消防設備士 乙6 前日にやることは「確認」だけ

乙6試験の前日にやるべきことは「新しいことを覚えない・今まで覚えたことを確認する」だけです。法令の条文番号・設置基準の数字・消火器の部品名称・内部点検の判断基準を一覧で見直すだけで、当日の正答率は5〜10%上がります。

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前日にやることは「確認」だけ

試験前日に初めて見る問題を解こうとすると、かえって混乱します。前日の学習目的は「すでに学んだことの再確認」です。具体的には次のことに絞ります。

法令共通6問の頻出テーマ(設置義務・点検報告頻度・罰則条文番号)を見直す。法令第6類4問の数字(歩行距離20m・設置高さ1.5m・大型30m)を確認する。構造機能整備の蓄圧式・加圧式の違いと内部点検の開始年(蓄圧式5年・加圧式3年)を確認する。実技(鑑別)で問われる部品名称を指差し確認する。

前日の最終確認チェックリスト(法令・数字)

確認項目 正解
消火器設置が必要な特定防火対象物の延べ面積 150㎡以上
消火器設置が必要な非特定防火対象物の延べ面積 300㎡以上
歩行距離の基準(普通消火器) 20m以下
歩行距離の基準(大型消火器) 30m以下
設置高さ(床面から) 1.5m以下
点検報告頻度(特定防火対象物) 1年に1回
点検報告頻度(非特定防火対象物) 3年に1回
法定講習(初回)の受講期限 免状取得後最初の4月1日から2年以内
蓄圧式の内部点検開始年 製造後5年
加圧式の内部点検開始年 製造後3年

前日の最終確認チェックリスト(部品名称)

実技(鑑別)で写真問題として出やすい部品は以下のとおりです。指差し確認で名称を口に出して練習します。

安全栓・レバー・ノズル・ホース・指示圧力計・キャップ・サイホン管・加圧用ガス容器・粉上り防止用封板(加圧式のみ)・ガス導入管(加圧式のみ)。これら10部品の名称と機能を言えるようにしておきます。

試験当日の準備と時間配分

試験当日は筆記(1時間)と実技(35分)の計1時間35分で行われます。CBT試験(コンピュータ方式)の場合も解答時間は変わりません。

試験当日の心がけとして、筆記は法令から始めて確実に取れる問題から解きます。分からない問題は後回しにして、まず全問に目を通します。実技は問題文を読んで機器名・部品名・判定理由の3点を答えられるか確認します。筆記と実技の両方で60%以上(各科目40%以上)取ることが合格ラインです。

前日にやってはいけないこと

睡眠不足になるまで深夜に勉強することは避けます。記憶の定着は睡眠中に行われるため、前日は7〜8時間の睡眠を確保します。新しい参考書や問題集を開くことも避けます。初見の問題を解いて解答を確認する時間はなく、かえって不安が増します。

まとめ

前日の学習は「数字と部品名称の確認」に絞り、新しい情報を詰め込まないことが鉄則です。法令の数字(150㎡・300㎡・20m・30m・1.5m)と内部点検の開始年(蓄圧式5年・加圧式3年)を確認し、実技の部品名称を口に出して練習すれば十分です。前日は20時頃に学習を終え、しっかり睡眠をとって本番に臨みましょう。

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この記事を書いた人

業種別のツールを、一人で作っています。開業前の収支シミュレーター、法定研修キット、資格の問題集。どれも、厚生労働省の告示や調査の原文を自分で確かめてから数字を組み込んでいます。使う人が「この数字、合ってるか」と不安になるようなツールは作りたくないので。

上場企業で20年間、営業ひとすじ。電話営業・インサイドセールスから、約70名のチームのマネジメントへ。現場で「根拠のない数字」が判断を狂わせる場面を見続けてきたせいか、ツールを作るときも出典を確かめずにはいられません。

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