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二級ボイラー技士の学科試験に受験資格の制限はなく、年齢・学歴・実務経験を問わず誰でも受験できます。ただし、試験に合格しただけでは免許は取得できません。免許の交付を受けるには、試験合格に加えて「ボイラー実技講習の修了」または「実務経験」のどちらかを満たす必要があります。
学科試験は誰でも受験できる
試験を主催する安全衛生技術試験協会は、二級ボイラー技士の学科試験について受験資格を設けていません。年齢・学歴・実務経験・保有資格に関係なく申し込めます。
受験手続きに必要なのは次のとおりです。
- 受験申請書(センターで配布 or 協会Webサイトからダウンロード)
- 受験料:6,800円
- 写真(縦3cm×横2.4cm、6か月以内に撮影したもの)
出典:安全衛生技術試験協会(exam.or.jp)
免許取得に必要な条件は「試験合格+実技要件」
学科試験に合格しても、それだけでは免許証は交付されません。労働安全衛生規則 第72条の規定により、次のいずれかを満たした上で免許申請する必要があります。
| 実技要件の種類 | 内容 |
|---|---|
| ①ボイラー実技講習の修了 | (一社)日本ボイラ協会が主催する3日間・20時間の講習を修了し、修了証の交付を受けること |
| ②ボイラー取扱いの実務経験(1か月以上) | ボイラー取扱作業主任者の指揮のもとで、伝熱面積の合計が25m²以上のボイラーを取り扱った経験が1か月以上あること |
| ③ボイラー関連業務の実務経験(1年以上) | ボイラーの設計・製造・検査・修理・整備・改造などの業務に1年以上従事した経験があること |
実務経験がない方(ビルメン未経験者・学生・転職希望者)のほとんどは①のボイラー実技講習を修了する方法を選びます。
ボイラー実技講習は試験の前後どちらでも受講できる
実技講習は学科試験の合否に関係なく受講できます。先に試験を受けて合格してから講習を受ける方と、先に講習を受けてから試験に臨む方の両方がいます。どちらの順番でも免許申請に影響はありません。
| 受講タイミング | メリット | 注意点 |
|---|---|---|
| 試験前に受講する | 実物のボイラーを見てから勉強するため、「ボイラーの構造」科目の理解が進みやすい | 試験に不合格でも講習費用はかかる |
| 試験後に受講する | 合格を確認してから費用をかけるため無駄がない | 合格から講習受講まで期間が空くと、免許取得が遅くなる |
ボイラー技士3種の免許と資格要件の比較
ボイラー技士には二級・一級・特級の3ランクがあります。二級の取得後に上位資格を目指す場合の要件を確認しておきましょう。
| 資格 | 受験資格 | 主任者として担当できるボイラー |
|---|---|---|
| 二級ボイラー技士 | なし(誰でも受験可) | 伝熱面積25m²未満のボイラー |
| 一級ボイラー技士 | なし(誰でも受験可)。免許交付には二級ボイラー技士免許+実務経験1年以上が必要 | 伝熱面積500m²未満のボイラー |
| 特級ボイラー技士 | なし(誰でも受験可)。免許交付には一級ボイラー技士免許+実務経験2年以上が必要 | 規模制限なし |
免許申請の提出先と手数料
試験合格通知と実技講習修了証が揃ったら、都道府県労働局(または労働基準監督署経由)に免許申請書を提出します。申請に必要な書類は次のとおりです。
- 免許申請書(各労働局・安全衛生技術センターで入手可)
- 試験合格通知書
- ボイラー実技講習修了証(または実務経験を証明する書類)
- 写真(縦3cm×横2.4cm)
- 手数料(収入印紙:1,500円)
申請から免許証の交付まで通常2〜4週間かかります。就職・転職の時期が決まっている場合は、余裕を持って申請手続きを進めることをおすすめします。
出典:労働安全衛生法・労働安全衛生規則 第72条・安全衛生技術試験協会(https://www.exam.or.jp)
作成:fufumumu_design|更新:2026年11月
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