消防設備士 乙7の法令類別4問の攻略。施行令第22条・施行規則第24条の2の頻出パターン

資格

消防設備士 乙種第7類の筆記試験には、「消防関係法令(類別)」として4問が出題されます。出題範囲は漏電火災警報器に関する施行令・施行規則に絞られていて、覚える量は少ないです。この記事では、4問すべてを取りにいくための頻出問題パターンと、誤りやすい選択肢を整理します。

問題をすぐに解いてみたい方は、こちらのアプリをご利用ください。
▶ 消防設備士 乙種第7類 問題集

法令類別4問の出題範囲は2つの条文に集中している

乙7の法令類別は、次の2つの条文を中心に出題されます。

条文 内容 出題のポイント
消防法施行令第22条 漏電火災警報器の設置義務がある建物の条件 延べ面積・用途・構造の要件
消防法施行規則第24条の2 変流器・受信機の設置基準 設置位置・電線の通し方・設置場所

この2条文を「どんな問いに対してどう答えるか」という形で覚えることが、法令類別4問を確実に取るための最短ルートです。

施行令第22条の設置義務条件。「延べ面積」と「用途」が頻出

消防法施行令第22条は、漏電火災警報器の設置義務がある建物の条件を定めています。試験では「次のうち、設置義務がある建物はどれか」という形式で出題されます。

設置義務が生じる主な条件は次のとおりです。

用途 設置義務の条件(延べ面積等)
契約電流容量50Aを超えるものを使用する建物 延べ面積150m²以上(木造・準耐火・耐火以外の構造)
特定防火対象物(飲食店・物販店・旅館など) 延べ面積300m²以上
非特定防火対象物(事務所・工場・倉庫など) 延べ面積1,000m²以上
準耐火建築物・耐火建築物以外の特定防火対象物 延べ面積150m²以上

試験で誤りやすいポイントは、「延べ面積の数値を建物用途と組み合わせて問う」形式です。「特定防火対象物は300m²以上、非特定は1,000m²以上」という組み合わせを確実に覚えておきます。

施行規則第24条の2の設置基準。変流器の位置と電線の通し方が頻出

消防法施行規則第24条の2は、漏電火災警報器の変流器・受信機の設置基準を定めています。この条文からは「変流器をどこに設置するか」「電線をどう通すか」という問題が繰り返し出ます。

頻出の設置基準をまとめます。

項目 正しい内容 根拠
変流器の設置位置 引込口に最も近い箇所 第24条の2第1項第4号
電線の通し方 往路と帰路の両電線を変流器に通す 第24条の2第1項第3号
受信機の設置場所 常時人がいる場所 第24条の2
屋外に設置する変流器 防雨型を使用する 第24条の2第1項第2号

試験に出る誤りやすい選択肢のパターン

法令類別の問題では、条文の内容を意図的に変えた誤りの選択肢が入ります。よく使われるパターンを確認しておきます。

変流器の設置位置については、「分電盤内に設置する」「引込口から最も遠い箇所に設置する」という選択肢が誤りとして登場します。正しくは「引込口に最も近い箇所」です。

電線の通し方については、「往路の電線のみを通す」という選択肢が誤りです。往路・帰路の両電線を通すことで、電流の差分(漏電電流)を検知できます。片方だけでは検知できません。

受信機の設置場所については、「屋外の見やすい場所」という選択肢が誤りです。受信機は常時人がいる場所(管理室・守衛室など)に設置します。

業務区分の出題パターン。乙7は整備・点検のみ

消防法第17条の5が根拠となる業務区分の問題も、法令類別で出ることがあります。

乙種第7類の免状で行える業務は整備と点検のみです。工事(電路への接続等)は含まれません。試験では「乙7の免状でできること」を問う選択肢として確認されます。

免状の種類 できる業務
甲種(1〜5類) 工事・整備・点検
乙種(1〜7類) 整備・点検のみ
乙種第7類 整備・点検のみ(7類に甲種は存在しない)

法令類別4問を取るための優先暗記事項

法令類別4問すべてを取るために、次の5項目を最優先で覚えます。

  • 設置義務の延べ面積:特定防火対象物300m²以上・非特定1,000m²以上(施行令第22条)
  • 変流器の設置位置:引込口に最も近い箇所(施行規則第24条の2第1項第4号)
  • 電線の通し方:往路・帰路の両電線(施行規則第24条の2第1項第3号)
  • 受信機の設置場所:常時人がいる場所(施行規則第24条の2)
  • 乙7の業務範囲:整備・点検のみ(消防法第17条の5)

法令類別は出題数4問と少ないですが、範囲が絞られているため得点しやすい科目です。上の5項目を繰り返し確認して、確実に得点できる状態にしておきます。

問題をすぐに解いてみたい方は、こちらのアプリをご利用ください。
▶ 消防設備士 乙種第7類 問題集

この記事を書いた人

業種別のツールを、一人で作っています。開業前の収支シミュレーター、法定研修キット、資格の問題集。どれも、厚生労働省の告示や調査の原文を自分で確かめてから数字を組み込んでいます。使う人が「この数字、合ってるか」と不安になるようなツールは作りたくないので。

上場企業で20年間、営業ひとすじ。電話営業・インサイドセールスから、約70名のチームのマネジメントへ。現場で「根拠のない数字」が判断を狂わせる場面を見続けてきたせいか、ツールを作るときも出典を確かめずにはいられません。

ご質問はメールで。電話・面談はしていません。

fufumumu_designをフォローする
資格
fufumumu_designをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました