毎日練習していたのに、試合の記録を一度もつけませんでした

毎日練習していたのに、試合の記録を一度もつけませんでした 暮らし・その他

※この記事には、自作アプリ「卓球手帳」の紹介が含まれます。

学生時代に、平日も週末も卓球漬けの毎日を送っていたのに、試合の記録を、一度もつけていませんでした。今の私は、営業の仕事で、数字とデータの信憑性を、毎日のように扱っています。その目で当時の自分を振り返ると、「得意だと思っていた相手」が本当に得意だったのか、もう確かめられないことが、いちばんの心残りです。この記事では、その後悔と、今なら何を記録するかを書きます。(2026年9月19日 更新)

元選手は、学生時代に、どれくらい卓球をしていたのか?

中学生のころから学生時代まで、本気で卓球をしていました。平日は、学校が終わったあと、毎日練習しました。週末や夏休みなどは、朝8時から夜8時ごろまで、12時間ほどやっていました。

指導してくださった方も、とても本格的でした。上の年代の選手と同じ内容の練習を、私たちにも合わせて落とし込んでくれていました。今思えば、環境には恵まれていました。

そこまで練習していたのに、試合の結果や内容を、ノートにも、メモにも残していませんでした。

なぜ、試合の記録をつけなかったのか?

理由は、単純です。「記録をつける」という知恵が、当時の私にはありませんでした。練習量には自信がありましたが、それを数字や記録で振り返るという発想が、頭にありませんでした。今思えば、つけておくべきでした。

当時の自分は、どんな選手だったのか?

私は、前陣速攻型でした。台の近くで、いちばん打点の高いところを、角度をつけて打つのが得意でした。強い下回転がかかったボールでも、角度をつけて、そのままスマッシュで決めていました。

そのため、カットマンには負けない、という自信がありました。「絶対にカットマンには負けない」と、当時は思っていました。

「得意な相手」は、本当に得意だったのか?

当時は、そう思い込んでいました。ただ、試合を重ねるうちに、上には上がいることを知りました。「この相手は得意だ」と思っていても、一概には言えないことが、何度もありました。

ここで、いちばん困ることがあります。「本当のところ、どうだったのか」を、確かめる記録が、何も残っていないことです。得意だと思っていた相手に、実際は何勝何敗だったのか。負けた試合には、何か共通点があったのか。今となっては、記憶に頼るしかありません。記憶は、勝った試合や、悔しかった試合ばかりを、はっきり覚えているものです。

営業の仕事で、数字の見方は、どう変わったのか?

今の私は、営業、特にインサイドセールスの仕事をしています。この仕事では、データが信頼できるかどうか、数字をきちんと取れているかどうかが、とても大切です。感覚で「うまくいっている」と思っていても、数字で見ると、違っていることがあるからです。

この目で、学生時代の卓球を振り返ると、「やっておけばよかった」と、強く思います。

数字を見るときに、もうひとつ気をつけていることがあります。それは、試合数や件数が少ないときの結果を、そのまま信じないことです。たとえば、10試合で6勝(勝率60%)でも、本当の実力は、31%から83%の間にあるかもしれません。次の表は、勝率60%の人が、その試合数で見たときの、およその幅です。

試合数 勝率60%の人の、およその幅(95%)
5試合(3勝) 23%〜88%
10試合(6勝) 31%〜83%
30試合(18勝) 42%〜75%
60試合(36勝) 47%〜71%

計算方法:ウィルソンの信頼区間(95%)。筆者が計算しました。「幅」は、その試合数だけでは、本当の勝率がこの範囲のどこにあるか分からない、という意味です。

つまり、試合数が少ないうちは、「得意」「苦手」と決めつけるのは、早すぎます。だからこそ、記録を長く続けて、試合数を積み重ねることに意味があります。

今なら、試合の何を記録するのか?

数字で管理するなら、当時の試合では、次のものを記録します。

記録すること 見たいこと(私の考え)
スコア どんな試合展開が多かったか
試合の途中経過(リードされていたか、リードしていたか) 3点差などでリードされても、巻き返して勝てているか。メンタル面の強さ
相手が、左利きか、右利きか 左利きの相手との勝率と、右利きの相手との勝率の違い
相手の戦型(ドライブ型、カット型など) 戦型ごとの、自分の勝率
練習の時間 練習量と、試合の結果の関係

特に見たいのは、相手ごとの勝率です。「自分が得意だと思っている相手」と、「実際に勝てている相手」が、一致しているのか。それが分かるだけで、次の練習で、何に力を入れるかが、変わると思います。

社会人になって、卓球を続けにくいのは、なぜか?

今の私は、卓球を、とてもやりたいと思っています。ただ、近くに、社会人が卓球をできる場所が、見つかりません。それに、時間もありません。時間を言い訳にするつもりはありませんが、あれば、本当にやりたいです。

日本卓球協会に登録している人の数は、2025年度で、総合計が280,010人です。種別ごとに見ると、中学生が124,733人、高体連(高校生)が60,111人、一般が57,066人の順に多くなっています(日本卓球協会「2025年度都道府県別加盟登録人数一覧表」)。一般の登録は、総合計の約2割です(この割合は、私の計算です)。これは、協会に登録している人だけの数字で、登録せずに楽しんでいる人は含まれません。

試合の記録は、何に残すのがよいのか?

大きく分けて、次の3つの方法があります。

  • 紙のノートに書く:自由に書けます。ただ、勝率や、相手ごとの集計は、自分で数えることになります。
  • スマホのアプリを使う:試合の結果が、自動で集計されます。アプリごとに、記録できる項目や、料金が違います。
  • 自分で作る:自分に必要な項目だけを、記録できます。

私は、昔の自分が欲しかった記録を、自分で作りました。「卓球手帳」といいます。試合の勝ち負けと、相手の戦型・持ち方・利き手を、数回のタップで記録できます。練習も、ボタンを押すだけで記録でき、練習した時間(30分から3時間まで)も、あとから選んで残せます。今月の合計時間も見られます。相手の戦型別の勝率などが、試合数と一緒に表示されます。5試合そろうまでは勝率を出さず、10試合までは「参考」と表示します。この記事の表が示すとおり、少ない試合数の勝率は、当てにならないためです。

記録の中身は、お使いの端末のブラウザの中にだけ保存され、私のサーバーには送られません。ただし、利用状況を知るために、Googleアナリティクスで、ボタンを押した回数などを計測しています(詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください)。基本の機能は、無料で使えます。相手の持ち方別・利き手別・用具別の勝率や、予想と実績の答え合わせは、買い切り800円の有料版です。写真や動画を添付する機能は、ありません。

卓球手帳:https://fufumumu-design.com/takkyu-techo/

よくある質問

試合の記録は、面倒ではないのか?

続かなければ意味がないので、入力を減らすことを、いちばん大事にしました。勝敗と、相手の特徴を、選ぶだけで記録できます。それでも、面倒なときは、勝ち負けだけでも、残す価値があります。

学生のころに戻れるなら、何をするのか?

試合の記録を、1試合目から、つけます。練習の量には、自信があったので、あとは、その量が、試合の結果に、どうつながっているかを、確かめたかったです。

まとめ

毎日練習していたのに、試合の記録を、一度もつけませんでした。そのため、「得意だと思っていた相手」が、本当に得意だったのかを、今は確かめられません。営業の仕事で、数字とデータの信憑性を扱う立場になって、その大切さが、よく分かりました。今なら、スコア、リードされたときの巻き返し、相手の利き手と戦型、そして練習の時間を、記録します。もし、今、卓球をしているなら、勝ち負けだけでも、記録を始めてみてください。

この記事を書いた人

「見た目がきれいなだけのページ」ではなく、問い合わせや応募につながることを目指したページを作っています。

運営者は、上場企業で20年間、営業ひとすじ。電話営業・インサイドセールスの最前線から、約70名の営業チームのマネジメントまで経験してきました。「どんな言葉で人の心が動くのか」「どうすれば“お願いします”と言ってもらえるのか」を、机上ではなく現場で、20年かけて体に叩き込んできた人間です。

デザイナーが作るLPは“見た目”で終わりがちです。私が作るのは、営業の視点で「何を・どの順番で伝えれば人が動くか」まで考えた、集客・採用のためのページです。「人が来ない・選ばれない」というお悩みのお手伝いに、営業だからこそ力を注いでいます。20年の営業経験が、いちばん生きると考えています。

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