消防設備士 乙6 乙6で受けられる科目免除の種類

他の消防設備士の類(例:乙7・乙4・乙3)をすでに取得している場合、乙6の「法令共通」6問が免除されます。この免除を活用すると筆記試験が24問(法令第6類4問+構造機能整備20問)に減り、合格のハードルが下がります。免除申請の手続きと注意点を整理します。

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乙6で受けられる科目免除の種類

消防設備士試験の科目免除は消防法施行規則第44条の2に規定されており、乙6では次の条件で免除が受けられます。

免除の条件 免除される科目
消防設備士(他の類)の免状取得者 法令共通(6問)
電気工事士の免状取得者(第1種または第2種) 基礎知識(機械に限る)→乙6には基礎知識なし・該当外

乙6の筆記試験は「法令共通6問・法令第6類4問・構造機能整備20問」の計30問です。他類の消防設備士免状がある場合、法令共通6問が免除され、24問での受験になります(消防法施行規則第44条の2第1項)。

免除後の合格基準の変化

科目免除を受けた場合でも、残った科目それぞれで40%以上取ることが必要です。免除後の科目構成と足切りラインは次のとおりです。

科目 問題数(免除後) 足切り(40%)
法令第6類 4問 2問以上
構造機能整備 20問 8問以上
合計(筆記) 24問 全体60%=14.4問以上(15問以上)
実技(鑑別) 5問 全体60%以上

免除申請の手続き方法

科目免除を受けるには、受験申請時に申請が必要です。申請方法は都道府県によって書面申請とCBT申請があります。免除を受けるための添付書類は他類の消防設備士免状(コピー)です。

注意点として、免除申請を忘れると通常30問で受験することになります。後から免除の申し出はできません。受験申請書の「科目免除申請」欄に必要事項を記載して、免状のコピーを添付します。

免除を使うべきか・使わないべきか

法令共通6問を免除する場合と免除しない場合の違いを考えます。

免除するメリット:解く問題数が減り、残り科目への集中時間が増えます。法令共通の学習が不要になり、学習時間を短縮できます。

免除しないメリット:法令共通6問は比較的得点しやすいため、全体の正答率を上げる「得点源」になります。免除すると残り24問の中で60%(15問)を取らなければならず、構造機能整備で取りこぼすとリスクになります。

一般的には、法令共通の学習が充分できる場合は免除しない方が安全です。学習時間が限られている場合は免除が有効な選択です。

まとめ

他の消防設備士類の免状を持っていれば、乙6受験時に法令共通6問の免除申請ができます(消防法施行規則第44条の2)。免除後は筆記24問になりますが、残り科目の足切り(法令第6類2問以上・構造機能整備8問以上)は引き続き適用されます。免除を使うかどうかは学習時間と得意不得意で判断しましょう。

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