法第21条の2に基づく検定(型式承認+型式適合検定)の対象品目です。検定に合格したホースには型式番号が表示されており、検定品以外は消防設備に使用できません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 検定の種類 | 型式承認(型式ごとの性能確認)+型式適合検定(製品ごとの合否確認) |
| 実施機関 | 日本消防検定協会 |
| 根拠法令 | 消防法第21条の2 |
| 使用できないケース | 型式番号がないホース・型式適合検定に不合格のホース |
出典:消防法第21条の2(2026年10月28日に確認)
試験に出るポイント
| 問われる内容 | 答え |
|---|---|
| 1号消火栓のホース口径 | 65mm |
| 2号消火栓のホース口径 | 40mm |
| 1本のホースの長さ | 15m |
| 消防用ホースの検定を実施する機関 | 日本消防検定協会 |
| 消防用ホースの検定根拠法令 | 消防法第21条の2 |
まとめ
消防用ホースは1号(65mm)・2号(40mm)・広範囲型1号(65mm)の3種類で、それぞれ対応する消火栓の放水量・圧力に合わせた口径が設定されています。すべて消防法第21条の2の検定対象品目であり、型式番号がないホースは使用不可です。消火栓の設置基準と放水量は屋内消火栓の種類と規格値にまとめています。
問題をすぐに解いてみたい方は、こちらのアプリをご利用ください。


コメント