10年以上働いているスタッフに、一度聞いてみてください。
「最初に、なぜここを選んだんですか」と。
返ってくる答えは、求人票に書いてあることではないことが多いです。「見学に行ったとき、廊下を歩いているスタッフが利用者さんに声をかけていて、その言い方が良かった」「夜勤明けのスタッフの顔を見て、疲れているけど表情が暗くなかった」「施設長が現場に出ていた」。
そういう話が出てきます。
求職者が本当に見ているもの
介護職を探している人は、施設の「空気」を見ています。
時給や勤務時間は求人票で確認できます。でも「ここで長く働けるかどうか」は、求人票からはわかりません。
介護の現場を知っている人ほど、見るポイントが具体的です。
廊下の匂いはどうか。これは介護経験者なら一瞬でわかります。換気が行き届いていて、清潔に保たれている施設は匂いが違います。見学に行って匂いで判断した、という話は現場では珍しくありません。
スタッフが利用者さんに話しかけるときの「声の温度」はどうか。業務的な声かけなのか、その人に向けた言葉なのかは、数秒見ていればわかります。
申し送りの言葉の選び方はどうか。引き継ぎのときに「○○さんが」という言い方をするか、「の方が」という言い方をするかで、その施設の文化がある程度わかります。
余裕のある施設かどうか。廊下を歩くスタッフのスピードを見れば、現場が回っているかどうかが伝わります。
これらは見学に来た人だけが知ることができる情報です。ホームページからは伝わりません。
なぜ長く続けているのか、を聞いてみると
長く働いているスタッフに「今も続けている理由」を聞くと、採用に直接使える言葉が出てきます。
「利用者さんの名前を覚えて、その人の好みに合わせたケアができるようになってから、仕事が面白くなった」「上の人が現場を知っているから、変なことを押しつけられない」「愚痴を言える相手がいる」「シフトの融通を聞いてもらえた経験がある」。
こういう言葉は、求人票には書けません。でも、これを読んだ求職者は「ここは現場のことを考えてくれる施設かもしれない」と感じます。
最初の採用の入り口になったのが「見学のときの空気」で、長く続けている理由が「現場が動きやすい」であれば、その2つはつながっています。最初の印象と、実際に働いてみた結果が一致していた、ということです。
その一致が、定着率に関係しています。
ホームページで伝えられること、伝えられないこと
求人票は条件を伝えるものです。時給、勤務時間、雇用形態。それ以上を書く欄がありません。
ホームページは、それ以外を伝える場所です。
スタッフの顔と名前と一言。施設長が何を大切にしているか。どんな利用者さんがいて、どんなケアをしているか。見学に来なくても「空気」が伝わるようなページを作ることが、求人票との大きな違いです。
介護職の求職者は、複数の施設を比べています。条件が似ていれば、最後は「ここで働けそうか」という感覚で選びます。その感覚を作る場所が、ホームページです。
ホームページがない施設、あっても施設概要だけの施設は、その判断材料を求職者に渡せていません。
【採用担当者さんへ】
長く働いているスタッフが最初に選んだ理由と、今も続けている理由。この2つを聞いて、ページに載せるだけで、採用ホームページは変わります。
採用専用のページ(採用LP)は、求職者に「ここで働きたい」と思ってもらうことだけを目的に作ります。スタッフの声、施設の雰囲気、代表のメッセージ。スマートフォンで読みやすい形に整えて、求人票では伝えられないものを届けます。
よければ、サンプルを一度ご覧ください。
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