美容院の開業

美容院の開業

美容院の開業資金は公庫で借りられる。生活衛生新企業育成資金の特徴と、記入例の返済計画。

美容院の開業資金は公庫の「生活衛生新企業育成資金」で借りられます。設備資金20年以内・運転資金10年以内(据置5年以内)が融資期間の上限です。公庫の記入例(美容業)では、1,030万円を自己資金330万円(32%)・公庫500万円(月7万円×72回)・信用金庫200万円(月3万円×67回)で調達し、月の元金返済は合計10万円です。
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美容院を開業するまでの流れ。保健所の事前相談から開設届・立入検査・開業まで。

美容院(美容所)の開業は、保健所への事前相談→内装工事→管理美容師講習→開設届の提出→立入検査→開業の順番です。美容師法第11条に基づく届出と立入検査(手数料24,000円・東京都)が義務で、確認を得る前には営業できません。管理美容師講習の受講料は20,000円(理容師美容師試験研修センター)。スケジュールと費用の詳細を手続きの順に整理します。
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美容院の家賃の適正額は、軌道後の売上の7%が記入例の水準。創業当初は10%を超える。

公庫の創業計画書 記入例(美容業・2025年4月版)では月の家賃は10万円で、軌道後の月商142万円に対して7.0%、創業当初の93万円に対して10.8%になります。家賃が固定費なので、売上の成長とともに比率は下がります。全国の美容業の諸経費率は36.2%(経営指標調査2025年度)で、家賃はその中に含まれます。
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美容院の創業計画書「事業の見通し」は4段で書く。公庫の記入例(美容業)の数字と計算の根拠。

公庫の創業計画書「9 事業の見通し(月平均)」は、売上高①・売上原価②・経費の合計③・利益①−②−③の4段を、創業当初と軌道後の2列で書く様式です。公庫の記入例(美容業・2025年4月版)では創業当初が売上93万円・利益38万円、軌道後が売上142万円・利益53万円です。利益から借入元金10万円・税金・事業主の生活費を払う構造を整理します。
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美容院の損益分岐点は、固定費÷限界利益率で出る。公庫の記入例で計算すると月商79万円。

美容院の損益分岐点は、固定費を限界利益率で割って求めます。公庫の記入例(美容業・軌道後)で計算すると、固定費67万円÷限界利益率85%≒78.8万円(約79万円)です。記入例の計画月商142万円の56%の水準で、原価率15.6%(限界利益率84.4%)の美容院は、同規模の飲食店より損益分岐点が低くなります。1日の客数に換算すると5.1人(3台合計)です。