移動式クレーンの性能検査と検査証:2年以内ごとに受ける公的検査と定期自主検査の違い

移動式クレーン運転士の過去問・AI問題演習はこちら
公表問題2回分80問が無料。AI生成問題(¥980・買い切り)で初見問題に慣れておくと安心です。
→ 移動式クレーン運転士 過去問・AI問題演習を使う

移動式クレーンはクレーン等安全規則に基づく「性能検査」を2年以内ごとに1回受けることが義務付けられています。これは事業者が自社で実施する「定期自主検査」とは別に、登録性能検査機関が実施する公的な検査です。性能検査に合格することで移動式クレーン検査証の有効期間が更新されます。

性能検査とは何か

性能検査は移動式クレーンが安全に使用できる状態にあるかを確認するため、登録性能検査機関(または労働基準監督署長)が実施する検査です。検査に合格すると「移動式クレーン検査証」が更新されます。

移動式クレーンを使用するには常に有効な移動式クレーン検査証を備え付けておくことが必要です。

性能検査と定期自主検査の違い

項目 性能検査 定期自主検査
実施者 登録性能検査機関(外部機関) 事業者自身(または委託)
頻度 2年以内ごとに1回 月1回・年1回(それぞれ)
対象 移動式クレーン検査証が必要な移動式クレーン 全ての移動式クレーン
結果 検査証の更新 記録の保存(3年間)

移動式クレーン検査証

移動式クレーンを使用する場合は、移動式クレーン検査証を機体に備え付けておかなければなりません。検査証には有効期間(最長2年)が記載されており、期間を過ぎると使用できません。

移動式クレーン検査証には、クレーンの主要な性能(つり上げ荷重・ジブ長さ・最大作業半径・定格総荷重表等)が記載されています。作業前の確認・作業計画の作成の際に参照します。

使用検査・変更検査

移動式クレーンの主要構造部分を変更した場合には「変更検査」を受ける必要があります。また廃止後に再使用する場合は「使用検査」を受けることが求められます。これらもクレーン等安全規則で規定されています。

試験でよく問われるポイントまとめ

  • 性能検査:つり上げ荷重3t以上・2年以内ごとに1回・登録性能検査機関が実施
  • 性能検査に合格すると移動式クレーン検査証が更新される
  • 移動式クレーン検査証は機体への備え付けが義務
  • 性能検査は「定期自主検査(事業者が実施)」とは別の公的な検査

性能検査の流れ

  1. 検査申請:有効期間満了の2か月前までに登録性能検査機関(ボイラー・クレーン協会等)に申請する
  2. 検査の実施:検査員が現地に来てクレーンを検査する(荷重試験・各部の点検)
  3. 合格・検査証更新:合格すると検査証の有効期間が2年延長される

性能検査で確認される主な項目

検査項目 内容
構造検査 クレーン全体の構造・溶接部・変形の有無
荷重試験 定格荷重の1.25倍の荷重をかけて各部の変形・異常を確認
安全装置の確認 巻過防止装置・モーメントリミッタ等の動作確認
ブレーキ試験 荷を保持できるかブレーキ性能を確認

検査証の有効期間と管理

  • 検査証の有効期間:2年(性能検査に合格するたびに2年更新)
  • 検査証はクレーンに備え付けておく義務がある(クレーン則第11条)
  • 検査証のないクレーン・有効期間切れのクレーンを使用することは違法
  • 検査証を紛失した場合は再交付の手続きが必要
移動式クレーン運転士の過去問・AI問題演習はこちら
公表問題2回分80問が無料。AI生成問題(¥980・買い切り)で初見問題に慣れておくと安心です。
→ 移動式クレーン運転士 過去問・AI問題演習を使う
この記事を書いた人

業種別のツールを、一人で作っています。開業前の収支シミュレーター、法定研修キット、資格の問題集。どれも、厚生労働省の告示や調査の原文を自分で確かめてから数字を組み込んでいます。使う人が「この数字、合ってるか」と不安になるようなツールは作りたくないので。

上場企業で20年間、営業ひとすじ。電話営業・インサイドセールスから、約70名のチームのマネジメントへ。現場で「根拠のない数字」が判断を狂わせる場面を見続けてきたせいか、ツールを作るときも出典を確かめずにはいられません。

ご質問はメールで。電話・面談はしていません。

fufumumu_designをフォローする
Uncategorized
fufumumu_designをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました