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クレーン・デリック運転士の「力学に関する知識」で頻出する数値計算問題を一問一答形式でまとめます。電卓は使えない試験のため、整数・代表的な小数で解ける問題設計になっています。
出典:安全衛生技術試験協会「クレーン・デリック運転士(限定なし)公表問題」
よく出る計算問題の種類
| 出題テーマ | 使う公式 |
|---|---|
| モーメントのつり合い | モーメント = 力 × 距離 |
| 2力の合力(直角) | F = √(F1² + F2²) |
| ワイヤロープの張力 | T = W ÷ (2 × cos(θ/2)) |
| 物体の重心・安定 | 安定モーメント vs 転倒モーメント |
一問一答:モーメント
Q. 支点から3mの位置に600Nの力が作用するときのモーメントは何N・mか?
→ 600 × 3 = 1,800N・m
Q. 支点から左2mに500Nの力、右Xmに250Nの力が作用してつり合っている。Xは何mか?
→ 左のモーメント = 右のモーメント:500 × 2 = 250 × X → X = 1,000 ÷ 250 = 4m
一問一答:2力の合力(直角)
Q. 水平力300Nと垂直力400Nが直角に作用するときの合力は何Nか?
→ √(300² + 400²) = √(90,000 + 160,000) = √250,000 = 500N
Q. 水平力60Nと垂直力80Nが直角に作用するときの合力は何Nか?
→ √(60² + 80²) = √(3,600 + 6,400) = √10,000 = 100N
一問一答:ワイヤロープの張力
Q. 2本のワイヤロープで1,000Nの荷をつるとき、2本ロープがなす角(開き角)が60°のとき1本のロープの張力は何Nか?
→ T = 1,000 ÷ (2 × cos30°) = 1,000 ÷ (2 × 0.866) = 1,000 ÷ 1.732 ≈ 577N
Q. 開き角が120°のとき、1本のロープの張力は荷重Wに対して何倍か?
→ T = W ÷ (2 × cos60°) = W ÷ (2 × 0.5) = W ÷ 1 = W(1倍)
頻出の数値まとめ(暗記用)
| 三角関数の値 | sin | cos |
|---|---|---|
| 30° | 0.5 | 0.866(≒√3/2) |
| 45° | 0.707(≒1/√2) | 0.707 |
| 60° | 0.866 | 0.5 |
- 3-4-5の三角形(合力計算で多用):3² + 4² = 5²
- 6-8-10の三角形(3-4-5を2倍)
- 5-12-13の三角形(まれに出題)
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本記事は安全衛生技術試験協会の公表問題に基づきます。受験前に公式サイト(https://www.exam.or.jp/)でご確認ください。

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