消防設備士 乙6 乙6の試験科目と問題数の全体構成

乙6の試験は「法令(共通・類別)」「基礎的知識(機械)」「構造機能整備」「実技(鑑別)」の4分野から構成されます。筆記30問・実技5問の合計35問で、各科目40%以上かつ全体60%以上が合格ラインです。この記事では4分野の出題範囲と学習ポイントを一覧で整理します。

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▶ 消防設備士 乙種第6類 問題集

乙6の試験科目と問題数の全体構成

試験科目 問題数 合格基準(足切り)
法令(共通) 6問 40%以上(2問以上正解)
法令(類別:第6類) 4問 40%以上(2問以上正解)
基礎的知識(機械) 5問 40%以上(2問以上正解)
構造機能整備(第6類) 15問 40%以上(6問以上正解)
合計(筆記) 30問 全体60%以上(18問以上正解)
実技(鑑別) 5問 60%以上(3問以上正解)

筆記は各科目で40%を下回ると、全体点が高くても不合格になります(足切り制度)。実技は筆記とは別に60%の基準があります。

法令(共通)の出題範囲と学習のポイント

法令(共通)は消防設備士の全類・全種に共通する「消防法の基礎」を問う6問です。すでに消防設備士免状を保有している場合はこの6問が免除されます。

主な出題テーマは次のとおりです。

  • 消防設備士の業務範囲(工事・整備・点検)と免状の種別(甲種・乙種)
  • 消防設備士免状の交付・書換・再交付・返納の手続きと期限
  • 法定講習の受講義務(最初の4月1日から2年以内・以後5年以内)
  • 点検・報告の義務(消防法第17条の3の3)
  • 無免許工事・整備の禁止と罰則(消防法第44条)
  • 防火対象物の管理権原者・防火管理者の義務

法令(類別:第6類)の出題範囲と学習のポイント

法令(類別)の4問は消火器具(第6類)に特化した規制を問います。

  • 消火器具の設置が必要な防火対象物の種別と延べ面積(消防法施行令第10条)
  • 能力単位の算定方法(A火災・B火災の区別)
  • 設置個数の減少規定(施行令第10条第3項・他の消火設備がある場合は3分の1まで)
  • 大型消火器の設置義務(消防法施行令第10条第2項)
  • 地階・無窓階・3階以上への設置基準(床面積50㎡以上)
  • 消火器の設置場所の基準(床面からの高さ1.5m以下、歩行距離20m以内)

基礎的知識(機械)の出題範囲と学習のポイント

基礎的知識(機械)は5問で、工業高校程度の力学・流体力学・熱力学の基礎を問います。

テーマ 出題内容
力・質量・重力 荷重の計算、重力加速度の利用
てこの原理 力のモーメントの計算
流体圧力 圧力の定義(Pa・MPa)、パスカルの原理
金属材料 ステンレス・アルミニウム・真鍮の性質(腐食・強度)
ねじ・工具 ねじのピッチ・締め付けトルクの計算

構造機能整備(第6類)の出題範囲と学習のポイント

構造機能整備(15問)は乙6の最大科目です。消火器の各部品の名称・役割・規格・点検手順が問われます。

  • 消火器の種類:強化液・泡(化学泡・機械泡)・CO2・ハロン・粉末(A・B・C・ABC)・水消火器
  • 加圧方式:加圧式(ガス加圧・蓄圧)・蓄圧式の違いと指示圧力計の緑範囲(0.7〜0.98MPa)
  • 各部品の名称:安全栓・レバー・ホース・ノズル・圧力計・バルブ・サイホン管・本体容器
  • 点検基準(外観・内部・機能・放射):製造年からの年数による抜き取り基準
  • 充填・整備の手順:消火薬剤の種類・充填量・加圧ガス量の基準
  • 廃棄基準:腐食・変形・年数超過による廃棄判断

実技(鑑別)の出題範囲と学習のポイント

実技(鑑別)は5問で、写真・図を見て消火器の部品名称・点検箇所・判定理由を記述します。

  • 安全栓・使用済み表示装置・ノズル・ホース・ゲージ(圧力計)の識別
  • 腐食・変形・圧力低下の判断基準(廃棄・整備・合格の区分)
  • 加圧式と蓄圧式の外観上の違い(圧力計の有無)
  • 充填量・加圧ガス量が規定値を外れている場合の対処

まとめ

乙6は筆記30問・実技5問の試験です。各科目で40%以上(実技60%以上)が必須の足切り基準があります。学習は出題数が多い「構造機能整備(15問)」を中心に進め、法令(共通・類別)10問は条文の数値を正確に覚えることが重要です。基礎的知識(機械)の5問は力学・流体・材料の基礎計算が出ます。実技(鑑別)は部品の写真識別と廃棄・整備判断の練習が必要です。

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業種別のツールを、一人で作っています。開業前の収支シミュレーター、法定研修キット、資格の問題集。どれも、厚生労働省の告示や調査の原文を自分で確かめてから数字を組み込んでいます。使う人が「この数字、合ってるか」と不安になるようなツールは作りたくないので。

上場企業で20年間、営業ひとすじ。電話営業・インサイドセールスから、約70名のチームのマネジメントへ。現場で「根拠のない数字」が判断を狂わせる場面を見続けてきたせいか、ツールを作るときも出典を確かめずにはいられません。

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