クレーン・デリック運転士の科目免除とは|対象者・免除科目・申請手順

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クレーン・デリック運転士の試験では、一定の資格や経歴を持つ方が試験科目の一部を免除される制度があります。科目免除を受けることで学習範囲が絞られるため、合格率が高まります。この記事では免除の対象者・免除科目・申請手順を解説します。

出典:クレーン・デリック運転士免許規程(厚生労働省令)・安全衛生技術試験協会 受験案内

科目免除の対象者と免除される科目

移動式クレーン運転士免許取得者

移動式クレーン運転士免許(限定なし)を持っている方は、クレーン・デリック運転士(限定なし)の試験において次の科目が免除されます。

  • 原動機及び電気に関する知識
  • 力学に関する知識

揚貨装置運転士免許取得者

揚貨装置運転士免許を持っている方は、次の科目が免除されます。

  • 力学に関する知識

クレーン・デリック運転士(クレーン限定)免許取得者

クレーン限定の免許を取得している方がクレーン・デリック運転士(限定なし)を受験する場合は、次の科目が免除されます。

  • 原動機及び電気に関する知識
  • 力学に関する知識

科目免除を受けた場合の試験の変化

免除される科目数は保有免許によって異なります。試験の変化例(2科目免除の場合)は次のとおりです。

状態 問題数 合格基準
免除なし(通常) 40問(4科目×10問) 総合60%以上・各科目40%以上
2科目免除 20問(2科目×10問) 免除なし科目で各40%以上・総合60%以上

免除申請の手順

ステップ1:免除に必要な書類を確認する

免除申請に必要な書類は、持っている免許の種類によって異なります。一般的に必要な書類は次のとおりです。

  • 既取得免許の免許証(原本またはコピー)
  • 受験申請書に免除事由を記載

ステップ2:受験申請書に記入する

安全衛生技術試験協会の受験申請書に、免除申請の項目を記入します。免除の根拠となる資格名・免許番号も記入します。

ステップ3:申請書類を提出する

試験センターまたは安全衛生技術試験協会の事務局に申請書類を提出します。

科目免除のメリットと注意点

メリット

  • 学習範囲が狭まり、合格しやすくなる
  • 試験時間が短くなる(免除分の問題がないため)
  • 力学・電気などの難しい科目を回避できる

注意点

  • 免除申請は事前に行う必要があります。当日に申請はできません
  • 免除の適用は受験申請書に基づくため、書き忘れると通常試験として扱われます
  • 免除対象の免許証・修了証は申請時に提示が必要な場合があります

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本記事は安全衛生技術試験協会の受験案内および厚生労働省令に基づきます。最新情報は公式サイト(https://www.exam.or.jp/)でご確認ください。

この記事を書いた人

業種別のツールを、一人で作っています。開業前の収支シミュレーター、法定研修キット、資格の問題集。どれも、厚生労働省の告示や調査の原文を自分で確かめてから数字を組み込んでいます。使う人が「この数字、合ってるか」と不安になるようなツールは作りたくないので。

上場企業で20年間、営業ひとすじ。電話営業・インサイドセールスから、約70名のチームのマネジメントへ。現場で「根拠のない数字」が判断を狂わせる場面を見続けてきたせいか、ツールを作るときも出典を確かめずにはいられません。

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