危険物乙6について
危険物取扱者乙種第6類(乙6)は、第6類危険物(酸化性液体)を取り扱うための国家資格です。試験は一般財団法人消防試験研究センターが実施し、受験資格は不要(誰でも受験可)です。
試験は筆記のみ35問(2時間)。科目は「危険物に関する法令」(15問)・「基礎的な物理学および基礎的な化学」(10問)・「危険物の性質ならびにその火災予防および消火の方法」(10問)の3科目です。合格基準は各科目60%以上かつ全体60%以上。
乙6の合格率は乙種全体では60〜70%前後と乙4(約37%)より高く、比較的取得しやすい資格です。乙4を含む乙種4種類以上を取得すると甲種の受験資格が得られるため、甲種を目指す方が乙6を取得するケースが多くあります。
第6類危険物はすべて指定数量300Lです(消防法別表第一より)。
| 品名 | 化学式 | 指定数量 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| 過塩素酸 | HClO₄ | 300L | 無色・発煙・強酸化性。有機物と激しく反応 |
| 過酸化水素 | H₂O₂ | 300L | 無色・分解すると水+酸素。36重量%以上が対象 |
| 硝酸 | HNO₃ | 300L | 無色〜淡黄色・発煙・腐食性。金属と反応しNOₓ発生 |
| 三フッ化臭素 | BrF₃ | 300L | 強酸化性・水と激しく反応。消火:乾燥砂 |
| 五フッ化臭素 | BrF₅ | 300L | 強酸化性・水と激しく反応。消火:乾燥砂 |
| 五フッ化ヨウ素 | IF₅ | 300L | 強酸化性・水と激しく反応。消火:乾燥砂 |
第6類危険物(酸化性液体)はすべて「自らは燃えないが、他の物質の燃焼を促進する酸化性液体」です(消防法別表第一)。
共通の危険性:有機物・可燃物と接触すると発火・爆発の危険があります。腐食性・毒性が強く、皮膚・眼・呼吸器への影響に注意が必要です。多くは酸化窒素ガスや腐食性蒸気を発生します。
消火方法:過塩素酸・過酸化水素・硝酸の火災(周辺の可燃物の火災)には大量の水が有効です。三フッ化臭素・五フッ化臭素・五フッ化ヨウ素は水と激しく反応するため、乾燥砂を使用します。
貯蔵:換気の良い冷所で遮光して保管し、可燃物・有機物から離します。耐腐食性の専用容器(ガラス・ポリエチレン等)を使用します。
| 項目 | 乙種第6類(乙6) | 乙種第4類(乙4) |
|---|---|---|
| 対象危険物 | 酸化性液体(自ら燃えない) | 引火性液体(燃える) |
| 指定数量 | すべて300L | 50L〜10,000L(品名による) |
| 合格率 | 60〜70%前後(比較的高い) | 約37%(比較的低い) |
| 受験者数 | 乙種の中では少ない | 年間数十万人(最も多い) |
| 主な受験層 | 化学工場・研究機関・甲種目指す方 | ガソリンスタンド・石油化学 |
甲種危険物取扱者の受験資格は「乙種4種類以上の免状取得」が一つの方法です。乙4を持っている方が乙6も取得することで甲種受験に近づけます。
※確認済み問題集は、消防法・消防法施行令・危険物の規制に関する政令・規則の条文を根拠に、AI(GPT-4o-mini)が生成した問題を制作者が1問ずつ照合・修正したものです。公式の過去問題は消防試験研究センターの著作物であり、このアプリには掲載していません。AIが生成する問題は本番の問題そのものではありません。AI生成のため誤りが残る可能性があります。間違いを見つけたら報告ボタンで教えてください。
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